goo blog サービス終了のお知らせ 

マリアテレジアの独り言

日々の生活の中で見つける・・
  小さな感動をつづります。

聖書100週間・・・『キリストと結ばれ一つの体で、各自は互いに部分なのです。』 そして 『聖トマス・アクイナス司教教会博士 記念日』・・・『種は芽を出して成長するが、 どうしてそうなるのか知らない。』

2022-01-28 14:00:00 | 聖書。聖書勉強会。教会。日常の信仰生活。
1月28日。金曜日。快晴。


今日の金曜日も、
神戸のお仲間たちと、
私は訪問中の東京・娘宅から参加で、
遠距離間で、
聖書100週間・聖書通読会・オンラインクラスです。
本当に便利です。有り難いことです。


     『聖書100週間・聖書通読会 オンラインクラス』 
 
 
   新型コロナウイルスの昨日・27日、全国の新たな感染者は
      7万2711人となり、2日連続で7万人を超え、
         過去最多を更新しました。


   そんな中、
   私たち『聖書100週間』クラスと同じように、
   孫娘(中二)と孫息子(小六)の学校も塾も、
   「オンラインクラス」と「対面クラス」の自由選択となり、
   孫たちは「オンラインクラス」を選択しました。
   幸いにも、
   孫たちの通う小学校では「パソコン授業」があり、
   孫たちの家では両親の「パソコン」があったので、
      パソコンを使いこなす機会がありました。


   この全国的コロナ禍を機に、
   全国の子供たちが、平等に、パソコンを学ぶ機会が与えられますように。
   そして、安全に、オンラインでも学ぶ機会が与えられますように。
         祈らずにはいられません。


    今日の通読範囲は、『ローマの信徒への手紙 12章~16章』


    使徒パウロは
 
   「ローマの信徒への手紙」で、
   キリスト教の福音の「心髄」
 上手にわかりやすく説明してくれました。

 パウロの手紙によって、
 人々が「キリスト教」を理解できるようになったというのは
  大げさでしょうか? 
 いえいえ、私にとっては事実です。


 当時の社会では、
 ローマは全世界の中心でした。
 パウロは、そのローマを まだ一度も訪れたことはありませんでした。
 そのローマの信徒たちは、エルサレムの教会と良好な関係にありました。
 ※それで、パウロはローマの信徒たちに連絡を取りたかったのでしょう。
 しかし実際には、
 西暦58年パウロはエルサレムに上り、エルサレムで「危険人物」として逮捕され、
        それから二年間、カイサリアで獄中生活を送ります。
 西暦60年。今度は囚人として、ローマに護送されます。
 西暦67年。捕らわれの身となり、牢獄で10年間過ごした後、ローマで殉教するのです。

    使徒パウロは、ローマの牢獄で、七つの手紙を書きました。
     その中でも一番長い「ローマの信徒への手紙」は、
 『福音の核心』を解き明かし、パウロの『遺言』とも言えるそうです。


      今日の使徒パウロは、   
      キリスト者の『新しい生き方』について述べます。


   『新しい生き方』
    キリストに結ばれる者となった今、
    キリスト者は、
    神に喜ばれる、キリストにおける『新しい生き方』に切り替えるのです。
                ・・・と、パウロは述べるのです。


 ※『キリストにおける新しい生き方』※とは、
  ※『私たちは、キリストと結ばれて、一つの体をつくっており、各自は互いに部分なのです。』

    私たちは一人一人に与えられた『恵み:賜物』を怠らず励み、
       霊に燃えて、主に仕えるのです。

  ※『希望を持って喜び、苦難を耐え忍び、たゆまず祈ること。』

     あなたがたを迫害する者のために祝福を祈るのです。

  ※『あなたの敵が飢えていたら食べさせ、渇いていたら飲ませよ。
  
     悪に負けることなく、善を持って悪に勝ちなさい。

  ※『隣人を自分のように愛しなさい。』

     愛は隣人に悪を行いません。だから、愛は律法を全うするのです。

          以上。ローマの信徒への手紙 12章
           聖パウロの述べる『キリスト者の新しい生き方』の一部です。
     

     『新しい生き方』を全うすることは、
     自分の力だけでできるものではありません。

     そこで、
     キリスト者が、自分の『新しい生き方』として、
        自分の『義務』を果たすとき、
     必ず、キリストが共にいて、助けてくださいます。
     そして、
       『このようにしてキリストに仕える人は、
       神に喜ばれ、人々に信頼されるのです。』14章18節


   『新しい生き方』によって、
    ※心の中に『神の国』が生まれます。
     それは、聖霊によって与えられる平和喜びなのです。
    ※日中を歩くように、品位を持って歩むことになるのです。


     今日も、心に響く、『パウロの手紙』を読んで、
     仲間皆様の「喜びの声」を聞くことができました。
           感謝!感謝!



そして。

今日は1月21日。年間第二金曜日。年間第三金曜日。

   『聖トマス・アクイナス司教教会博士 記念日』
   
   
 1225年頃。 アキノの伯爵の家庭にまれる。

    初めはモンテ・カッシーノ修道院で、次いでナポリで、
        学問を修めた。
    後にドミニコ会に入り、パリとドイツのケルンで、
    聖アルベルト・マグヌスに師事して学業を終えた。
    哲学と神学を教えるとともにそれらに関する多くの優れた著作を残した。

 1274年。49歳。  3月7日にフォッサノーバ近郊で没したが、
 1369年1月28日。 遺体がトウルーズに移されたことから、
           1月28日に記念されるようになった。
             『毎日の読書』より

『今日の集会祈願』

   『万物を治められる神よ、
  あなたは聖トマス・アクイナスの聖なる生涯をすぐれた学識によって
       教会を照らしってくださった。
 わたしたちが聖人の教えを学びとり、その生活にならうことができますように。』


『今日の福音 イエスの御言葉』

    『そのとき、イエスは 人々に言われた。
   

     「神の国は次のようなものである。
 人が土に種を蒔いて、 夜昼、寝起きしているうちに、
       種は芽を出して成長するが、
     どうしてそうなるのか、その人は知らない。

      土はひとりでに実を結ばせるのであり、
   まず茎、次に穂、そしてその穂には豊かな実ができる。
    
               我が家の昨年の実り

        実が熟すと、早速、鎌を入れる。
         収穫の時が来たからである。」


         更に、イエスは言われた。
  「神の国を何にたとえようか。どのようなたとえで示そうか。
      それは、からし種のようなものである。
      

     土に蒔くときには、地上のどんな種よりも小さいが、
     蒔くと、成長してどんな野菜よりも大きくなり、
     葉の陰に空の鳥が巣を作れるほど大きな枝を張る。」


       イエスは、人々の聞く力に応じて、
     このように多くのたとえで御言葉を語られた。
      たとえを用いずに語ることはなかったが、
   御自分の弟子たちにはひそかにすべてを説明された。』
        マルコによる福音書 4章26-34節


    今日のイエス様は、
    『神の国』の神秘を告げます。
     ※それは、『小さな種』が育ち、実をつけるように・・・
     ※それは、地上のどの種よりも小さな『からし種の種』が、
         沢山の鳥が巣を作れるほどに大きく育つように・・・

      
    見えない『神の言葉』は、それを聞く人の心の中で、実を結ぶのです。
    同様に、
    イエスの活動も、人々が気づかないうちに、『神の国』を造り上げていくのです。

       『命の力』:『種』は不思議です。
  私たちの『小さな働き』も、キリストがそこに働き、『神の国』が発展するのです。
    
         
      
『今日のアレルヤ唱』

 アレルヤ、アレルヤ。
   『天と地の主である父はたたえられますように。
  あなたは神の国のことを小さい人々に現してくださった。』
     マタイによる福音書 11章25節参照  アレルヤ、アレルヤ。


皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
1週間がんばって、今日は花金。
明日からの週末の二日間が、穏やかな日々でありますように。 お元気で!