6月23日米国沿岸警備隊は、北海道沿岸から約860海里の国際水域で、違法漁業の疑いのある中国の漁船を拘束した。（6月27日SfS）
沿岸警備隊のコディアック基地C-130機は、定期的なパトロール中に船舶を発見した。 中国沿岸警備隊関係者もこの作業に関与し、USCGに搭乗した。
米国沿岸警備隊によると、中国船Run Daの船長は長さ5.6マイルのド流し網でのそうぎょうをみとめた。この船舶は国連の世界的な流し網モラトリアム違反の疑いがある。
「海洋でサケの漁獲量を減らすことで、彼らが再び産卵する機会を増やす」と米国沿岸警備隊のアラスカ州広報担当者、Lt. Brian Dykensは述べた。 「それは本当に食料安全保障と漁業を規制することである」と。
米国沿岸警備隊によると、これは2014年以来の大規模な流し網船船の最初の逮捕である。中国船「Run Da」には、80トンの不法に捕獲されたチャム（しろざけ）と、1トンの不法に捕獲されたイカがあることが判明した。船の乗組員は国際水域で中国沿岸警備隊に引き渡された。29人の中国人乗組員は、起訴のために中国へ移送される。 164フィートの漁船Run Daもまた中国政府に引き渡された。
Run Daの拘束に参加した282フィートの警備艦Alex Haleyは、北太平洋の多国籍漁業取締巡回船である。 105人乗組員は、カナダ、中国、日本、ロシア、韓国の支援を受けている。 Alex Haleyは、アラスカのKodiakを拠点としている。
