拝島正子のブログ

をとこもすなるぶろぐといふものを、をんなもしてみむとてするなり

ただのドイツ語訛りだっぺ

2013-06-24 18:23:58 | インポート
本題に入る前に、二つ。先日の出題「ド、ドド♭ミソド」は「ナンバラバンバンバン」(ウッチャンナンチャンのナンチャンの踊りの音楽)でした。それから、バッハの歌詞でDassやWieで始まる副詞句で動詞が最後に来ないのは歌いやすくするため、と書きましたが、これは文法的にはNGですから、ドイツ語学校のクラス分け試験でこんな作文をしたらなんにも分かってないって一番初級のクラスに入れられちゃいます。さて本題。バッハの作品には、少数ながらラテン語のミサ曲があります。で、日本人の偉い先生は、「eleison」を「エレイゾン」とドイツ語風に発音しろ、と指導するんだと。その理由は、偉い先生のそのまたドイツ人の先生(以下「大先生」という。)がそう発音したから。さて疑問。大先生はなぜそう発音したのだろう(宇宙はビッグバンで始まったというけれど、その前に何があったの?って感じの疑問)。多くの人が納得する模範的な解答=バッハはドイツ語風に発音してただろうから、それと同じように発音すべきである。これに対し、或る阿呆(芥川の小説か?)の見解=単なるドイツ語訛り。(あまちゃんの)弥生さんが、「わだすのお墓のまーえで~」と歌うのと同じ(日本人がエレイゾンと歌うのは、弥生さんに歌を習った外国人が本国に戻って「わだす」と歌うようなもん)。だってね、ドイツ人って、おらが発音が一番正しいんだべ、と言って、みんなが思い思いに発音してる。リヒター指揮の受難曲でも、なんとエヴァンゲリストとイエスが違う発音で歌ってる(じぇじぇじぇ!)。だから、そんなに高尚なこと考えての「エレイゾン」じゃねくて、「son」が「ゾン」なのは当たり前だっぺ?って世界じゃねえかと、おら、そう思うんだ。あっ、これ、私の見解じゃなくて、或る阿呆のしゃべってることだった。ほんとに阿呆は死んでも治んねえなあ。

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