拝島正子のブログ

をとこもすなるぶろぐといふものを、をんなもしてみむとてするなり

歌詞が高級すぎちゃって

2012-08-03 20:30:20 | インポート
525円(税抜き500円)の羅英辞書がきた。708ページあって、ちゃんとした辞書だ(紙は若干茶色いけど)!だけど、ラテン語は格変化がはげしいから辞書があっても歌詞の意味調べはそう簡単ではありません。現代イタリア語だって、モーツァルトが曲を付けたダ・ポンテの台本くらいならまだ辞書をひきひきなんとかなってもヴェルディが曲を付けたアリゴ・ボーイトのオテロとかファルスタッフとかの台本となると、高級過ぎちゃって、辞書があっても泣きそうです。同じことは、リヒャルト・シュトラウスが曲を付けたホーフマンスタールの台本(ドイツ語)なんかにも言えて。バラの騎士の冒頭の「Wie du warst! wie du bist!」あたりはいいんですが。そりゃそうだわね、このシーン、ベッドシーン明けの男女の会話ですから、ややこしいこたあ言うはずなかろー。