今日は8月21日。年間第二十月曜日。
『今日の福音 イエスの御言葉』
『一人の男がイエスに近寄ってきて言った。
「先生、永遠の命を得るには、どんな善いことすればよいのでしょうか。」
イエスは言われた。
「もし命を得たいのなら、掟を守りなさい。
殺すな、姦淫するな、盗むな、偽証するな、父母を敬え、隣人を自分のように愛しなさい。」
そこで、この青年は言った。
「律法はみな守ってきました。まだ何か欠けているのでしょうか。」
イエスは言われた。
「もし、完全になりたいのなら、行って持ち物を売り払い、貧しい人に施しなさい。
そうすれば、天に富を積むことになる。それから、わたしに従いなさい。」
青年はこの言葉を聞き、悲しみながら立ち去った。
たくさんの財産を持っていたからである。』 以上。マタイ福音書 19章16-22節
『今日の福音』を聞いて、沢山の疑問がわきます。
疑問① 『永遠の命』とは何?
『永遠の命』とは、
死んでから与る永遠の命のことだけではなく、生きている今、神と共にある『充実した生』のことでもあるのです。
『永遠の命とは、唯一のまことの神であられるあなたと、あなたのお遣わしになったイエス・キリストとを知ることです。』 ヨハネ17-3
『永遠の命とは、キリストを通して、御父の元へ行くことです。』 ヨハネ14-6
『永遠の命』とは、この世において、唯一の真の神と人格的な交わりを持つことでもあるのです。
疑問② 律法を守り、正しく そして 何不自由のない金持ちの青年が、なぜ、『永遠の命』を欲しがったのでしょうか?
青年は、正しく立派に一生懸命な日々を過ごすからこそ、
”このままでいいのだろうか?”と、本当の『生きる意味と喜び』を知りたいと願ったのではないでしょうか。
青年から大人になる、見えるものだけではなく見えないものを求める、人生の脱皮の時期を迎えたということでしょうか。
疑問③ 『天に富を積む』 の意味は?
確かに、青年は、律法を守り、隣人を自分のように愛してきました。 欠けるところのない青年でした。
が・・・イエスは、そんな一生懸命の青年だからこそ、それ以上のことを要求 示されたのでしょう。
「もし、完全になりたいのなら、行って持ち物を売り払い、貧しい人に施しなさい。』と。
”とてつもないことをおっしゃる”と青年は思ったことでしょう。 『御言葉』を読む私たちも、同様に考えますよね。
でも、
どんな時でも、”私には不可能である”と人が認める時、人は謙虚になり、自分の無力を認めるのでしょう。
イエスの意図なさったことは、
『自分の富や正しさや力』に頼ることなく、それらは捨てて、『イエスの愛』に頼りなさい。
ということだったのかもしれません。
『天に富を積む』とは、
自分の正しさや豊かさを求め、それにより頼み、そこに安心、確かさを求めることをやめることです。
不確かな、消え去るようなものに頼むのではなく、普遍な消えることのない神の愛を信じることです。
信仰を持つことです。
疑問④ 『イエスに従う』の意味は?
イエスが青年が問われたことは、『何を、自分にとっての富とするのか? 拠り所としているのか?』ということです。
私たちも、
青年同様に、『永遠の命の保証書』を頂くために、イエスの青年への問いに答えねばなりません。
神様が主イエスにおいて与えて下さった『神の恵み』=『十字架上の贖罪』を知り、
そして
それを信じること、『信仰』こそが、『天の富』『私たちの富』であり、『イエスに従う』ことなのです。
『信仰』 こそが 『永遠の命の保証書』 なのです。
以上。考えたことでした。 お粗末様でした
皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
残暑厳しい毎日です。 お体ご自愛の日々をお過ごしください。 お元気で!
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8月21日。今日の走距離 12Km
6時。ラン開始。途中の水場で・・・大量の水を飲みながら、足のストレッチです。
8月の運動: ランニング 125㎞ 階段上り下り 0回 登山 2回