柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

旧敵

2006-10-04 08:39:49 | Weblog
中日負けませんねぇ、一位と二位がまだシーズン終わっていないのに両者とも80勝しているなんて、すごいこと。ああやって確実にマジック減らされると阪神敵いません。残念!井川よ、今頃勝っても遅いのだ!!
 プロレスラーの高田某とタレントの向井某の代理母出産にかかる最高裁判断に新法相噛み付いてます。本来我が国の母親の認知は分娩をもって為されてきたのだ、今もそれに違うところはないはずだと言う論理です。分娩ほど確かな親子関係はないわけですから民法は女親に関しては多くを語りません。一方で男親の方はあやふやこの上ない。本当の父親を知っているのは母親だけということ、だからあれこれと男親推定に関する規定が多いのですが、母親には分娩だけです。当然ですよね、真実ですから。でも、それは今の民法が制定された時代の技術であって現在にそぐわないことは多々あるわけです。となると、法律解釈は事実の認定(できる、できない論議)から道義や社会通念に照らしたもの(いいか、悪いか論議)になっていきます。法相自ら異議申し立てるは些か驚きました。さて「有識者」達がどう反応しましょうか。
 ロシアに拿捕された船長帰ってきました、で爆弾発言「解放されるために嘘ついていた。私達は悪くない」そうです。まぁ、ああいう場面ではありがちなこと、あくまで主張を枉げずに突っ張ればいつまでも拘留されて、下手したら帰れなくなります、何しろ相手が相手ですから。だから、今更何を言うとるか?という誹りは差し引かねばなりません、そう思います。その前提で、もちろんこの船長の言をそのまま鵜呑みにはできぬにしても、真実はこちらにありと言う態度で聞くべきだと思うのですが、なんとも報道の気のないこと。帰ってきました、こう言いました、だけです。コメントがありません。有識者はどこへ行ったの?コメンテイター達何処へ?大いに抗議すべきではありますまいか。無防備無抵抗の日本人が殺されているんですよ。私は以前に、どうせ領海侵犯を繰り返しての挙げ句のことではないのか?この船長には前があるらしいからなどと斜に構えて論じましたが、さて、今日の船長の言は無視してはならないと思います。少なくとも、政府関係者なり外務省なりが事実を再確認するとぐらいのコメントを出すべきでしょうにね、そうは思われませんか?麻生さん、頼むよ、です。北朝鮮の核実験騒ぎに隠れた格好ですが、いけないいけない。敵は他にもいるんです。ロシアはまさに仇敵、旧敵です。向こうがそう思っているのですよ、お人好しもほどほどにせんといけません。
 
コメント
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