今日は3月6日。『灰の水曜日』。
四旬節(復活祭までの46日間)の始まりです。
『灰の式』
『あなたはちりであり、ちりに帰って行くのです。』
と言いながら、
司祭は、一人ひとりの額に、灰をかけました。
『灰の水曜日』
灰を額に受けるのは、この四旬節が真の回心のときとなるためです。
『回心して福音を信じなさい』
老いも若きも、男子も女子も・・・灰で、『十字架の印』を受けます。
真実、神を信じて生きるとは、
『隠れたことを見ておられる神』に絶えず心を向けて生きるということです。
『主なる神は、土のちりで人を形づくり、その鼻に命の息を吹き入れられた。』
創世記2章7節
この四旬節の間・・・
荒れ野のイエスに心を向けましょう。
イエスが身をもってたどられた旧約の神の民の荒れ野の旅を思い起こしましょう。
神の救いのご計画が・・・
どれほどいつくしみ深く、あわれみに満ちたものであっても、
それに応えて荒れ野の旅を歩み通す者がいなければ、実を結ぶことはないのです。
わたしたちに救いをもたらそうとしておられる神のご計画は、
わたしたちを荒れ野へと誘っているのです。
以上。『みことばを味わう』より。
『今日の集会祈願』
『人々の回心をお望みになる神よ、
四旬節の初めに当たり、
福音を信じてキリストの弟子になったわたしたちに、悪霊に対して戦う力をお与えください。』
まずは。
『今日の第一朗読 ヨエルの預言』
『主は言われる。
「今こそ、心からわたしに立ち帰れ、断食し、泣き悲しんで。
衣を裂くのではなく、お前たちの心を引き裂け。」
預言者ヨエルも預言します。
「あなたたちの神、主に立ち帰れ。
主は恵みに満ち、憐れみ深く、忍耐強く、慈しみに富み、くだした災いを悔いられるからだ。」』
ヨエル書 2章12-18節
『真の断食』とは・・・
自分の好むことを求めず、むだ口を慎み、主を何よりも喜びとすること。
四旬節の間…真の断食をしてまいりましょう。
そして。
『今日の第二朗読』
『皆さん、キリストに代わってお願いします。
神と和解させていただきなさい。』
『和解』
「ごめんなさい。和解を願って花を贈ります。」
「わかりました。和解はできました。うれしいです。和解のしるしの花束を頂戴しますね。」
『皆さん、わたしたちはまた、神の協力者としてあなたがたに勧めます。
神からいただいた恵みを無駄にしてはいけません。
今や、恵みの時、今こそ、救いの日。』
コリントの信徒への手紙Ⅱ 5章20節ー6章2節
『真の断食』とは・・・
『わたしの選ぶ断食とはこれではないか。
悪による束縛を断ち、くびきの結び目をほどいて、しいたげられた人を解放し、くびきをことごとく折ること。
更に、 飢えた人にあなたのパンを裂き与え、さまよう貧しい人を家に招き入れ、裸の人に会えば衣を着せかけ、
同胞に助けを惜しまないこと。』イザヤ書58章6~7節
四旬節の間…真の断食をしてまいりましょう。
最後に。
『今日の福音 イエスの御言葉』
『そのとき、イエスは弟子たちに言われた。
見てもらおうとして、人の前で善行をしないように注意しなさい。
さもないと、あなたがたの天の父のもとで報いをいただけないことになる。
あなたは施しをするときには、右の手のすることを左の手に知らせてはならない。
あなたの施しを人目につかせないためである。
そうすれば、隠れたことを見ておられる父が、あなたに報いてくださる。
あなたが祈るときは、奥まった自分の部屋に入って戸を閉め、隠れたところにおられるあなたの父に祈りなさい。
そうすれば、隠れたことを見ておられるあなたの父が報いてくださる。
断食するときには、頭に油をつけ、顔を洗いなさい。
それは、あなたの断食が人に気づかれず、隠れたところにおられるあなたの父に見ていただくためである。
そうすれば、隠れたことを見ておられるあなたの父が報いてくださる。」』
マタイ福音書 6章1-6節 & 16-18節
イエス様は、
四旬節を迎えたわたしたちに、『隠れたことを見ておられる神』の御前に身を置くようにして、
この四旬節を過ごすように、と促してくださいます。
『今日の奉納祈願』
『聖なる父よ、四旬節の初めに当たり、祈ります。
回心と愛のわざに励み、よこしまな欲望と罪から解放されて、
御子の受難をふさわしく記念することができますように。』
キリスト者にとって一番大事な『復活祭』までの46日間の『回心の期間』の始まりです。
四旬節の間…真の回心をしてまいりましょう。頑張りましょう。ファイト!
皆様!
ご訪問に感謝申し上げます。
わが身を振り返る静かな時間を持つことは良いことで、真の大人には必要な時間かもしれませんね。 お元気で!
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