柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

信仰

2020-01-19 08:30:54 | Weblog
伊方原発判決(仮処分決定)について舌足らずに書きました。地震(活断層のあるなし)や火山噴火(阿蘇山噴火による火砕流が及ぶ)に対して過小評価だとの評価でした。活断層については丁度阪神淡路大震災の記念日に合ったこともあってか、あの地震も活断層がすでに分かっていて発生予想の確率も伊方原発付近のそれと大差なかったのだと今更のように指摘されてます。阿蘇山噴火の虞れについては先の裁判で理由に挙げててまさに噴飯モノと皮肉ったこと覚えてますが、この理屈がまた出てきてます。活火山休火山死火山という分類はもう古い(使わない)んだそうですが、阿蘇山は明らかに生きてる火山です、いつ大爆発するかわからないと言えばだれも否定できぬのですが、そんなこと起こったら海を隔てた遠くの原発がどうこうよりも先に、九州に住んでる人たちの安全は保障されてるのか?ですがねぇ。川内、玄海原発の方が近いんじゃないです?川内原発の時も結構つついてましたが結局うやむやでした。起こるか起こらぬかわからぬものに対しての過分な備え(無用の掣肘)は害を生じこそすれです。が、稼働停止の仮処分が出ました。こんな不毛な繰り返ししててどうするんでしょうねぇ。四国電力はすぐに抗告です、当然です。こちらの手続きに瑕疵はないのですから。化石燃料もダメ、原子力もダメ。風力水力などの不安定電源で今の日本の産業が保てるのかという観点はどうなってますかね。新設する要はないです、現存施設をフルに使いなさいな。どうしてダメなんでしょうねぇ。
 厚底シューズ、ナイキ製のカーボンファイバーを仕込んである靴ですが、これが使用禁止になる流れだそうです。ひるおびに箱根のスターだった渡辺(その後はすっかりくすんで、箱根だけの人でしたが、母校早稲田の監督してましたね)が呼ばれてて言うてました、不公平という意見が多いが、誰でも3万円(高いですけど上等モノはこんなもんでしょう何でも)で買えることこそ公平だろうにと。今まではトップ選手が特注の靴をそれぞれ履いてやってたのだ、それはよくてこっちがいけないはないだろうと。スポーツ評論家は、競技使用が禁止になったりするとナイキが訴えるだろうし、ややこしくなるぞと言うてました。そうですねぇ、ナイキに言わせれば営業妨害そのものです、あれだけ売れてるんですから。新聞には、ナイキに対抗してミズノやアシックスが同じような靴を作ってると記事です。売れ線は真似するのみです、これが商売です。カーボンがダメなら他の素材で、ですか。陸連はヒールの厚さの制限するなんて案を言うてるそうですが、そういうことじゃないろうと一蹴されてました、その通り。高速水着の時のように禁止になりましょうか。あっちも一般のスイマーが着たがったんでしょうか。こっちのシューズは売れてますが。
 中国新聞の写真コンテストの一枚に、京都市電が広島を走っているのを見ました。広島には全国あちこちから不要になった市電を譲り受けて走っているのは知ってます、どころか海外モノも走ってます。低床の連結モノです。京都に暫くいましたので改めて写真で見ると懐かしいのです。いや、広島へはよく行きますから実物を見るのですが、違う感慨です。小学低学年時と高校出てから4年間京都にいました。幼少時は線路が市中に張り巡らされていて、運賃が15円だったのを覚えてますが、まさに市民の足でした。四条通にも走っていて、祇園祭の時は一時的に架線が外されてたですね山鉾通すために。高卒時には廃線直前で、市街の外周のみに残ってました。東山線、西大路線、今出川線。緑とクリーム色のツートンカラー。鉄ちゃん気質の残る身には呼び起こされるものがありました。
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