柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

反論

2019-06-03 08:22:45 | Weblog
登戸無差別殺人事件、「他人に迷惑かけずに死にたいなら一人で死ねよ」とワイドショーに居並ぶ凡百のコメンテイターたちが言い放ったのを捕まえて朝日新聞がいつものように正義の味方然として諫言モノを載せてました(6/1)。今朝の各紙はこんどは引きこもり側からの反論が載ってます。誤解するな、即断するな。内容は想像される通りのものですが。当事者からの声明文、です。この事件だけでなく、元農政次官という超エリート官僚(76歳)が引き籠って家庭内暴力ふるってた息子(44歳)を刺し殺した事件が重なりましたから、世の中は「偏見」に満ちます、仕方ないです。刺殺事件は結構身につまされる人が多いのではないですかね。受験時からずっとエリート街道突っ走ってきて挫折知らずで来た人の子がこうなるってのは、庶民からは留飲モノです。ざまぁ見やがれって。だからこういう流れになります、引き籠りの危険。だから反論が出てきます。正義の味方、弱者の味方はどこにでもいます。A の論があれば少なくとも not A 論があります。多数論があれば必ず少数論があって、PCによる言葉狩り全盛の今の時代にあっては後者の声の方がうんと大きい。さらに正義の味方勢力が加担する。言う所の適応障害(丸山某がこの影に隠れてますが)ですね、自閉症スペクトラム、うつ病、人格異常。差別排除というより治療勧告ですけれど、治せるものとそうでないものがあって。さて、いかがお感じでしょうか。
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