memories on the sea 海の記録

海、船、港、魚、人々、食・・・などなんでもありを前提に、想い出すこと思いつくこと自由に載せます。

ベトナムの汚染された水産物に警告  米国FDA

2012-06-24 19:18:32 | 亜細亜海道
米国FDA当局は米国に輸入されるベトナム水産物に禁止されている物質が発見されていると警告を発した(6月20日TFSND)
これはFDAの輸入禁止に引っかかった水産物が3月の12件から4月には20件に増えていることによる。

ベトナムは世界最大のナマズpangasius生産国であり米国ではBasaとして販売されている。, 2012年1月から4月までの間に米国は67,736,492ポンド(およそt3.1万トン)の冷凍pangasius フィレーを輸入、昨年同時期に比べ46,616,619ポンド増加。米国FDAは米国に輸入される水産物の2% を検査している。豪州、カナダ、日本も同様にベトナムの水産物について警告を発している。


イミテーション・サーモン缶詰

2012-06-24 00:26:41 | 
イミテーション・クラブ(カニ棒)ならぬ偽サケなどいまどき販売しても誰も食べぬだろう。35年ほど前ノルウエーの漁船でのこと。食堂にピンク色の魚の油漬け缶詰があった。当時はサーモン大国ノルウエーでもサケ養殖はなかった。だからサケを見なかった。この缶詰の魚をラードを塗った黒パンに載せて食べた。味はタンパクでサケの感触はなかった。それもそのはず原料はセイスという白身魚でタラよりも下級のランク。そのフィレーにした身を棉実油か何かの植物で漬けたもの。色は食紅によるものか。自船ではシシャモを船が沈むくらいに獲っているのに、何もニセモノをと思ったが、青魚とは違いやはりサケには執着と高級感があるのだろう。

北緯80度ともなると2月のバレンツ海は時化が続き、白夜の反対で、昼間がなく暗い夜が続く。ときおりのオーロラにあれは船の光かとたった一人で立つ船橋で肝をひやしたことも一度ならず。そのたびにボースンを叩き起こしたこともある若い日の自分。思ったよりは寒くないと意地を張ったが、外気の体感気温は風の強さもあってマイナス30度ほどだったか。とにかく網に入った魚が海面からでて外気に触れるとたちまち凍りだす。獲ったシシャモを塩をしてから紐に吊るしてギャレーのフライパンで焼いて食べていたらクルーから「臭くてたまらん、悪魔の魚を喰うなんて」と怒られた。当時シシャモはラスパルマスで転載され日本に向かったが、ノルウエーでは決して食べず、フィッシュミールの原料だった。

炎に巻き込まれた漁船船長を捜索

2012-06-24 00:24:23 | 亜細亜海道
60歳の漁民が不運にも自分の船の火災に巻き込まれ彼の運命は閉じられた。その捜索が今日も続いている(6月8日The Standard HK)

船齢14年の漁船の船長Chow Kam-tsuenは船から海に飛び込んだが彼は火に包まれていたと目撃者はいう。昨日朝から消防とダイバーが屯門のキャッスルベイでCHOW船長を探している。消防局によると出火は午前4時37分のことで船は屯門の台風避難港から30mのところに錨を入れていた。電気系統のショートが原因とみられている。

彼その弟と二人の乗組みは寝ていたが出火の熱に気が付き起きたと警察はいう。Kれらは消火器と消防ホースで必死に消火しようとしたが火は火勢をまし、彼らを船尾方向に追いやった。Chowは船を見るのが忍びなかった。船は兄弟から500万香港ドルで購入したものであった。突然ガスボンベが爆発、Chowは火につつまれた。 ほかの3人は海に飛び込んだ。Chowもそのあと同じように飛び込んだのだが。海洋警察が3人を救助しかしChowは浮上してこなかった。


有毒な海風で漁民が深刻な病状に    インド・グジャラート

2012-06-24 00:23:37 | 亜細亜海道
漁民らは病院に搬送されたが、多くが生命の危機にあるという(6月7日ANI)

彼らは小屋で寝ていたが海から毒性の風が吹いた。彼らは有毒ガスを吸い呼吸困難となった。Vadodaraの住民が呼吸困難の彼らを発見。何とか回復させようとしたが医師の手にゆだねるしかなかった。医師のNaresh Chauhanは「この場所は海に近く朝方吹いた風で発症したもの。彼らは嘔吐し、我々が呼ばれたが全員をVeraval市民病院に運んだ」と。医師のRajesh Joshiは全員で21人だった。朝5時に有毒な風が吹き、全員が発熱と下痢を起こした。
>>>と、記事にはあるが毒性の風はなにが原因か報じられていないのが残念。