柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

本音

2008-02-19 08:40:18 | Weblog
餃子事件、どうなるんでしょうね。いつの間にかのうやむやってのが第一、中国が国内での混入なり塗布なりではないと公式に発表する、そんなことはないと日本が反発する、そのままで終わる、が第二、その三は犯人を挙げてただの些末な怨恨事件に仕立てて終わりにする。仕立てるというのは隠すという意味ですもちろん、じゃぁ何を隠すんだ?自国(中国)の衛生事情食品事情、北京オリンピックを前にして悪評はまずいです。もう一つ、今盛り上がっている反日運動に水を差すわけにはいかないです、日本に頭を下げることはしたくないでしょう。包装ラップ材の外側に振りかけてあったり、穴が開いていて袋の中にも農薬が検出されたりすれば、これは日本ででもできることでしょう、でも穴の開いていない袋の内側にもあり、餃子の皮にではなく具の中に検出されたとなるとこれは製造過程での出来事でしょう、そんな区別は素人でもできますわね。そう攪乱するために犯人は更に手の込んだトリックを考えていた!なんてことになると、これは大量殺害を意図した(サリンのような)テロではなくてそれこそひと迷惑な怨恨事件だということです。中国がどう出るかですな。こんな事で日本に借りを作りたくない、頭を下げたくない、が本音でしょうからね。
 東芝が撤退決めました、ハイビジョンディスク競争。昔のVHSとベータとの争いに準えて、同じ繰り返しだと新聞は非難調でもあります。誰かもっと早くに解決できなかったんかい?!といういつもの後出しじゃんけんですが、大きな市場と踏めばこその競争だったんでしょうにね。どのタイミングで決めてもその時点で負ける(損する)人がいるんです、無茶を言うてはなりませぬ。で、今朝の天声人語上手く言っています、ハイビジョンのレコーダー(プレーヤー)が普及しても、インターネットからデータをそのままパソコンに取り込めばディスクもプレーヤーも要らぬという寸法、VHSが大勝ちしたときのようにはならぬだろうと話を振って「鍋から口へとはしを運ぶことを、礼儀作法では下品と言い、映像ビジネスの世界では進化と呼ぶ」と。なるほど。コラム子はこのフレーズが浮かんだとき嬉しかったでしょうね。うまい!でしょう?
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 資質 | トップ | 手のひら »

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事