柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

見目

2016-01-11 10:25:38 | Weblog
相撲も始まりました。照ノ富士、この業界で言う体力差(他のスポーツではフィジカルと呼びます、体格差)で勝ちました。深く両差しされて危なかったところ、昔の貴ノ浪よろしく小さな相手を抱え込んでこらえてこらえて向こうが疲れたところを待って、強く両腕(かいな)をきめてゆっくり出て行く。スローモーション見るように寄られてキメ出される。これも相撲の醍醐味の一つでしょうが、大きいのが体力差で押しつぶすは、日本人の勝負感に沿わぬことでしょう、柔よく剛を制す、山椒は小粒でも・・が美意識ですから。それは元々の体格差を克服する精神論でもあります。小錦がそうでした、曙も、バルトもそうでしたね(漢字の当て字忘れました)、デカイ奴を転がす舞ノ海や貴闘力にやんやの喝さいですから。情けないのが相変わらずの稀勢の里です。安美錦ですわ相手が、取り直しの後ですよ、天皇皇后両陛下のご来臨下の土俵でしたが、天皇陛下もそのくらいは想定されたでしょうに、そのまんま注文にはまって・・解説の北の富士も言ってました、あんなに低く行かなくても・・。どっちの体格が大きいのよ。だから横綱になれぬのですがね。日馬富士が今場所もいいですよ。速い、当たりが強い。白鵬の盤石さに陰りが見えますから、怪我さえなければの条件付きですけれど。でも、皆モンゴル勢です。これももういいですか。
 駅伝やマラソン、相撲以外は実はあまり見ないのですが、昨日はここでも書きましたが昼間にあれこれ中継がありました。女子バスケットの日本選手権見てました、エネオスの圧勝でした、渡嘉敷という絶対のセンターエースがいるので順当勝ちですが、どちらもガード(ボールを運ぶ、ゲームメイカーであることの多い小さめの選手)がクルクル動いてこ小気味よいこと。気付いたことです、NBAに近いのは女子バスケットの方かなと。NBAの選手は圧倒的な個人技の持ち主達です、日本の男の試合と比べるとこりゃ遠いなと感じるのです。女子の方が近い。速さでしょうか見た目の。その後、高校女子サッカーの決勝戦見ました。ああ、こちらは・・。なでしこに遠く及ばぬレベルです。男子の高校サッカーはそれなりで、個人技もスピードもJリーグ系の下部という感じですが、女子は・・。女子特有、と言ったらスポーツ女子に怒られるかもしれませんが、ボディーコンタクトに弱い、すぐこける、狭い所でこちょこちょしすぎ。そう思うとなでしこのレベルは高いんですねぇ。いやいや堂々の世界レベルですから(男子と違って世界の五本指です)当然なのですが、素人目に明らかな差。こっちの目が肥えてきたのか、本来こんなものなのか。後者でしょうけれど。
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