マリアテレジアの独り言

日々の生活の中で見つける・・
  小さな感動をつづります。

タイン川をカッスルから下って河口まで。  そこは『北海』。異国中の異国。油田・ガス田、等の宝庫です。

2015-08-07 20:27:12 | 旅行。海外旅行。

   一昨日は、『タイン川にかかる6つの橋』 をご覧いただきました。

   今日は、川をはさんで、川の一部をぐるっと一周の旅です。

   ①タイン川を、ニューカッスルから地下鉄で、河口まで下って、 河口の北海で遊んで、
   ③河口から、フェリーに乗って、対岸に渡り、④対岸から、地下鉄で上って、セントラル駅まで戻って
   ⑤セントラル駅から、
『スイング橋』を渡って、対岸のニューカッスルに戻る。
                                      
まず。
    ①タイン川を、 ニューカッスル側から地下鉄で下って、河口:『タインマウス 』まで足を伸ばしましましょう!  
     
                                       タイン川は、河口で、『北海』に流れ込みます。

       河口には・・・
    ②『タインマウス城と修道院:Tynemouth Castle and Priory』 
                                  と 『北海の砂浜:King Edwards Bay』 があります。
   googlemap-tynemouth.jpg

    皆様に、どのようにブログで御案内しましょうかしら?  と考えました。
       考えながら・・・思い浮かんだ言葉があります。

     西洋の人たちは
       日本のことを・・・『極東の国』 と言いますよね。その意味がいまいち分かりませんでした。

     この度・・・
      北海に面するニューカッスルを訪れて感じることは・・・『全く日本とは違う。町も人も気候も他にも違う』 です。
                  『言葉』で言うと・・・『極北の国』 がぴったりです。

      想像を絶する異国中の異国。 見るまでは全く分からない国。 そんな時にぴったりの『言葉』が『極』です。
                              『極東の日本』 そして 『極北の北海の国』 です。

 

    で・・・
     今日は、皆様に、写真を列挙してご覧に入れることといたします。 よろしくお願い致します


   朝8時。 出発。

    町のどこもそうであるように・・・
        2階以上は住居。   
  1階に小さなシャッター一つ分の 『GRAINGER MARKET:市場』 入り口。
  
  近所の市場。   外目には 『えぇ~? ここが市場?』  て感じです。

   中に入れば・・・

  ビルの1階部分の巨大なスペースで、市場が展開しています。
 
   『果物屋』  
           店店は早朝開店。 閉店時間も早い。
 
         今日の遠足のために、果物と飴を購入。
                                    『駄菓子屋』              量り売り。   
         
    『飲み物にパン』          サンドイッチがうまい!
   

9時半。

   地下鉄乗車。 
    
    『タインマウス駅・タイン川河口駅』 まで。
       券売機(カードで買えるので便利です)でタインマウス駅までの運賃。
            ママ・3.1ポンド。 60歳以上はシルバー料金・半値ほど。 孫たち・無料。
 
         『North Shields 行』  
                帰りは・・・『North Shields』 から 川の対岸の『South Shields』 へ船です     

 乗車後。
  早速の飴です。 包み袋に『You can trust!』  えぇ~?本当?   この着色ですよ!

  
         日本では食事の内容に厳しいママ。   旅では、無礼講で、ママは甘い甘い。

     車窓の民家や畑を眺めながら・・・
    
  
 30分程で到着。
   ニューカッスルの東15km。     メトロ 『Tynemouth』   タイン川河口駅
    
   
    歓待の』『掲示板』
                  『Welcome to Tynemouth』
          
           地図によれば・・・
         真横に行って『古城と修道院跡 見学』。 その隣が『黒海海水浴場』

  さて・・・
   駅を降りて。

     Tynemouth の町を散策。

    "駅前通り"? "城前通り"?    『Front Street』 を進みます。

        住宅あり・・・。
       
 
  観光地らしく。   Cafeあり・・・。
  

    

この地も『玄関』が個性的。 一軒一軒違って素敵です。

    奥深い・・・『ゲストハウス』 の入り口。      そして     シンメトリーが美しい・・・『個人宅入り口』

                                        店も住宅も間口が小さく奥が深く大きい。 京都の家にも似て・・・。

    旗がなびけば・・・     いよいよ。
  

 到着。 

  
  北海に面した小高い丘の上の 『タインマウス城・修道院』 の前に突き当たりました。


     『Tynemouth Castle and Priory Gatehouse』
                                『タインマウス城 と 修道院のゲートハウス』  

  北海に面した絶壁にそびえ立つ修道院の歴史は7世紀までさかのぼります。
           ベニディクト会の修道院』 として建てられました。
      第一次世界大戦中は、砲台としても使用され、1956年までは守備隊がおかれていた。
 
     
               7世紀にさかのぼる信仰。            面々と続く信仰です。

          日本の7世紀に、心を馳せてみました。
      確か・・・ 聖徳太子が法隆寺を建立したのが7世紀。 6百何年か?
            そして。 法隆寺は何十年か後に全焼でしたよね。

           1300年以上たっても存在し続ける「タインマウス城と修道院」。
        『石の文化』 と 『木の文化』 の大きな違いを、目の当たりに見せつけられる思いです。
         どちらがいいとかの問題ではなく、両者の文化が作り上げる違いは大きいということ。

             文化が言語を創るのか? 言語が文化を創るのか?
      King's Englishにも慣れてきて・・・人々の日本人との違いにもなれてきて・・考えさせられます。

  

    険しい自然の中で・・・祈りと観想の日々。 
           昨日の『ダラムの聖地』 と同様に・・・先人たちの信仰に深々と頭を下げました 

 
       タインマウス城・修道院へ。
  入場料4.2ポンド。入場券売り場がある14世紀に建てられたゲートハウスを抜けると、
北海に突き出た高台の上に11世紀から16世紀にかけて修道院だった建物の廃墟が広がっている。

      
       タインマウス城・修道院の教会と墓地
   『Tynemouth Castle and Priory, Church and graveyard』

                                        写真はネットより拝借
    修道院の裏手にある芝生の平地には、修道者の墓か?、大量の墓石。
 

城と修道院を後にして・・・
 
                     『北海』
 
  

      北海を眺めるベンチ。     いくつも置かれています。
       

  私たちも。
  ベンチに座って一休み。

  美しい北海の海と城と修道院跡を眺めながら・・・。 


                    今朝、市場で買った果物
    
        桃は丸かじり。                             おいしいね。      乾いたのどを癒します。

   「海に入ってくるね!」 と姉。

        海岸入り口の  『立て看板』
       
       『よくおいでくださいました。 お楽しみください。
          何もお持ち帰りにならないで。 写真と思い出以外は!
         何もお残しにならないで。 足跡と砂の城以外は!
              ご無事なご旅行を』 

            『冷たいよ~~~~』      『足をつけるのがやっとだよ!』
  

  12時。

      高級住宅? 高級別荘?                 中を見てみたいな。
     
            こんな所には  『おいしい店』 があるはずです。    探して探して・・・。
           

  外に掛けられた『メニュー』がチョイお高い。  ということはおいしいはず。  で・・  『FISH KITCHEN』 と決定!
   
                                             北海といえば・・・『魚キッチン ですものね!

  なかなか良い。 店の感じも スタッフの方たちも。
                  
      メニューに夢中のママ。  お店が用意下さったお絵かきに夢中の息子。
    
  

   迷わず・・・   『PINOT GRIGIO』
 

       『手長えび』
   
                                                             孫娘の大好物。

        『ムール貝』
    
                                                孫息子の大好物。

          北海といえばはずせない。      『鮭』 
     
        
                                        大満足でした。幸せでした。

   『King Edward's Bay』に戻って・・・

             サッカーに興じる若者たち。
       

    かもめを追いかける孫娘。
    

        残していこうね!     『4人の砂の城』
    
                                      かもめの羽をつけて    要塞だよ。
           

         海に入ってくるね!
   
  

      楽しい~~~!                                北海ですものね。
      
    

              冷たいけど、面白いね!
   
              
         またいつか来れるといいね。
     

     『足跡』 も残していこうね。
  

    『北海』は・・・
     北海油田と総称される油田・ガス田が、150余りあり、ヨーロッパの貴重なエネルギー源です。
                   おいしい魚も沢山。  正に、『宝庫』ですよね。

いよいよ帰路です。

   
                               
                         お城と修道院も見納め。            目と心に焼き付けます。 
       

   角を曲がると・・・。

       『ローマカトリック教会』
        
            
                       観想会の始まりの『ベニディクト修道会』 の名残だろうか?

  メトロ 『Tynemouth』 駅に戻ってきました。

 1882年に建てられたというガラス張りの天井を持つ『駅舎』。 英国の建築遺産です。   
  老いは・・・   はじまった『Jazzバンド』 に耳を傾けます。

       それぞれの夏休み。                若きは・・・   仲間との会話に興じます。
           

  メトロに2駅乗って・・・

   更に10分ほど歩いて・・・                 フェリー乗り場。      『ノース・シールズNorth Shieds』
   

 タイン川河口の ノース・シールズNorth Shieds と サウス・シールズSouth Shieds 間をフェリーが往復します。
             川の両岸を結ぶ重要な交通手段です。 反対側の岸への所要時間は10分足らず。

    
                                                 楽しいね!

   フェリーに乗ると・・・ 

     すでに。 対岸の町が見えています。
 

      対岸にあっという間に到着。   対岸の  『サウス・シールズSouth Shieds』 
  
   タイン川には、見える対岸に渡る方法が沢山ある。 あり。フェリーあり。
                    生活と密着した便利さに 感心します。 驚きます。 しかも無料か安値。
                   
                       ブルーと白のフェリー。          市民の足です。
          

フェリーの後は。

   朝・・・川にそって乗った地下鉄とは反対に
        夕方は・・・川の対岸側を走る    地下鉄です。
   
       トンネルを通れば・・・ そこは都会。

                              「僕は階段だよ!」        女三人は楽チン。
                    

     わが町・ニューカッスル  到着です。 

   最後に・・・  『Swing Bridgスイング・ブリッジ』  
 
                              赤い橋は、くるっと、90度回転します。 

   『Swing Bridgスイング・ブリッジ』 ママと渡れば・・・         我が家。帰宅です。
    

    今日は、
   タイン川の一部を ぐる~と一周しました。  ともかく・・・でっかくゆったりの世界でした。  

    今日も、
    歴史に触れ・・。 信仰に触れ・・。 北海で戯れ・・。 楽しく長い一日でした。
                        孫たちもがんばりました。  感謝感謝です

    皆様!
    長々とお付き合いいただきましてありがとうございました
                  お楽しみ頂けましたら幸いです。 感謝申し上げます。

 


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2 コメント

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良い旅を! (ara60kame)
2015-08-10 17:51:43
ブログ更新お疲れさまです。
旅先のお写真等楽しませて頂いています。
海岸の立て看板、なかなか気の効いたものですね。
それにしてもカッコイイおばあちゃんですね。
お孫さんのベビーシッターしながら旅が出来るなんて羨ましい限りです。これからも安全に旅を続けられますように。
涼しさを届けてください。こちら猛暑続きです。
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残暑お見舞い申し上げます (マリア)
2015-08-11 02:33:40
コメントありがとう。 私もKameさんのブログを毎日読ませて頂きながら、ランニング再開の日を待ち望んでいます。

確かにベビーシッターの役割であちこちに行けることは、ばあちゃんの特権ですね。 ありがたいことと思っています。 同業の両親が共に出張の時は、まだ小さい孫たちを置いてもいけず、この形がまだしばらく続くかもしれません。クラブ活動や学校行事で親についていくことはできなくなるまでのベビーシッターと思っています。 

あれこれと見たり聞いたりすることがめずらしく、なけなしの頭をフル回転させています。 今しばらくお付き合いくださいね。
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