柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

一般論

2009-06-15 08:11:43 | Weblog
身障者団体を騙る偽装郵送事件、認可する厚労省役人、下っ端だけでなく一つ上がお縄になりました。女上司です。TVに映る顔はいかにもおつむの涼しそうな切れ者然としてます。さぞや仕事ができる人なんでしょう。我が県庁にも同類(悪さするんじゃなくて切れ者として)の女史がおられますが、概して女の人は信頼が置けますね、言ったことは必ずやってくれるという信頼。ズルをするのはたいがい男で、情やしがらみにがんじがらめにされるのも男、好んでそれに流されるのも男、恫喝や懐柔が効くのも男。女上司を戴くとやりにくいところもありましょうが(仕事しないわけには行かなくなりますから)、その部署は概して上手く回るんじゃないでしょうか。男女共同参画なんて殊更に言わねばならぬほどに、まだ世の中には言われなき(まさに全く根拠のない)女性蔑視、女性排除の風が吹いているところが多いのですが、昔から男も女もない業界、例えば教員とか医者とかでも、それなりに序列があったのです。ああいう大々的なアナウンスがなければ、そして(ここばかりは効果的に機能したと思うのですが)平等公平至上主義機運の高まりがなければ、現状もなかったのだと認識するべきなのです。つまり自然の流れとしてもたらされたことではない、多大なエネルギーが注ぎ込まれてやっと女性が前に出てこられたと言う現実。その象徴たる人なのでしょう。中央省庁で東大出の男エリート達を尻目に階級駆け上がっていく切れ者。颯爽。もちろん事務方としての堅さも十分に備えた人だったに違いないのですがさてどういう水の漏れ方だったのか。現時点で彼女は全面否定しているそうです。そんなことは知らなかったと。彼女の与り知らぬところで書類が作られたか。となれば、そういう書類が厳として存在する以上は誰かが出したわけで、彼女のさらに上がやったか。局長の上は課長?部長?政治家の名刺が添えられていたなんてテロップも出てます。こんな手続きを諾々と受けるはまず男です。彼女が本当にシロかどうかは知りませんが、こんなことでキャリア棒に振るほどきっと女はバカじゃないと思うんですが、いかがですか。女の方々、こういう一般論は通りませんか?
コメント
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