(5月5日は端午の節句です。床に五月人形を飾りました)
「なごみ」5月号の特集は「茶道男子のきもの入門」です。
大河ドラマ「鎌倉殿の13人」に出演している俳優・青木嵩高(むねたか)氏が着物姿で登場しています。
4月24日(日)の「鎌倉殿の13人」では、夢破れて近江の粟津で討ち取られた木曽義仲を魅了的に演じていて、気になる俳優さんでした。
その朝日将軍義仲の面影を偲ぶ茶会へ青木氏が正客として招かれるという記事が興味深く、茶会の内容も素晴らしいと思いました(詳しくは「なごみ」5月号をご覧ください)。
(俳優・青木嵩高(むねたか)氏の着物姿・・・「なごみ」5月号より)
さて、暁庵の教室では急に男性の入門者が増えて、現在5名の男性が稽古に励んでいます。
いつも着物のN氏を筆頭に着物でお稽古する方が多く、毎回「着物男子」のお点前に見惚れています・・・。
4月最後の稽古はF氏でした。
5月21日(土)(21日(土)に訂正します。29日は間違いで、茶会情報を下記に記します。ぜひいらしてください )
に行われる社中N氏の茶会で風炉の薄茶点前をする予定なので、この日は着物に袴を着けて稽古に臨みました。
でも、私自身が袴を着けてお点前をした経験が無いので、内心良いご指導が出来るだろうか?・・と不安でした。
F氏が茶会のために購入したという着物と袴を着ていらっしゃいました。初めて見る着物姿がとてもお似合いです。
(若武者F氏が初めて着物で薄茶点前中です)
早速、風炉・長板の薄茶点前の稽古にかかりました。
「座る時に足のかかとをだして座るように心がけてください」とN氏からアドバイスをもらっていたので、そこだけはしっかりこころがけてもらいました。
風炉に入ってすぐの長板の二つ置きでしたが、薄茶点前の基本をしっかりチェックしながらご指導しました。
一番難しいのは柄杓の扱いでしょか、特に引き柄杓は風炉の所作の見せ場だと思っています。
引き柄杓は弓を射る動作を取り入れた所作なので、特に男性には美しく凛々しく堂々となさって欲しいし、それから空き手、美しく緊張感を忘れずに・・・でしょうか。
お点前の基本はしっかり出来ているので、つい欲張っていろいろなことを注意しました。
この日のお菓子は練切で、銘「尚武」でした。
各服点で美味しい薄茶をいただきながら庭に目をやると、早や陽射しは初夏を思わせ、若葉が色濃く感じられます。
薄器は帯山水蒔絵の吹雪、時候にふさわしい茶杓銘を考えてきてくださって、銘「惜春」でした。
第35回あさひ茶花道協会「茶会 いけ花展」の詳細をお知らせします。
日時 2022年5月21日(土)・22日(日)
10:00~17:00 (お茶席は15:00受付終了)
場所 サンハート(二俣川駅となり 二俣川ライフ5階)
主催 あさひ茶花道協会
共催 旭区文化振興会 サンハート 旭区役所
茶会内容 薄茶席2席(1席は立礼席) 茶券(2席分)1000円です
5月21日(土) 和室 裏千家 席主・中野宗等
立礼席 石州流 席主・村田玲月
5月22日(日) 和室 表千家 席主・松下宗雲
立礼席 裏千家 席主・相沢宗煕
なお、いけ花展は無料です。花席体験コーナーがあります。
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