memories on the sea 海の記録

海、船、港、魚、人々、食・・・などなんでもありを前提に、想い出すこと思いつくこと自由に載せます。

お化け網がアラフラ海とチモール海に出没

2012-06-14 00:08:14 | 水産・海洋
ノーザンテリトリーの北にはアラフラ海とチモール海がある。生物多様性や重要な漁業は豪州だけのものではなく、インドネシア、チモール、PNGのものでもある(6月6日ABC)

しかしそこにはお化け網が出現する。遺棄された漁網のことで生息場所や生物を殺すことがある。新しい試みとしてアラフラ、チモール海生態アクションプログラムATSEAがあり漁業者、学者、海洋保護機関などにより地区にある問題のデータ収集を行う。国連協力のプロジェクトの一つとしてゴーストネット・プロジェクトがありインドネシアのアンボンで活動している。

Ghostnets Australiaのコーデネイター Riki Gunnはこの活動の進行役であり漁業者、漁具の専門家、社会科学者、インドネシア漁業当局関係者アンボン港湾局などが参加しているという。彼女は廃棄された漁網がこのような問題になることを驚いているという。「自分お基本的な理解ではこうした網は海で失われた網の一部がはぎ取られたものでこうしたものが朽ち果てたり消えたりする。「我々の第一の目的は彼らが使用している漁具を確認することである。その後我々が浜で見つけたものと比較し、その網が特別な漁具に属していたものかどうかの作業ができる」と。「我々は同じことを豪州漁業でも行っており、インドネシア漁業だけを対象にしたものではない」と。

サバ・サンド  これも美味なりイスタンブール

2012-06-14 00:07:28 | 
油で焼いた小型のサバをパンにはさみ、タマネギもはさむ程度の簡単食。揺れる船の上から長い柄のついた網が来るのでこれに金を入れて渡すとむこうからまた網にサバサンドを入れて網がやってくる仕組みもあった。船と岸の間の品物のやり取りが面白く味覚にさらに味を添える。

トルコも海に囲まれながら魚食はさほど進んではいなかった時代のこと。彼らは活魚を珍重し、赤く塗った桶の中に魚を泳がせたりしていた。サバが肥えていて脂が多いわけではなく脂は鍋の油の方が多いくらいだ。それでもパンがうまいからこの食は成り立つものと確信する。トルコの小麦で焼いたフランスパン風のものがうまい。(後から知ったことだがパンを作る小麦の原産地はチグリス・ユーフラテス川の岸辺であったというから、トルコはそう遠くないことに気が付いた)

話がそれるがラキ酒のやりすぎで二日酔いの朝はこのパンと牛のすね肉のスープにニンニク刻んだものがあれば間違いなく酔いは回復した。(ぜひ試していただきたい。自分でも作れます)これまた雑駁な食。自分は豪華な食で感動したという体験はまずない。B級かC級の食べ物が美味と感じる貧乏性である。このサバサンドも小さくて脂が無くて皿料理として店で出すにはちょっと抵抗があってこの食べ方にたどり着いたのではないかと推測する。

マースク社の冷凍コンテナの売り上げが指数的に増加

2012-06-14 00:02:10 | 海事
マースクコンテナ社(MCI)はA.P. Moller-Maersk のグループであるが”Star Cool”冷凍コンテナをすでに10万個製造、重要な一里塚である。この製造は中国の青島、東莞などで行われた(6月5日SNT)

同社は「衰えを見せない冷凍冷蔵食品の需要と世界規模ての流通における省エネの切実な需要によるものである」と声明文を発表。「我々の省エネに焦点を当てた方針は当を得ている。船舶燃油の価格は2005年以降2倍となったが、我々は利用者の燃油コスト削減に寄与できる」と同社のSoren Leth Johannsenは語った。

デンマークのTinglyに販売とR&Dの拠点を構えるMCI社は世界中に6,000人お従業員を擁している。2011年には41,000個の冷凍コンテナを製造した。