柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

覇権

2019-12-25 08:27:15 | Weblog
ウイグルでの人権侵害がアメリカの少女がたまたま購入した中国製のクリスマスカードから露わになったという話題です。つまりこのカードはウイグルの収容所で作られていて、もちろん厳しい製品確認(出来具合ではなくて検閲目的でしょうね)されるのですがその目をかいくぐって収容者のSOSが伝わった(漏れた)という事件です。少女が云々ではなくてこのドラマ仕立てのような事実ですねぇ。当の中国はでっち上げだという態度を崩しません、当然ですが。民族浄化なんて表現もあっておどろおどろしい印象ですが、ウイグルの人たちはムスリムが多いらしく宗教弾圧の側面もあり、隠すほど現るるなしだろうにと暢気には思ってますがアメリカで世論が立ち上がってきたことはトランプさんの背を押すんでしょうねぇ。この流れは文大統領にも飛び火してます、人権弁護士としてあれだけ自慢してきた人が香港やウイグルの人権問題に口を噤んでいる、中国の内政問題だとシラを切っていると非難されてます。中国に阿っているだけですから、その点ではとても分かり易い人ではありますが。中国マネーに縛られてる国が多いですから表立って抗議できない、イギリスも我が日本もそうですよ、その環境こそが彼の国の覇権戦略なのですけれどねぇ。
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