拝島正子のブログ

をとこもすなるぶろぐといふものを、をんなもしてみむとてするなり

言葉のちゃんぽん

2016-07-06 09:21:05 | 言葉

「がってん」で、ナスをすりおろすとリンゴ(の味)になる、と聞いて実践したが、やっぱりナスだった。冷蔵庫が冷やしたら多少リンゴっぽくはなったが。さて。テレビの歌謡ショーを見てたらサラ・ブライトマンが「Time to say good-bye」を歌ってた。はてな。題名は英語で、決め所でこの英語の歌詞が出てくる。でもそれ以外は全編イタリア語。いったいこの歌は何語に分類されるのだろう(もともと全編イタリア語だったのを、『Time to……』を入れたら有名になったそうだ)。それから(漱石ではない)。「ボヴァリー夫人とパン屋」という映画を観たのだが、舞台はフランスだが、若いヒロインがイギリス人で、彼女にのぼせ上がるじじーのフランス人(主人公)が下手な英語でたくさん話しかけるから、フランス語の映画だか英語の映画だか分からない(「こうもり」(オペレッタ)に、偽フランス人が知ってる限りのフランス語の単語を並べ立てるシーンがあった)。それから(代助か)。こないだテレビの街頭インタビューで、どっかのドイツ人が「Das ist ein kleiner Amor」と言っていて、おっ、ドイツ人なのにアモールだって!と思ったが、でも考えてみれば長友選手だって彼女のことを「僕のアモーレ」と言ってるんだから不思議はない。そのドイツ人が言った「Amor」だが、なんのことだったか思い出せない。ブログネタを寝かせておくと他の話と結合して思わぬ展開をみせることもあるが、このようになんの話だか忘れてしまうものもある。今、必死に記憶を蘇らせている。で、仏像(世界的にブームだそうだ)のことではないか、と思っている……が当てにならない。中学1年のとき、テレビで観たリゴレットに感動して、同じマントヴァ公爵のレコードを買おうとレコード屋さんでいろんなテノール歌手の名前を観ながら誰だっけと記憶を蘇らそうとした。最終的に「ニコライ・ゲッダ」で落ち着いたのだが(このことを覚えてるのはわれながらすごい)、でも正解はパヴァロッティだった。

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