MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

野分接近中の公園にて

2011年09月02日 | あらかると

台風の接近で雲の流れが速く、時々通り雨もあったが、
「通り雨」を覚悟して撮影に出かけた。

行き先は「大町公園(市川動植物園)」。
公園の周辺は梨の産地で、周辺にある20件近くの梨の直売所ではどこも、
採れたての梨が一袋1000円程度で(一個100円ぐらい)で売っている。
贈答品の上物は15個程度入っている1箱が、2000円~4000円と種類によってまちまちである。

巻頭の写真は「ユウガギク(柚香菊)」
見た目にはピンクに近い白色にだっが、紫に近い白色とも言われている。
ハナアブは10mm程の「ホソヒラタアブ」、小さなものは「ハナバエ(花蝿)」のようだが・・

下の写真の右下の写真がユウガギクの原寸大(2~2.5cm)なので、
小さなゴミのように見えるのが「ハナバエの一種」。
ハエの仲間も種類が多く名前の特定は出来なかった。


最初はこの花が「野菊」の一種であることはわかっていたが、
カントウヨメナ、ユウガギク、ノコンギク、シラヤマギク、シロヨメナのどれなのかは判らなかった。
なので今までは「野菊」として片付けていたが・・・・、
途中に同じ花が咲いていて、それには「ユウガギク」の名札があったので判明した。


下の写真は前回見つけたものの名前がわからず、
今回も見つけたので撮った一枚。
これまで野草の検索は「野草と一休み」を利用していたが、そこでは見つからず、
今回、更に検索を重ね「花色別写真検索」で、
「ミズタマソウ(水玉草)」と判明した。


見ただけでは判らない「ミズタマソウ」に似た「ウシタキソウ(牛滝草)」もあったが、
葉の付け根などが下の写真のように赤みを帯びているのがミズタマソウと判り易かった。


散策を続けていると、風が出てきて回りが俄かに薄暗くなり(降雨の前兆)やがて降り始めた。
東屋に避難している間にすぐに止んだが、
様子を見ているうちに今度は大粒の雨が降り土砂降りになった。


これも10分程度で止み、空も明るきなってきたので公園を後にした。
台風の接近のためか蝶やトンボたちは何処かに避難したようで殆ど見つからなかったが、
彼らは何を感じて避難しているのだろうか?
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