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マリアテレジアの独り言

日々の生活の中で見つける・・
  小さな感動をつづります。

秋の大空にキンモクセイの香り・・・『秋の訪れ』 そして  『悲しみの聖母 記念日』・・・『見なさい。あなたの母です。』

2020-09-15 06:00:00 | 自然・花々・樹木・ガーデニング・畑
9月15日。火曜日。晴れ。

最高気温27度の秋の一日。
朝、雨戸を開けると・・・

         『秋の青空いっぱいに甘い香りを放つキンモクセイ』

             秋の到来の、確かな実感でした。
      冬明け直後に剪定をしたキンモクセイが、 見事に葉をつけています。
        蕾は全く見受けられなくとも、 香りを放つキンモクセイでした。

    濃縮されたように香り高く、 輝きだしたキンモクセイが告げる、 秋の到来です。


          『ヘンデル ソナタno.4 ニ長調 第1楽章』
       
            薫る秋にはバイオリン曲が似合います。
   孫息子の弾く『バイオリン曲』が、一日中 我が家に流れていました。

            芸術の秋の到来はいいものですね。


そして。

今日は9月15日。年間第二十四火曜日。

           『悲しみの聖母 記念日』
  
              『悲しみの聖母』     エル・グレコ作品

15世紀。 ドイツのケルンで『悲しみの聖母 記念日』が行われ、次第に広まった。
1814年。 教皇ピオ7世によって、ローマ教会暦に取り入れられ、全教会の記念日として定められました。

    聖母マリアは、イエスの受難のとき、十字架のもとにたち、
       母として、御子イエスと苦しみを共にしました。

   
          『十字架の下に立つマリア』
     受難の時を、 じっと静かに耐え、静かに、
       御子と共にいる 『悲しみの聖母』


     イエスが十字架の苦しみを人びとの救いのために耐え忍ばれたように、
          マリアもその救いの業に参与された。

 
             『ピエタ』     ミケランジェロ作品 サン・ピエトロ大聖堂

         聖母の生涯には、喜び、苦しみがあり、
      昔からキリスト信者たちはそれらをいろいろな形で記念してきました。


         聖母の苦しみは、キリストが生まれてすぐに、
        エルサレムの神殿で預言者シメオンから言われた
       「あなた自身も剣で心を刺し貫かれます」 ルカ福音書2ー35
           という言葉の通りでした。

   
        『悲しみの聖母』   ティツィアーノ・ヴェチェッリオ作品  

                            以上。 『毎日の読書』より

          『御子の苦しみを見たいつくしみ深い母は、
             どれほど嘆き悲しまれたことか。』
          グレゴリオ聖歌「スタバト・マーテル(悲しみの聖母)」より



『今日の福音 イエスの御言葉』

        『そのとき、  イエスの十字架のそばには、
  その母 と 母の姉妹、クロパの妻マリア と マグダラのマリアとが立っていた。

イエスは、母とそのそばにいる愛する弟子とを見て、
      母に、 「婦人よ、御覧なさい。あなたの子です」 と言われた。
それから弟子に言われた。 「見なさい。あなたの母です。」

       そのときから、この弟子はイエスの母を自分の家に引き取った。』
 『マリアがイエス亡き後に過ごしたイエスの愛した弟子ヨハネの家』
                  ヨハネ福音書 19章25-27節


    マリアは、
     昔イエスの誕生の時に、
イエスのために嬉しいことも、悲しいこともあるでしょうと、シメオンに言われました。
     それでも、その生涯、
         イエスを信じ、神に信頼しました。

    イエスに愛された弟子ヨハネも、
      何がイエスの身に起ころうとも、
イエスへの愛は深く、変わりなく、イエスから離れることはできませんでした。
      イエスの処刑の時でも、
        その足元にたたずみ、離れることはできませんでした。
    十字架上のイエスは、
同じ信仰を持つ、 愛する母と愛するヨハネを信頼して、 二人に声をかけました。 

に向かって、 『婦人よ、御覧なさい。あなたの子です。』 と・・・
     『信じるすべての人たちのとなり、信仰の模範を示しなさい。』と。
弟子に向かって、 『見なさい。あなたの母です。』 と・・・
     『信じるすべての人たちの代表者となり、信仰の模範を示しなさい。』と。 


    マリア様とヨハネが過ごした家
   今は『巡礼地』となっています。
  巡礼者は、聖母マリアに祈るのです。

『元后、哀れみの母、我らのいのち、喜び、希望、
旅路からあなたに叫ぶエバの子、
嘆きながら、泣きながらも、涙の谷にあなたを慕う。
我らの為に 執りなす方、哀れみの目を我らに注ぎ、
貴いあなたの子を、旅路の果てに示してください。
おお、慈しみ、恵み溢れる、喜びのおとめマリア。』
  『グレゴリオ聖歌 サルベ・レジナ(元后あわれみの母)』


   私たちも、
 喜びの時だけでなく、悲しみの時も、
    マリア様とヨハネの『信仰の模範』に倣って、
       キリストのそばを離れることなく、
    キリストに対する信仰を深めてまいりましょう。


『今日の祈願』

  『信じる者の力である神よ、 御子とともに苦しむ聖母に倣い、 
       キリストの苦しみに欠けたところを、 
   その体である私たちが進んで満たすことができますように。』


皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
『悲しみの聖母』を思い巡らすことで、
どんな試練にも打ち勝ちたいものですね。 お元気で!

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