MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

「首都圏の帰宅困難者」対策が更に前進する

2011年09月22日 | あらかると

日本各地に被害をもたらした台風15号は
北海道沖でやっと熱帯低気圧に変わった。

都心を通過した時は丁度サラリーマンの帰宅時間であったが、
すべての電車が止まってしまったため、
3月11日の震災時と同じように「帰宅困難者」が多数出てしまった。
これを機に東京都石原知事の一声で、
地震ばかりでなく台風や大雪などによって生じ得る帰宅困難者を、
抜本的に検討し保護しようと言うことになった。


私がサラリーマン時代だった頃、
私鉄やJRが災害に寄らない別の理由で1日中止まることがあった。
労働争議によるストライキが公共機関といわれる鉄道で実施されたのである。
が、
当時のサラリーマンには「電車が動いていないので欠勤します」などと言う人はなく、
会社に泊り込んだり(貸し布団屋が繁盛した)、友人宅に泊まったり、
10km以上も歩いたりして通勤したものである。


さすがに台風だけはどうしようもなかったが、
今回の地震で「帰宅困難者」が多数出たことにより、
地震ばかりではなく、様々な自然災害面でも対策が取られることは非常に喜ばしいことだが、
出来れば都心ばかりでなく、
日本全国でそうした対策が取れるよう法制化を望みたいと考えるが・・・


写真は台風一過の今朝の空。
しかし
夕方にはまた雨が降り出した。




コメント