柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

本質

2016-08-24 08:28:23 | Weblog
一週間の内に3個も台風が上陸してきたらそら被害出ますねぇ気の毒に。玉ねぎの馬鈴薯のと収穫直前の大被害が報道されます。雨には降られるのみ、風には吹かれるのみなのです。そうは言っても、言われればそうだなとわかっていても、実際に我が身に被るとそんな客観視できません。当然です。大雨被害は後を絶ちません。天気予想はどんどん精度を増します、けれどそこ止まりだからです。雨を降らさない技術がありません、台風進路を変える技術がありません。戦時中は天気予報や災害情報までが隠されて台風の不意打ちを食らう事態だったそうですが(そういう情報すら国民に伝わらないのです)、今はその逆です、これでもかと教えてくれます、気をつけろ、早くに逃げろ、対策しろとうるさいくらい。でも降られるだけです。堤が切れれば水害です。見ているしかない。恨めしく空を見上げているしかない。一気に水が来た!と驚き溜息つくしかない。あちこちで経験されていることが全く生かされない。いや、浸水の後始末のノウハウなどは色々あるのでしょうが、事後のことではなく事前の対応の話です。科学は万能ですか?とんでもない。検査や予知技術はどんどん進んで行きますが、根本を動かせないことばかりです。物事の説明は上手にできるのですが解決できない。科学の限界です。というか、本質ですか。
コメント
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