油断もすきもありゃしない。家事審判法が家事事件手続法になって、甲類審判事件が別表第一、乙類審判事件が別表第二になった等々で実質的な改正はないと思ったら大間違い。相続の廃除及びその取消しが、乙類審判事件から別表第一記載事件になりました。つまり、調停可能から調停不可になったってこと（あと、３親等内の扶養義務設定及びその取消しも。平成２５年１月１日施行予定。）。たしかに。前から、廃除って調停に親しむのかいな、って疑問で、講義でも変だねー、って言ってて、裁判実務でも既に調停には親しまないって感じになってて、で、条文がそれに追いついた感じです。