柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

糊塗

2013-09-29 08:30:21 | Weblog
朝ドラ「あまちゃん」終わりましたが、それが新聞ネタです。こんなことなかったでしょう?週刊誌も大騒ぎです。次が大変じゃなぁ、気の毒に。
 日曜朝のTBS関口宏の「政治」番組、私だけではなくて私のようなトンガリ思考とは真逆の、左の臭いを感じている人は多いらしく、月刊誌に大叩きの記事を見つけて、ニヤニヤしていたことでしたが、今朝もしっかりやってくれます。JR北海道のあの一連の怠業事件に対してリベラル保守の典型(間違って自民党総裁までなった左翼さんなのですが)河野洋平が言ってました、そもそも民営化が間違いだったんだ、広大な土地に私鉄等他の交通機関がなく、人口の減少が想定されていた中でと、当然の結果のように言ってました。国鉄民営化は中曽根さんの時でしたね、その時もこの人いたんですよ議員で。もっとも自民党員だったか、飛び出して新自由クラブにいたのか知りません、後者であれば、だから俺は反対したんだとか言うかもしれませんが。そんな所に原因を持って行って、今更に第三セクター化して(税金つぎ込んで)本当の理由を隠していいんですかね。本当の理由、ですか。怠業でしょう。労組主導の怠業。一旦バレたら全部晒すってのが今の風潮です、そんなのは潔くも何ともないことですがどの組織もやりますね、もうないですと言った後に出てくるよりましだという保身です。頭下げればいいと思ってる。金がないからこうなった、のでしょうが、金がないから人件費削除(人員整理)した結果、具体的な保守点検作業に人を回せなかったという言い訳は利かないでしょう、マスコミが騒ぎだした途端に即日で100箇所近い不良地区の点検補修がなされてますからね。動かそうと思えば動かせたんです、人はそこにいた、ただ動かなかっただけ。それをあの社長が組織の問題と言ったのでしょう。命令を聞かない。労働条件やら賃金闘争やらを盾に動かない。年金問題で明らかになった保険庁の大怠業と全く同じ構図。元々北海道はそういう地域的思想的特徴があるんでしょう、極左横路さんを産んだ土地、北教組の不祥事はご存知の通り、労組は強い。国鉄マン(鉄道マン)の心意気や鉄路の安全を守る職業意識、職人気質はどこへ行った?なんて問題をすり替える論調が声高です。そしてきっとこういう常套句も出てきましょう、まじめで勤勉な鉄道マンは多いのだ、なのに…の流れ。公共インフラへの対応、民間のできごとと知らん顔するか国費投入するか。折しも東電に任せっぱなしにしたから原発事故が収束しないという方向に安倍さんが舵を切った頃、政府の大きさの問題以外に「瑞穂の国の資本主義」が問われることでもあるのでしょう。官から民へ、民間でできることは民間へ。この間違いを補正するときです、アメリカの惨状を知るべき時です。そう思いますねぇ。
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