ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)

映画、旅、その他について語らせていただきます。
タイトルの由来は、ライプツィヒが私の1番好きな街だからです。

拙職場であったちょっとした事件

2017-10-19 00:00:00 | 身辺雑記

私の職場は、高層ビルの十何階にあるのですが、過日、私の職場に用事があって来た男性が、とつぜん声を上げて倒れてしまいました。「ドタン」とけっこう大きな音がしたので、私も席を立って見てみます。

男性はあおむけに倒れていました。対応していた職員が、すぐそばで声をかけています。男性はかすかに声を上げているので意識不明ではないようです。

誰かが、救急車を呼べといいました。電話する人もいます。医療関係者と連絡を取る職員もいましたが、ちょっと不在でした。

男性の顔を私も見ましたが、ひどく汗をかいていました。その日は特に暑いわけでもなく、もちろん建物の中ですからそんなに暑いわけもないのですが、倒れる前にその人は「暑い」と言って一回しゃがみこんだそうです(私はそれは見ていません)。で、立ち上がったのですが、また倒れてしまい、今度は立ち上がれる状態ではなくなりました。

それで男性は起きられないので、職場の人間が「救急車呼びますよ」といったのですが、大丈夫だとその男性は言います。

倒れて起き上がれないのに「大丈夫だ」もないものですが、でも人間ってそういうことを言ってしまうのかもしれませんね。もちろん私たちは、「いや医者に行って診察してもらったほうがいいですよ」と言って説得します。そもそも立って歩ける状態ではないので、どっちみち救急車か何かの世話にならないとどうしようもありません。まさか住所を確認してタクシーに押し込むわけにもいかないでしょう。

そうすると救急隊員が到着しました。簡単に血圧を測定してそれで確認をしていました。職場のすぐ近くはわりと大きな病院なのですが、たぶんそんなに重篤な状態ではないという判断でしょう、遠い病院になるかもしれないみたいなことを隊員は言っていました。

それでストレッチャーに運ばれて男性は去っていきました。大事にはならないとは思いますが、それにしても外で単独行動しているときにこのように倒れると大変です。屋内だからまだ対応が早かったのでよかったのですが、屋外で、しかも暑い夏や雨や雪、悪天候の日、酷寒の冬なのでは一刻を争う事態になります。もちろんこんなのは、「気を付ける」という次元のことでもないですが、やはりこのような事態にはならないようにしたいものだと考えました。

それにしても人間て、大丈夫でないときに大丈夫だと考えてしまうところがあるのかもです。酔いがさめていないのにさめたと考えたり「大丈夫だ」と考えて車を運転して人身事故を起こして会社を首になるなんてのは、こちらの記事でもご紹介しました。呪われた合コンに参加した元同僚の人も、聞いてはいませんが、まあそんなものだったのでしょう。

コメント (2)
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