柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

順送

2018-01-25 11:42:09 | Weblog
いつも書いていることですが、こういう時に自分が如何に時間割人間かということに気づかされます。自由度が少ない、というより、ない。そこに居ろ、ができない。何かやらねばと思う。いや、やるのですが、居心地が悪い、こっちの言葉でグツが悪い。非日常の違和感。誰もがそうなのでしょうが、一日が長いと感じるのはいかがでしょうか。急な出来事はバタバタとあっという間に過ぎる、のでしょうけれど、それは後で遡ればの事で、その途中(最中)にはそうでもない。どころかゆっくり過ぎて行く感すらする。今次のように葬儀の手続きに乗る場合などは典型です、儀式は手順に沿うばかりです。ですから意外と時間が空く。だから余計にイライラとする。いえ、ここは私の性癖です、みなさんはどっしりと構えておられるのでしょうが。とまれ、私がどう思おうが儀式は進みます、あれこれ不服言うているうちに日常はまた戻ってきます。父母が亡くなり、子が所帯を持ち孫が成長し、次は私が身罷る順番になったということです。この世に生まれてきた意味や、今後どう過ごして行くべきなのかを考えることです。いつの間にかこの年齢に達して、きっと両親も祖父母も、我が先祖たちも皆感じてきた同じことを思うているのでしょう。必然です。人間社会はこうやって潤滑に順送りされていくわけです。
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