柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

末期

2010-05-27 08:13:47 | Weblog
産経新聞はずっと現政権を批判してきていますが、ですから見出し等も他の全国紙とは違う色付けです。たとえば今回の福島瑞穂さんのパフォーマンスは、社民暴走、です。鳩山さんが沖縄県知事にけんもほろろに応じられて別れ際の握手もなかったとマスコミが囃したてれば(あの時の映像見れば、知事が握手を拒んだのではなく、鳩山さんが意気消沈して(かどうか)握手しようとしなかった、だからそのまま別れちゃった、の態でしたが)、そのあとすぐに沖縄に飛んで知事に会って、だから私は前々から沖縄県内移設はダメって言ってたのよ、一緒に頑張りましょうと一層ボルテージ上げて叫ぶ、そしてここは間違えてはなりませぬ、自分から歩み寄って右手を差し出す、抱き合わんばかりの握手を満面の笑みを浮かべてする。私は沖縄に認められているのよ、のパフォーマンスです。沖縄は日本で唯一社民党の強い土地柄ですから、そういう意地も当然あったでしょう。あんた(鳩山さん)に荒らされてなるものか、でありましょう。鳩山さんは当然怒りますわね、あんたは大臣だろ?頼むよ、歩調合わせてくれよ。昔、社会党と自民党が野合した政権がありました、ゲジゲジ眉毛の村山政権です、あの時は社会党が折れに折れて(自衛隊は合憲と言うわ、安保は堅持するわ、ほとんど変節の域)政権にしがみつきました。今回は強気です妙に。つまりここに福島さん強いこだわりがあるんでしょうね。本来の大臣の仕事何もやってないのに(この人の肩書なんでしたかね、何大臣?覚えておいでですか)、こと沖縄問題になるといきり立って。パフォーマンスですね、まことに。ここぞとばかりのアピール。連立離脱するぞ、との脅しがどこまで効くか。新聞には色々な思惑が想定されてます。鳩山さん、社民党切ったら選挙前に印象悪くなるからできないだろう、なんてのが前提みたいになってますが、切って日米同盟を優先したとなれば、それはそれで評価になりましょうけれどね。口だけ、約束破りの誹りは続きますが。本当に参院選だけから逆算しての繕いであるなら、つまり沖縄や日米同盟を政争の具にしているのであれば、小沢さんは閣僚ではない、単に与党の幹事長であるだけですから、こういう時には私の出ていく場面ではないなんて逃げがちゃんとあって、幹事長たるもの選挙のこと考えていて何が悪い?という開き直りが聞くわけです。さて鳩山さん、一回くらいはガツンと見せてくれてもいいと思いますがね。その産経、佐々淳行さんが口蹄疫事件での赤松農相の為体を大叩きです。危機管理意識が全く欠如しているって。この人のこの分野での意見はいちいち頷きます。ご一読ください。さてさて、早くも政権末期症状ですか。花も咲かずに散ってしまいますか。
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