平成二十一年四月十九日(日)の午後13時過ぎに坂東駅に着きました。
駅の待合室に座っていたおばさんたちが、私の大きなリュックを見て
「これから歩きなさるのかね? 頑張ってください。霊山寺へは・・・」
と道案内をしてくれました。 最初のお接待です。
第1番札所霊山寺の売店で遍路支度を整えます。
金剛杖、白衣、笈つる、「仏前勤行次第」を購入しました。
南無大師偏照金剛と書かれた金剛杖と白衣は、万が一、遍路途中で
亡くなった時の墓標と死に装束と聞いています。
ちょっと身が引き締まる思いがします。
笈つるはこれから廻る八十八か寺で印判を頂いて、
亡き人への経帷子にするつもりです。
笠と輪袈裟は前回使用したもので、笠は変色してほころびもあり
何度も廻ったような貫禄です。
数珠は母のものを持参しました。
白衣、輪袈裟、数珠を身に着けてから本堂へ行き、お参りをしました。
装束を整えたことで、やっと気持ちもお遍路さんバージョンになることができました。
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駅の待合室に座っていたおばさんたちが、私の大きなリュックを見て
「これから歩きなさるのかね? 頑張ってください。霊山寺へは・・・」
と道案内をしてくれました。 最初のお接待です。
第1番札所霊山寺の売店で遍路支度を整えます。
金剛杖、白衣、笈つる、「仏前勤行次第」を購入しました。
南無大師偏照金剛と書かれた金剛杖と白衣は、万が一、遍路途中で
亡くなった時の墓標と死に装束と聞いています。
ちょっと身が引き締まる思いがします。
笈つるはこれから廻る八十八か寺で印判を頂いて、
亡き人への経帷子にするつもりです。
笠と輪袈裟は前回使用したもので、笠は変色してほころびもあり
何度も廻ったような貫禄です。
数珠は母のものを持参しました。
白衣、輪袈裟、数珠を身に着けてから本堂へ行き、お参りをしました。
装束を整えたことで、やっと気持ちもお遍路さんバージョンになることができました。
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