マリアテレジアの独り言

日々の生活の中で見つける・・
  小さな感動をつづります。

『主は、ノアの後ろで戸を閉ざされた。』 そして 『イエスが二人の目に触り、二人は目が見えるようになった。』

2018-12-07 14:00:00 | 待降節。クリスマス。降誕節。四旬節。聖週間。復活節。

12月7日。金曜日。『聖書通読会』

 仲間が集まり・・・      『聖書100週間』
 
 『我が家の馬小屋』

     ”この家には、もうイエス様がお生まれになったのね。すてき!”
     ”教会の馬小屋のイエス様の誕生は、24日の夜よね。”
     ”毎年、イエス様が誕生してくださるのは、うれしいわね。”

 等々。100週間の始まる前のひと時のおしゃべり。心暖まる。心うれしい。楽しい。


今日の聖書通読範囲は、『創世記6章~11章』

『洪水』の『大事件』が起こります。

  主は、地上の人の悪が増し,地上に人を造ったことを後悔し、心痛められた。
  主は、人を創造したが、これを地上からぬぐい去ろうと決められた。

  しかし、

  ノアは、神に従う無垢な人で、神と共に歩んだ人で、主の好意を得た。
  
   
   主は、ノアと、『永遠の契約』を立てることにしました。

 
  主は、地上に洪水をもたらし、命の霊を持つ、すべての肉なるものを滅ぼすと決めた。

  ノアは、『あなたは箱舟を造り、妻子嫁と命あるすべての雌雄と入りなさい』と
          『主の言葉』に従い、箱舟に入った。
  
   すべて肉なるものの雄と雌が来た。

       主は、ノアの後ろで戸を閉ざされた。

ここで・・・
仲間の話し合い が始まった。

   なぜ? 信仰深いノアは、主に、他の人たちの救済を頼まなかったのかしら?
   なぜ? 純粋無垢で神のみ旨のままに生きている動物たちまで、滅ぼされるのかしら?
  
      なぜ? ノアは自分で戸を閉めなかったのかしら?

     
   『神の計らい』に対して、人はなぜ?なぜ? 
疑問だらけです。 

  
  ノアは、自分で戸を閉めることは、他者の死を自分で実行することになるので、

       ・・・自分ではしめられなかったのではないかしら?
  主はご自分で戸を閉め、『全責任を自分がとる』と、決意と愛をノアに示したのでは?

                 なるほどね。さもありなん。

 
私の考えはこうでした。

   ノアは、信仰深いゆえに、知っていたのではないでしょうか?
 自分の願い出る『お人の救済』の考えは、神が考える救済の10%にも満たないでしょう。
  神こそが『真の救済方法』を成就なさる方で、神に任せることが最大の救済になる。
                       ・・・・と、知っていたのでしょう。 

 
 『「わたしの思いは、あなたたちの思いと異なり、わたしの道は、あなたたちの道とは異なる。

   天が地を高く越えているように、
 わたしの道は、あなたたちの道を、わたしの思いは、あなたたちの思いを、高く越えている。」
          と主は言われる。』  イザヤ書 55章8-9節  

 そこで、

    主は、ノアと、『永遠の契約』を立てることにしました。 
 
 『わたしは、わたしとあなたたちならびにすべての生き物との間に立てた契約を心に留める。

     水が洪水となって、肉なるものすべて滅ぼすことは決してない。』


主は、このノアと結んだ『永遠の契約』を成就なさるために、
         御独り子イエスをこの世に派遣くださるのです。

                        以上。今日の『聖書100週間』の一部でした。



そして。

今日は12月7日。待降節第一金曜日。

『今日の福音 イエスの御言葉』

『そのとき、イエスがそこからお出かけになると、
二人の盲人が叫んで、「ダビデの子よ、わたしたちを憐れんでください」と言いながらついて来た。
 
    イエスが家に入ると、盲人たちがそばに寄って来たので、「
       「わたしにできると信じるのか」と言われた。
        二人は、「はい、主よ」と言った。

        
そこで、イエスが二人の目に触り、

    「あなたがたの信じているとおりになるように」と言われると、
         
二人は目が見えるようになった。』

             マタイ福音書 9章27-31節


  主・イエスは、『神にできないことはない』、何でもお出来になる方です。
    しかし。
 イエスのなさることは、『私たちが信じた通りのこと』を、実行なさるのです。


皆様は、イエスが何をなさる方と、信じていますか?
ノアは、主が人類を必ず救われる、と信じました。
     その結果…主は、ノアが信じた通り、『永遠の契約』を ノアと結びました。
二人の盲目の方たちは、『イエスは盲目を治す方』と信じました。
     その結果…
イエスは、盲目の二人が信じた通りに、盲目を癒されました。

私たち・キリスト者は、
『24日に降誕のイエス様は、神の御独り子で、人類を救うために、神にこの世に派遣されてくる方』だと、信じています。


『今日のアレルヤ唱』

アレルヤ、『主は力強く来られ、しもべの目を開かれる。』 アレルヤ、アレルヤ。
      

          主の御降誕は間近です!

皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
お人の到来をお待ちするのは、心ウキウキ、嬉しいですよね。主の御到来に何の準備をしましょうか? お元気で!


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