柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

従進

2020-07-23 09:51:52 | Weblog

大阪で100人越えて、愛知(名古屋)も福岡もどんどん増えます。これほどに単純則ならば抑え込む(感染拡大抑止)は容易なことです、尾身さん言うている通り。が、そうは行かない。感染(病気)で死ぬか、困窮で自死するかの選択だ、今は後者が切迫しているのです。だから無理矢理でも人を動かさねばならぬ、Gotoです。東京発着を外したはいいけれど(よくはないのですが)途端に首都圏や他の大都会が同じ状態になって、なにやってるの?の顛末。キャンセル料をどうするこうするやってるうちにあざ笑うかのように拡大する。若者って何歳?年寄は?団体は何人まで?口とがらして非難する奴らに腹が立つ。で、予定は予定で旅支度の皆が動き始める。沖縄へあちこちへ。夏の4連休ですから。本来ならば明日が五輪の開会式、そのための休日設定でしたがこれも皮肉なことで。地方は(当県当地もそうです)持って来るな!と念じている。されど観光地はそうも言うてはいられない。今朝の新聞に野田秀樹が公演を打つと記事にありました。もちろん東京でのことです、先の小劇場のクラスター騒ぎもものかわですが、こんなビッグネームがこの時期に。なんでも差別を題材にしたオリジナル本だそうでこの時期に適当だと打つそうです。ビッグネームだから演る、今だから演る。いいんですが、ま、東京で今さら少々増えてもそこで賄ってくれてるならばと余所者は思ってはいます。皆覚悟のうえで観にも行くのでしょうから銘々はそれでいいのですが、地方からわざわざ行く者がいますからね、連中が持って帰るわけです、こっちは迷惑ですわ。当県でもぽつりぽつりと増えてます、ユーチューバー騒ぎの後に、大阪の大学に通ってる女子学生が帰省してきて感染が判明したと。どれも「持ち込み」です。感染拡大を免れている県知事たちの心持ち、言葉こそ棘のないように選んではいますが、共通するのは持ち込んでくれるな!の一点です。こうなると勢い排除傾向になりますね。余所者来るな、盆は帰るな。当地でも皆言うてますよ。身内の葬式や法事に帰るに帰れないのも仕方ない。当然の感情です、良い悪いじゃないです。それが差別じゃないか?今は来るなと言うてるだけ。あなたを差別してはいない。感染拡大防止と金の回り。どちらを選んでも非難を浴びる、どちらも進めるしかない、そして政府は現行を選んだというわけです。常識ある silent majority は従い進むのみです。

 

 

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