令和と決まって一体誰が考えたんだとかいつ決めたんだとか詮索する向きが目立ちますが、もちろん歓迎する意見が大勢です。漢文古典ではなく万葉集から引いたところが大いに評価されています、肯んずるところですが、当然の如く嫌味を言う者もいます。因縁つけるものもいます。朝日や毎日の社説がそうでしたが、そもそも元号に食いつく体質ですから令和がどうこうではなくの噛みつきです。元号とは皇帝による時の支配という中国の考えに基づくのだと説き起こして、天皇制(この表現自体がソ連共産党からの押しつけだったそうですが)そのものが気に入らぬ勢力ですからこういう物言いになるだろうとは思いますが、今のこの時代の認識としてそんなことは一般的じゃないことは明らかです、つまり因縁つけてる。少し遡って今上天皇が譲位の会見されましたね、それが全国報道されたことを玉音放送と称して別のニュアンスを被せて、問答無用に我が意を体せよに持っていったと非難する記事もありました(日経、4/6)。昨日は毎日のコラムで藻谷浩介さんがラ行は語感がよくないとケチつけてます。気に入らぬ者も多いんですねぇ。しかしこうやって言いたい放題できるのも日本の有難さですね。天皇の在り方とか民主主義とはとか話を大きくしての大上段も見えます。やれやれ、ですが、これも表現の自由、言論の自由の国日本!なのです。
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