かつての優生保護法に則った強制避妊手術に対して人権障害の廉で訴訟が起こされてます。確かに今現代の感覚常識からはとんでもない事のように思いますが、当時は歴然とそういう法律の元に社会が維持されていたわけです。そういう秩序だったのです。と、こういう書き方すると人権屋(左巻きさん)達のスイートスポットにハマってしまって連中のこれでもかの反論を受けるのでしょうが、どう言われてもしかしあの時代はそうだったんですから。優生学、優生思想への批判非難はいいのですが、時間は巻き戻せないのです。私たちは今生きている時代の秩序に従うのみですから。今の常識で過去を裁いてはならぬ、これは歴史を語る時の鉄則でしょう、アイヒマンの例を出すまでもなくです。つまり人権蹂躙への一般人の感度・閾値の問題で、ひいてはそれは当時の政治のもたらすもの、当時の学説に従うものです。事後法の禁止とか遡及の禁止とかは法律の世界の基本ですわね。つまりこういう蒸し返しは法律問題ではなくて極めて政治問題だというわけです。肝炎訴訟もエイズ訴訟も皆そうでした。当時の違法行為ではないのです。何十年も前のことをゴネ得狙いのようにも見えますが、これも風潮なのです。弱者ー最強者理論です。やれやれとは思います。いかがですか。
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