津波被害の桟橋構造までが漂着した オレゴン州

津波被害を受けた巨大な港の桟橋が太平洋を8050㎞漂流し米国オレゴン州に漂着した（6月7日BBC）

長さ22m、重量165トンのコンクリート製の桟橋がポートランドの南西のAgateの浜辺で発見された。日本の御領事館はこれは三沢漁港のものであると。放射線の検査結果は検出されなかったが科学者らは外来生物種がこれに付着していることが考えられるという。海洋生物の中で日本原産のヒトデが付着しているのを認めたとオレゴン州公園レクリエーション局の広報担当Chris HavelがAP通信に伝えた。 「このs津波の瓦礫はただ日本から来たというだけではなく、津波そのものでもある」Havelはいう。

オレゴン警察が地元民が桟橋に上らないように監視している。地元民は当初は台船であると思っていた。三沢港では3月11日の地震と津波により4つの桟橋を失ったが二つはいまだ見つかっていない。この4月には米国沿岸警備隊がアラスカ沖で漂流していた無人の日本漁船を撃沈している。そのひと月後日本人が所有していたHarley-Davidsonのバイクがコンテナの中に入った状態で6400㎞離れたカナダに漂着している。 日本の学者は地震と津波によりおよそ2000万トンの瓦礫が発生したと推定している。そのうちの多くは陸上にとどまったが、一部は海に引きずり出されたちまち沈んだとみられる。しかし依然百万トン単位の瓦礫が漂流している。日本の地震と津波ではおよそ 16,000人の人々が亡くなった。

人生最大のカジキマグロ

バーミューダでは1,300ポンド（およそ650Kg）のカジキが揚がったことで話題となっている（6月1日BDASUN）

この怪物のような魚は水曜日午後Argus　Banksの沖合でSeafariに乗船した沖合釣りのチームが達成したものである。地元漁師Akan　Cardは観光客に対し魚を見せ1,289ポンドの魚は人生でたった一度の魚だと語った。かれはBermuda Sun紙にたいして「人々は難百万ドルも費やしてこのような魚がみられることを期待しているのだ」と。「この大きさは信じられない、自分で初めての大きさだ」「この魚を釣り上げるには4時間以上格闘した」「これは大西洋で獲れたカジキマグロでは最大のものだろう」「釣り人がここにやってくる理由がこのような魚にある」「帰途に就く間にもこの魚を釣ったことを聴いた世界中の人々から電話が来た」「当分の間バーミューダとこの魚の話が釣りの世界でにぎわうだろう」

SeafariのオーナーRichard　Daviesと彼の家族それに2人の強力なクルーは米国から45時間をかけて先週金曜日にバーミューダに到着した。このボートの艇長のKral Alvikは「我々はこの魚をいったんは逃がそうとした、船の上で殺したくはなかったので陸揚げした」と。しかし魚は釣り糸に絡まり途中で死んだ。我々としては魚に死んでほしくはなかった。

決死の操業

誰しも“人が海に落ちた”という言葉を聞きたくはない。普通の海でもそうだがベーリング海の凍る海での航海であればなおさらである。Time Banditの乗組員らは甲板員の一人が氷の海に落ちた時迅速に行動した（6月6日Huffingtonpost）

即座の行動とクルーの動きで落水者を数分のうちに引き上げることができた。こうした低温の海に長くとどまることはできず人体は影響を受ける。Travisは低体温症になった。幸いにも彼はショックを受けることなく回復した。視聴者はもっと劇的な決死の操業を見たことであろう。Travisが大丈夫かどうか息もつかせない緊張があった。