MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

撮像素子のダストの確認方法

2011年09月10日 | あらかると

上記の写真は一昨日に撮った珍しい2条の巨大な放射状巻雲だが、
撮像素子の前にあるローパスフィルターのゴミが写り込んでしまった。
ブログに掲載するほどに縮小すると目立たないが、
巻頭の写真左上がピクセル等倍で、こうなると写欲も減退する。

花などを撮っている場合には余り目立たないが、
青空となると一気に汚れが目立ち、写真として使い物にならない。
雲に懸かってなければ、PAINTで修復もできるのだが、
写真のように薄雲に懸かっていると、ディテール部分の修復は不可能に近い。

下の写真はダスト状況を見るため雲ひとつ無い青空のみを撮ったもので、
薄い部分を含め4~5箇所確認できる。

クリーニングモードを起動しミラーアップしたところを、
レンズを外してブロアーで清掃すると、
普通の浮遊ゴミならここで吹き飛ばされるのだが、それでも消えない。

この場合はカメラ機材から発生するメカニックダスト(メカダスト)で、
細かな油などが付着したものであり、メーカーなどに清掃を依頼するしかない。


このダストをもう少し確認できないだろうかと、コントラストを上げたり、
明るさなどを変えたりしたが、なかなかはっきりと現れない。

そんな時、
「Paint Shop Pro9」で画像を加工していたとき間違えて「自動調整」を実施したら、
画像があらぬ方向に修正され、どうせ使えないならと更に「自動調整」を実施。

自動調整を4回ほど実施して出来た画像が下の写真で、
青空には見えないほどのとんでもない写真になった。
が・・・・
そうすることによってダストが強調され、10箇所以上のダストの付着が判明した。
悪戯と偶然が「細部のダスト確認」に役だったというわけである。


来週は晴れの日が続くようなので、早急に清掃を依頼したいと思う。
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