ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)

映画、旅、その他について語らせていただきます。
タイトルの由来は、ライプツィヒが私の1番好きな街だからです。

昔の特撮やドラマなどでよく使われていた横浜の洋館の跡地へ行ってみたい

2024-03-21 00:00:00 | 映画

ロケ地といってもいろいろありますが、昔のドラマでよく登場した横浜の洋館があります。たとえば下は、『江戸川乱歩の美女シリーズ』の栄えある第1作「氷柱の美女」より。放送は、1977年8月22日。

こちらの洋館です。

メカゴジラの逆襲』(1975年)では、平田昭彦藍とも子(クレジットで「新人」とあります)の演じた真船親子の住む屋敷です。公開は1975年3月15日です。

ほかにもたとえば『ウルトラマンレオ』(TBS)第17話で、ゲストの関根世津子の自宅(母役が、幾野道子)や、また同じく第45話でも使用されており(なお、この屋敷を警備する警官役として、鈴木正幸が出演しています。もちろん『桜中学シリーズ』より前の出演)、いろいろなドラマに登場している模様です。こういったロケ地に詳しい「ころころがたがた」さんというブログさんがあり、私もいろいろ勉強させていただいていたのですが、残念ながら削除されてしまっています。

なお上のドラマの17話は、1974年8月2日の放送であり、前掲の藍とも子が、主人公の勤務するスポーツクラブの練習生として出演していて、これが彼女の女優デビューであり、上の洋館を訪問するというシーンもありました。これも何かの縁かも。ノンクレジットでしたが、これは彼女のWikipediaにもあるように、レギュラー前提のテスト出演でした。もう1人若い女性が、彼女の相棒みたいな立場で出演していまして、彼女もノンクレジットですので詳細は不明ですが、あるいは、藍とも子と彼女のどちらかがレギュラー候補だった? そのあたりの真相はともかく、藍とも子は、26話からレギュラー(松木晴子隊員役)を勝ち取り、殉職という設定で降板する40話まで出演します。その出演中にオーディションで『メカゴジラの逆襲』のヒロイン役に抜てきされたわけです。また、第45話は75年2月14日の放送であり、おそらく『メカゴジラの逆襲』でのロケと前後しての撮影だったと考えられます。

どういう事情でこの時期、この洋館がやたらロケ地に使用されていたのかは当方情報を入手していませんが、その時のオーナーが撮影に協力的だったということなのでしょう。おそらく70年代の終わりから80年代初頭のいずれかの時期においてこの建物は取り壊しとなり、現在はマンションが建てられているとのこと。

よって跡地に行ってみてもあまり面白くないのかもですが、さまざまなドラマのロケ地となった場所を追体験するということも悪くないので、機会を見つけて行ってみます。なお、『赤い迷路』『赤い絆』『ウルトラマンレオ』などのロケ地となった世田谷の橋や狛江の河原の訪問記がありますので、よろしければお読みになってください。またこれもよろしければ、映画『ブラック・レイン』のロケ地も撮影していますので、こちらもどうぞ。

「赤いシリーズ」「ウルトラシリーズ」のロケ地の現在(いま)(成城・祖師谷編)(追記あり)(写真の追加あり)

「ウルトラシリーズ」のロケ地の現在(いま)(五本松編)

『ブラック・レイン』のロケ地の現在(いま)(追記・訂正あり)

『ブラック・レイン』のロケ地の現在(いま)(大阪府庁、京橋・あべの筋再撮影編)

コメント (2)
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