柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

律速

2008-05-20 08:40:09 | Weblog
福岡県警の56歳巡査部長が売春斡旋していたという話です。驚かなくなりましたねぇもう。もちろん例外は少なくとも同じ数だけあるのでしょうが、捕まえられる方と捕まえる方と、人種はきっと同じ者達が集まっているのです。人種というのはもちろん human race のことではなく、気質、性格、性分、品性、人格の似通った者という意味です。どこかの暴力団事務所に警官大勢で踏み込む(ガサ入れ)画像がよく報道されますが、どっちがやくざかわからぬ風体の警官が多いでしょう?神戸県警と山口組のなれ合いは有名でしたし。取り締まる側(権力側)と「られる」側とのなれ合いは、人種まで一緒でなくても有り得ることです、たっぷり金握らせるとか十分に甘い汁振りかければ緩むところは緩みましょう。でも、人種が同じであれば今回の事件のように自らが手を染めるってわけです。先日有罪判決受けた「ヤメ検」弁護士もそうです。犯罪取り締まる側の人間が犯罪に加担する、逃げ道を知ってますから、また部長ともなれば下の者に抑えが効くんでしょう「黙っとけ」ですむこともありましょう、重宝されますわね悪者側には。そうやって向こうは向こうで取り込んでいくんですが、白い奴を黒に変えるんじゃないんです、もともと黒い奴を連れてくるんですから事は簡単ですわ。もともと黒い奴、それを同じ人種と言いました。同じ穴の狢。類は友を呼ぶ。こういうことには人は大昔から気づいていて、癖は直らないとか、匂いに釣られていくとか表現して極道息子やら仕事しないごくつぶし達に溜息ついてきたのです。そういう奴らはきっと大勢でつるんでますからね。警官ともあろう者が!!という誹りは残念ながら当たらないのです、もともとそういう奴が警官やってたんです。人は制服で作られるって言ったのはナポレオンでしたか、役が付くと人はそういう顔になっていきますね、これは誰でもが経験することでしょう。その逆ですね、つまり人は制服に従うんです、その人の性分や品性なんてわかりませんから。あの服着ていれば高潔な正義難の強い庶民の味方のお巡りさんのはずなんです。違ったらおいおい!なんですが、くどいですがそうじゃない奴が警官やってたというだけのことです。権力笠に着て弱い者いじめするような奴だったってだけのことです。売春唆すにしても、俺の言うこと聞かなければこれこれこういう罪で引っ張るぞなんて脅す。従っても背いても捕まってしまうなんて袋小路に追いつめて強要する。まさに唾棄すべき下郎、ゲス野郎ですがこれも仕方のないことなんでしょう。世の中善人だけで回ってはいません。少なくとも同じ数だけの非善人がいます。その雑多性こそが社会なのです。それを正せるは直接の上司しかいません。いつもの結論になってしまいますが、いかに私達が優秀なトップを戴けるか。世の中の良い悪いはひとえにここで律速されるのです。そう思います。
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