柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

馬鹿馬鹿しい

2008-05-30 08:41:44 | Weblog
先の長崎市長射殺事件に係る「民主主義」質疑(私が勝手に噛みついてるだけですが)、朝日が別の答えを出してくれています、投稿欄「声」です。素人さんの投稿の形を採っていますが、これが朝日の考えなんでしょう、平たく一般国民を啓蒙するつもりの文章なのでしょう。曰く、主義主張が違っても議論で戦うのが民主主義だ、それを問答無用と暴力を使って政治家の活動や言論を封じようとするのはけしからん、民主主義への挑戦だ、テロで抑えようとする戦前に戻っているような気がすると、本島元長崎市長銃撃事件や加藤紘一議員の実家焼き討ち事件を引いて縷々述べています。この二つの事件は左翼発言憚らない者に対して右翼が起こした事件です、今回の射殺事件とは全然違うことです。全部一緒くたにして民主主義!です。おかしいですね。けしからんのは確かにそうなのですが、この説明を聞いてもどうして「民主主義への挑戦」なのかわかりません。個人の怨恨なんですから。選挙期間だったからですか?それもおかしい理屈でしょう?是非ご一読を。
 南京大虐殺記念館(というのが中国にあって、行ったことないので偉そうに言えませんが、月刊誌を読むに偏向著しいモノらしいです)では先の戦争での日本軍の無体を喧伝しているのですが、そこに四川震災の日本人の救援の模様が五百枚の写真で公開されたとのことです。平気ですね、向こうさん。貰うものは貰っちゃうよって。人道的発露、博愛精神なんて甘ちゃん言うのは決まって日本人、そういうときだけいい顔して喜んでるのが相手さん達。こういう図柄を何度見てきましたかね、そういう立ち位置でいいと考えてるんでしょうね為政者達は。新聞がまた書きますご丁寧に「過剰な民族主義を是正し国際協調とのバランスに腐心する愛国教育と日中関係改善への配慮が反映されたもの」だそうです(読売)、この親中媚中どもが!おまけに自衛隊機まで出してくれと横着を言う、町村が考えるなんて言葉を濁す。結局見送ることになったようですが、当たり前のこと、あれだけ軍事国家目指して軍備揃えている国が飛行機がない?馬鹿言うんでない!甘い顔すると途端にたかってくるというわけです。向こうさんには我慢、辛抱、節度やら高潔さやら品格なんて物差しは通用しないんです。よーくわかりますね。
 サマータイム、どう思われますか?大反対です。日本みたいに狭い国で、確かに最近の夏は強烈に暑いですが、一時間早めたところで何にも効果ないでしょうに。冷房使いますよ、車は走りますよ、まったく馬鹿馬鹿しい。一年を通じて暑かろうが寒かろうが同じペースで動き働いている人も多いんです、一時間や二時間どっちにずれても問題ない奴らが勝手に決めるんじゃない!と思います。経団連のお偉方(社長、会長連中)に時間の縛りなんかないでしょう、経団連の御用議員達も同じことです。そういう奴らに決めさせるな!です。馬鹿の一つ覚えです、地球温暖化対策。本当に馬鹿じゃなかろか、です。なんでもかんでもこれにリンクさせれば物事が進むと思っているんです。がっかりします、TVに映る野田なんとか言う自由党行ったり自民党へ帰ってきたりする垢にまみれた政治屋の気持ち悪い顔見るとなおあゲンナリします。こっちの問題なら民主党も反対しないだろうなんて安易さが見え見えです。おまけに経団連にも顔が立つ。馬鹿馬鹿しい。
 馬鹿馬鹿しいと言えば、教育再生懇談会の出した英語小学三年生必修案。さすがに天声人語が噛みつきました、国語はどうした?って。二兎追うものが一兎も得ないなんてことのないように願うとやんわり結論してますが、賛成。小中学生の携帯の使用を禁じろなんて無茶空論を平気で言う口です、こんなことくらい言いそうですが、まったく馬鹿馬鹿しい。しっかり国語を教えなさいって。しっかり日本の歴史を教えなさいって。英語なんて必要な奴が必要なときに覚えりゃいいんです。ここは日本ですよ。先進国はこうだから、とばかりの理由です。へぇ、いつから日本は後進国になったんです?馬鹿馬鹿しいこと・・
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ゴネ得 | トップ | 弱腰 »

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事