晴れた日に自然の林の中などを歩いていると、
ピンホールカメラで撮ったようなノスタルジックな映像が、
地面に投影されているのを見ることがある。
木漏れ日と言う自然が創造した「刹那の画像」なのだが、
風の有る無し、風の強弱によって様々に変化する様は見ていても面白い。
高い木からの木漏れ日は、幼木をかすめ幼木の陰を投影した。
直接地面に木漏れ日が届くと、届いたところだけが輝く。
上の2枚の写真は、カメラ設定は同じ条件で撮っているが、
その日の光の強さや空気の澄み具合で、光温度の違いがあり、
光温度の違いが色の違いとなって現れたようである。
巻頭の写真は、スポットライト的に直射日光が当たったもの。