柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

肚ひとつ

2006-10-25 08:41:21 | Weblog
TVも新聞もまるで今始まったことのように、いじめの虐待のと騒ぎを煽っています。メディアの通り一遍さには怒りすら湧きます。事が起これば犯人探しして、それが公機関であれば(今回のように公立学校やら児童相談所やら)叩きまくって、それで終わり。いつもいつもその次がないんです。大騒ぎして終わり。可哀想だ、哀れだと情に訴えて終わり。役所は、行政は、国は何をしているんだ?とお定まり。で、いじめはいけない、こんな親は鬼だ!なんてつまらない抽象論で、外野の大放言で終わりです。それで済むから、暫く頭を下げてじっとしていれば嵐は過ぎていくと連中知っているから、当事者達みんな簡単に平謝りして、人ごとのようなコメントして終わり。「今後この様なことのないように努力したい」なんてね。何人死ねば殺せば気が付くんだ?この能無しども。いつまでこんな役立たず達に仕事させるんでしょうね。イライラします。具体策ですか?子どものいじめは単純な面白がりなんですから、まともな教員にその子の後ろ盾にならせて、その子を鼓舞して闘わせる。いじめる連中には先の鹿児島の馬鹿教員じゃないですが、からかいやすいからなんていう理由くらいしかなんです、で、いじめられる側が相当の(相手が喜ぶような)反応するから延々と続くんです。だから勇気を出して連中に歯向かう。そこをまともな教員にフォローさせる。こういう一つ一つの潰ししかないでしょう。教員のレベルアップなんてのは迂遠に過ぎます。ダメ教員の排除ならすぐにできそうですが、これまた「何を基準に決めるんだ?人権問題だ!」なんて言い出すんでしょうね、左翼の巣ですから敵さんの組合は。虐待については、安倍さんが肚を据えねばなりますまい。両親の意向に逆らえない、だからまた虐待されると分かっていても保護施設から鬼親に返さなければならない、そういう繰り返しのようです、まともな児童相談所であれば。だから、安倍さんの強権が要ります。個人情報保護法で代表される個人主義至上の流れを断ち、例外的に権力が民事に介入するんです。鬼親の親権停止するんです、やればできることが証明されましたから。そして大金を落として収容施設を充実する。いつまで?鬼親に身も心も十分抵抗できるようになるまで。つまり成人するまで。憎んで成人後その親を叩き殺すもその者の自由。抵抗の術のない幼子であるから、もちろん抵抗しないと分かっているから鬼親は虐待を続けるのです。その時期を守ってやる。「子は国の宝である」と高らかに宣言すればよろしい。児童相談所に有能な連中を配して、権限を強化する。むろんこういう制度を作れば望ましくない例も必ず混入してきます。例えば、金がないという理由で施設に簡単に入れるとか(これは母子家庭制度やらその医療費免除やらの現存の事例で証明済みです)、児童相談所役人の越権行為、強制無体などです。でも、殺される子の数はきっと減りましょう。そこが大きな目的ですから。で、その施設ではちゃんと育てる。卑屈にならないように十分に愛情を持って育ててやる。いや、こんな事は簡単です。役人に任せるから腐るしお座なりになるだけで、ちゃんとした所に民間委託すれば、里親としてちゃんと育ててくれる人はわんさと居ます。要はそういう金を落とす肚があるか否かです。
 私はそう思います。鬼親を誹っていても始まらないのです。なんとか子を鬼親から引き離さねばならないのです。いじめもそうです。皆さん、如何お考えでしょうか。
コメント
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