柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

集中

2019-05-23 08:20:30 | Weblog
東京の大学めざすな?と、?でごまかしてる朝日新聞の特集が昨日載ってます。御想像通り、一極集中化対策モノです。旗振り役の増田寛也(元大臣、先の都知事選で小池さんに負けた人)ら三人が書いてます。そもそも一極集中の是非の前提からして不安定なのに、東京に人が集まり過ぎるから地方が廃れていくという単純則で単純思考してる傾向は否めぬところ、東京の有名大学出て箔つけて有利な就職するという定番はもう効かないとかあれこれの誘導論の花盛りです(増田さんがよく言う説です、この人はさらに将来消失してしまう自治体のリスト作ったりして脅迫してますが)。論者の一人は東京へ来るなと拒絶しただけでうまく行った試しは歴史上ないことだと反論してます、両論併記の公平さを見せたいのでしょう。人口が減っていく地方への手当なしに東京へは来るな来るなが奏功するわけがないとの抽象論です。歴史に学べということなのでしょうが、こんな説を聞かされても・・です。が、現実はそういう方向へ進んでいるそうなのです、我が母校の生徒の進学先を聞いた時の驚きでした。東京の大学に進学したのが(国公立私学全て併せてです)4人だと。4人?東京に4人?東大じゃなくて(そうならそうで大騒ぎなのですが)?さすがにびっくりでした。私の頃はまだまだ田舎を抜けて花の東京へという都会指向の気概と言うか憧れが強い時代です、40、50人は行ったでしょう。関西へもきっとそれくらい。都会へ出ていくのが普通でした。私も京都へ出ました。でも田舎の高校生はすでに地元に残ろうとする傾向にあるのかもしれません、上からあれこれ指示されずとも。当地で言えば出て行ってもせめて広島、福岡でと。自分の経験で言うなら、若い頃の都会暮らしは役立ちましたね。だから故郷に帰ろうとも思えましたし。が、人口の一極集中がそもそも悪いことなのか。ここの議論が閑却され過ぎじゃないですかねぇ。人口減少は田舎の問題じゃなくて日本の問題ですから。
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