柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

繰言

2010-03-22 08:18:06 | Weblog
先日の新聞記事です、サッカー協会はW杯で四強に入ると本気で信じているらしく、それによる収入増を見込んで今年の予算を14億円も増やしたんだそうです。国内代表戦の観客数を現在の36,000人から41,000人に増員見込みなんだそうです。記事の見出しがとらぬ狸の皮算用、大丈夫?でした。その通り。この業界(サッカー界)が一番神風信仰の強いところです、一番皮算用してきたところです、ですから今に始まったことではないし大して驚かないにせよ、ま~だそんなこと言ってるか?!と呆れるのも確かなことです。ほんとに大丈夫かいなそんな大ドンブリ勘定で。実は私が大体そういう体質(どんぶり)なのでわからぬでもないです、やってみにゃあわからんぞい!!で振り回してきましたから。でもそれにしてもです。こんな数字を衒いも照れもなく出すところ、大真面目(なんでしょう)なところがねぇ。大体はじめの前提が無理ですよ、誰に聞いてもそう言うでしょうに。ワールドカップで四強?私は予選リーグ敗退と思います。サッカーファンの皆様、いかがですか。
 甲子園が始まりました。我が母校は甲子園には足跡を残してきているのですが、ここ何十年も予選負けが続いていて、遥か遠い夢舞台です。菊池とか中田とかそれなりに注目選手は散発しますが、清原桑田らのあの時代を知っている者にとってはやはり物足りないことではあります。いえ、すっかりTV見なくなりましたから偉そうに言ってはならぬのですが、池田高校やら早実の荒木、PLの二人、浪商の牛島ドカベン香川、それに広商やらの古豪が混じる面白さ。もう一世代前に遡れば怪物江川と広島商業精神野球との戦い。ファンキー達川が広商ですからね。あの時代をリアルタイムで見られた幸せであり、しっかり見ていた記憶の有難さであります。松坂も確かにすごかったですが、こっちがすっかりおじさんになってからのことです、思い入れが違う気がします。どの辺りから記憶に確実かというと三沢松山商業の延長18回です。太田幸治ですね、初代甲子園アイドル。その後はしばらく箕島が強かったですね、尾藤監督が妙に有名で、ここも島本講平(漢字、これでよかったと思うのですが)というアイドルを生みました。箕島と石川星陵との延長戦も見ましたね。隠し玉したり、ホームランで追いついたりの名勝負でした。と、こうやって共通の昔話に花を咲かせることができるのは幸せなことなのでしょうね。野球好きの末席におります身からの繰言でございました。
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