ロクマルでいこう、60でGo!

" AS SLOW AS POSSIBLE AND AS FIRST AS NECESSARY "

海洋冒険家 白石康次郎氏 語る

2014年04月28日 | OVERLANDERS

 ファイブオーシャンズは世界で最も過酷なヨットレースと呼ばれている。そのレースで118日間、4万8507キロの海洋を走破して、総合成績2位を収めた日本人がいる。それが海洋冒険家の白石康次郎氏である。

 白石氏は2012年の4月に放送されたヒストリーチャンネルで、ランドクルーザー200を駆ってオーストラリアを走破したドキュメンタリー番組に登場した事もあり、ご存知の方もおられるであろう。

 彼は大きな冒険に挑み成功させて来た実績がある。以下の白石氏の公演の内容は実に参考になった。

 

心で感じて、腹で決める。

...オーバーランダーの精神です。

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トランスパーレント ボンネット

2014年04月27日 | NEW CARS

 ランドローバーによって4X4を巡る新しいテクノロジーを搭載したディスカバリーの試作車がニューヨークオートショウで公表された。大きなフロントボンネットを持つランドローバーデスカバリーにとって、運転席からのボンネットの下周りは死角視点である。そこで彼らはToransparent Bonnet と呼ぶ運転席からの視界の中のボンネットにボンネット下部の死角を映し出す事を考えた。

 

ボンネットが透けて見えるという事。

おそらく、今後の高級SUVに追加される装置となる可能性有り。

 

 

 

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2016 Toyota Tundra Turbo Diesel

2014年04月25日 | PICKUP TRUCKS & 4X4

 Toyota’s Tundra large pickup is set to go diesel.

According to a WardsAuto forecast, the Tundra will get a 5.0L turbodiesel V-8 from engine-maker Cummins, likely when the next-generation Tundra debuts in 2016.

This is a version of the same engine competitor Nissan will use in its next-generation Titan fullsize truck, set to debut next year in the U.S.

 

この写真はタンドラデーゼルデューリーの試作車です。

 タンドラV8ターボエンジン搭載計画は、2代目タンドラ時代に既に存在したのだが実現はしなかった。トヨタ/ヒノのディーゼルピックアップの実現、そしてその需要にも期待したい。

 2016年に現行のタンドラの選択のオプションとしてディーゼルエンジンが加わる事になる。それに先立って2015年にはニッサンタイタンがディーゼルを発売する。大型ピックアップのディーゼルの波は先導するビッグ3と共にラインナップを揃える事になり、今後この市場は更に注目を集める事になる。商用トラックとして人気のあるメルセデスのディーゼルを搭載したバンなども、乗ってみると実に静かである事や、高止まりするガソリン価格もあり、今後ディーゼルエンジンの需要は確実に伸びてゆくのではないだろかと感じている。

 

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ランドクルーザー FJ45LV

2014年04月23日 | LANDCRUISER

広いアメリカにはまだ希少なランドクルザーがオリジナルのままで存在している。

沢山ではではいにしろ、少しずつコンスタントに(継続して)市場に出てくる。

 

1965年、ランドクルーザーFJ45LV、モンタナ州のナンバーです。

錆びてはいますが、全体的にサフェースラストです。

...

 

1964年、ランドクルーザーFJ45LV、ワイオミング州より。

オリジナルカラー、未再生車です。

いずれも、e-bay Motors より。

 

綺麗にレストレーションしても飾っておくだけならば、

このままの状態で使い続けるのがおもしろい。

 

アメリカの田舎は宝の宝庫か、も。

 

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ランクルは使わないと壊れます

2014年04月21日 | ロクマル日記

 

ヤバい!光景です。

犬ションではありません。

これは?水か油か、コーヒー牛乳か?

 

エンジンブロックの穴から、液体がドクドクと...

オーバーヒートです。

ウォーターポンプは最近取り変えたはず...

 

下回りは、ベトベトです。(エンジンオイルかなぁ)

この状態では、もう、車を動かす事は出来ません。

今日は、ここにロクマルを置いて帰る事になります。

 

我が街の修理工場の前。

 

...無理して、乗って来ちゃった

 

原因不明のオーバーヒートを起こす慢性病の1987年のランクル。

 

原因が解らない故障というのが一番困る!

 

 原因が分かれば、その対応策を講じる事が出来るが、原因が分からないのは厄介事なのだ。何処かの部品の劣化ではないかとは思ってはいるが...。

 

普段あまり乗る機会が少ないので、

使って欲しい故に、血を吐いて倒れたって感じか?

 

今後、過酷に使用する約束をしました。

 

...これで元気になるだろう。

 

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今日はイースター サンディ

2014年04月19日 | 日記

 先週も忙しく働いたので、体は少々疲れ気味。気分転換にいつもはやらない事をやろうと、今朝は静かな街へ散歩に繰り出す事にする。普段は車の運転席から眺める街の光景も、歩いて眺めると、また違う景色を観る事が出来る。

 今日は朝日をちょっと違う角度から浴びてみたいという事で、

近所へ散歩に行って来ました。

 

信号機です。

車に乗っていながら観る信号機と、歩行者から観る信号機は違います。

 

近くのバーバーへ足を向ける、

いつも、斜め上から照らす朝日を目下に見下ろしてみる。

 

穏やかな風はまだ寒い、でも、春のエネルギーを感じます。

 

ランドクルーザーではなく、シー クルーザー。

そろそろ、進水季を迎えます。

 

消防署のレスキュー クルーザーです。

 

 ニュージャージー州からニューヨークのマンハッタンを結ぶジョージ ワシントン ブリッジ。

 いつもは渋滞と騒音の中でこの橋を渡るが、こうやって離れて見るとハドソン河の光景に溶けて実に美しく調和のある橋だと感じる。

 

反対側(南側)を眺めると、休日のマンハッタンが静かに水に浮いている。

平日はマンハッタンへの通勤フェリーが行き交うので、この場所は人々の足音で賑わう。

 

本日(4月20日)はイースターサンディと言って、イエスキリストの復活を祝う日です。

イースターの朝にイースト(東)を拝む、か。

 

このハーバーの石碑にあるのは、ニュージャージー州のバーゲン郡の郡璽の絵。

1683年と記されてヨーロッパ人とネイティブアメリカンが握手を交わしている。

 アメリカ東海岸にはネイティブアメリカンの名詞の地名が実に多く存在している。よく知られる地名でマサチューセッツとかマンハッタンなどもヨーロッパ起源の名前ではない。

 

築100年を過ぎた我が街Edgewaterの元役場(2年前まで)

 半世紀ちょっと前まで、フォード自動車の組み立て工場で栄えた当時の街の光景と人々の生活も、しっかりと観てきた事であろう。

 

そろそろ、一気に葉が開きます。

 

ランドクルーザー200、あります。

 

FJクルーザー、あります。

 

道の横には、得いの知れないトレーラーが、

放置して(たぶん、捨てて)あります。

 

ビンテージカー、あります。

近くの修理屋さんの光景です。

 

おおーっ、あれは!

レンジローバーディフェンダーです。

アメリカには正規輸入されていない右ハンドルです。

ボディのサイドディケールは80年代物の象徴です。

いい物を見つけました。本格派の4X4です。

 

更に、恐ろしい物を見つけました。

...

 

個人所有のミリタリートラック、6X6。

後ろには大きな牽引トレーラー付き。

時々走っているのを見かけていたのですが、まさか、ご近所さんだったとは...。

以前はダッジのM37型トラックでしたが、それでは物足らなかったのでしょう。

 

歩いて、一廻りして帰って来ました。

いつも車で走っていると分からない光景を楽しむ事が出来ますね。

我がロクマルも散歩者に何らかの刺激を与えているのであろうか?

 

散歩中の犬にはトイレを提供していますが...。

 

散歩の後の朝のコーヒーは旨いです。

Happy Easter!

 

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春にもいろいろあるみたい

2014年04月19日 | ロクマル日記

 今年も四月は半ばになって、暖かいと感じる季節がやってきた。長い冬で寒さに慣れた体質は今後の短い時間に暑さへの対応を迫られる事になる。嬉しいのはランドクルーザーの窓を開けて風を感じながら走って気持ちがいい季節がやって来た事。片手でイグニッシッョンのキーをひねりながら、同時に、もう一方の手でノブを回して窓を全開にする。

 

 

スイセンの花が咲く、

春の花を観ると何かいい事が起こりそうな期待感を感じさせてくれる。

 

春だ、やっと寒さから開放されたーっ、

と喜んでいたのだが...

 

甘かった!

 

水曜日の夜、仕事の帰り道は、

まさかの雪!

しかも、吹雪いていやがった。

 

翌朝、木曜日の朝はすがすがしかった。

ああー懐かしい、冬の朝。

寒ーい!

 

気温はほんの0度程です。

 

エンジン始動、ワイパー不動、

発進出来ず。

 

ガリガリに凍っています。

4月半ばの春の光景です。

 

朝日と共に鳥達の喝采が聞こえてきます。

空気は春ですね。

 

せっかく咲いたスイセンがきのどくに思える。

おい、頑張れよ!

 

春の季節にもいろいろと事情があるようです。

刺激があっていいですなぁ。

 

気温はそれ程上がってはくれないのですが、

午後にはすっかりとロクマルの雪は解けました。

 

しかし、なんでしょうかこのニキビ顔(ずら)は、

青春を感じて、いい感じです。

が、なんか体が痒い感じがしないでもない。

 

花粉の季節ですね、

でも、窓を開けて走る事が嬉しい季節です。

 

ロクマルの窓は開けていこう!と。

 

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レストレーション ミスティクス その9

2014年04月18日 | VINTAGE CARS

9. Not Admitting Mistakes

This is it, The big one: If you've made mistakes in your restoration, admit them, learn from them, fix them, and move back to your goals. Don't get hung up on why you made the mistake. Gethung up on how to get back on track with the lesson your learned. You'll be wiser and happier for it.

 

9、同じ失敗を繰り返さない事

以上、述べてきた内容がレストレーションにおけるミスティク(失敗)の現象です。これらの内容を参考にして学び、行くべき方向を修繕しながら進んで行って下さい。この内容を理解しておくと、失敗を避ける事が可能である。また今後失敗した時に、思い留まる時間も少なく冷静に対応出来るのではないだろうか。これらの過去の失敗を参考にして学び、より賢くなって人生を楽しんでいって欲しい。

 

 

Hemmings が主催する ニューヨーク 州サラトガ スプリングスでのコンクール

 旧車の楽しみは、それを観る事にもある。ビンテージカーやクラッシックカーという存在はお金持ちの道楽だと思っていないだろうか?こうやって美しく仕上げた車の背後には失敗を乗り越えてゴールに至った経歴がある。当然、そこには汗と涙、筋肉痛と挫折、更に借金もあるだろう。本当の旧車の楽しみというのは、金では買えん!という事が理解出来る。ただ、希少な旧車部品は高いので、それを得るために今の仕事を更に頑張る的な行動力は求められる。

 

 

Vintage Rallies  

 旧車は飾っておく物ではない、積極的に乗るもの。アメリカにおいては1週間程の時間を掛けて1000マイル(1600キロ)を走るラリーなどもある。世界的には北京ーパリなどのクラッシックラーラリーもあります。夢だけは膨らみます。財布は膨らみませんが...(涙)

 

人は、他人の失敗から学ぶっていう事が、

分かっちゃーいるけど、

そう簡単では無い。

と、いうことをよーく知れ!

 

というのが9番目(最後の)叡智です。

 

 他人の失敗から学ぶ人は、フラーさんの様な天才として崇められます。(注)

 

以上9つ、クラッシックモータースポーツ誌5月号からの引用でした。

 

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レストレーション ミスティクス その8

2014年04月17日 | VINTAGE CARS

8. Skipping the Sorting Stage

We believe that most cars billed as "restored" are really about 50 to 100 hours from finished. Sure, they look nice and drive pretty well, but are they sorted?

A good restoration ends with a lot of testdring and list making. The lists will note rattles. things that don't feel right, parts that dont' fit correctly, and cosmetics that need attention. they may even include a big job, like removing the drivetrain to fix something. You may be out of money or sick of working on your car. but sorting making a decent restoration into a great restoration-and can save you from a bad restoration.

 

8、終わり良ければ全て良し

レストレーションの仕上げ(完成)において多くの人が最後の仕上げを曖昧にしてしまう。それは即ち、最後の段階でのチェックとその対応の事。車が綺麗に仕上がって走るようになると、これで完成と思ってしまうのも無理はない。しかし、最後の仕上げは車が出来上がった。と言われる時点から、更に50から100時間を費やす事を理解しておく必要がある。

良いレストレーションの最後は数多くのテストとリストの製作である。リストには、まず機械的な部分で、不自然な振動はないか?組みつけの感覚がしっくりいかない所はないか?パーツは正しい物が正しく取り付けられているだろうか?など。また、外観においても、塗装が良くない部分などをチェックします。その結果、手直しをするべき所は行います。時には駆動部を取り外す程の大仕事になるかもしれません。おかげで、予算は底をつき、精神的にも疲れてしまいます。しかし、これらの作業を行う事によって、そのレストレーションはグレートレストレーションに格上げされます。

 

...

この概念を容易に理解するには、

結局、レストレーションというのは自分がやるものなのだ!

という理解力です。

 

 ショップや他人に依頼してやるものではありません。ショップや他人はあくまでも手伝ってもらうという範疇です。それは、病気を直すという事にも似ています。医者や病院、あるいは薬が病気を直すのではなく、あくまでも自分が直すという主体的な理解です。

 

 アリゾナ州のフラッグスタッフにある、ビンテージオフロードの作業場前、作業途中、作業待ちの古き良きランドクルーザーの列。早くから錆の少ないランドクルーザーの価値を知って、その発掘とレストレーション取り組んできた。ジープではない、ランドローバーでもない、ランドクルーザーが一番だ!と、はオーナーであるグレッグムショロ氏の言葉です

 

 レストレーションを依頼したショップから出来上がった車を受け取ります。しかし、この時点ではまだ完成では無いと言う事です。まだ、途中です。完成に至るには更にそれから小なり、大なり手を加える必要があるのです。にもかかわらず、それで完成だと思ってしまう。中には、ショップはいい仕事を提供しなかったなどと不評を洩らす人もいるかも知れません。しかし、レストレーションの完成という概念はショップでの依頼した仕事の完成の概念とは違います。結局、仕上げる最後のステージは自分に起因しているという事を理解する必要があるのです。

 

その概念を理解していない事が、

ミスティク(失敗)だという事です。

 

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レストレーション ミスティクス その7

2014年04月16日 | VINTAGE CARS

7. Forgetting Why You Started

Without goals, restorations fail. Hopefully, your first goal is to have fun. Beyond that, you may want to get awards, go for great drives, say you you did it your self, or meet like-minded people.

But if you forget your goals and get too hung up on schedules, budgets, problems or other distractions, your restration will risk major failure. keep those goals at the forefront of your mind, and adjust things quickly when you stray. 〔And you will stray!〕

 

7、途中で熱が冷めてしまう

ゴール無くしてはレストレーションは失敗に終わってしまいます。当初に掲げたゴールとは、おそらく楽しむ為だったのではないでしょうか、或いはそれを超えて、賞を頂きたいとも考えたかも知れません。そして、車が完成した暁には、達成感にしたりながら復活した車を駆り、気の会う仲間達との交流を楽しむ光景を描いた事でしょう。

しかし、レストレーションの最中にあって、時間の問題や予算不足などの様々な困難が重なってくると、徐々にレストレーションの熱が冷めてくるものです。それが多くの人々が経験している失敗の大きな現象なのです。

ですから、この現実に乱される事無く、いかに情熱を持ち続けるかが大切な事なのです。迷うにしても、やる気が失せてその進行の意欲で迷うのではなくて、レストレーションの課題の中での試行錯誤な迷いであってほしいです。

 

熱を持ち続ける事が出来るか?という修業的要素。

技術的な事以前に精神的な事を問われるのが、

レストアラーの道なのです。

 

 

 アメリカのハートランド(真ん中)にあるオクラホマ州で旧ランドクルーザーのレストレーション、パーツ製作を展開しているクルーザーコープス、そのオーナーのマイクデニッション氏、彼の毎日の足はV8を搭載した後期形のヨンマル。ランドクルーザーに暑き熱を持ち続けるアメリカ人の一人です。

 

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レストレーション ミスティクス その6

2014年04月15日 | VINTAGE CARS

6. Buying Parts Too Early

This is a corollary to our engine advice. Too many people stock up on thousand of dollars' worth of parts well before they need them. These parts then get damaged in storage, go missing, turn out to be the wrong ones, or once again suck important founds from the budget at the wrong time.

We'll let you in on a secret: Yes, there may be a sale, but there will probably be a sale next year, too. Buy your parts just in time and in appropriate bundless to save on shipping and keep the project moving. But don't buy parts you aren't to use.

 

6、早くに、パーツを買いだめしない事

多くの人々が数千ドルもかかるパーツを、前もって買いおきする傾向にあるようだ。買ったパーツを倉庫の中に長時間しまっておくと、何らかのダメージを受けたり、紛失してしまう事もある。また、いざ使おうと思って取り出して見ると、実は異なった部品であったりもする。早い時期にパーツを買いあさる事は大切な予算の間違った使い方なのである。

いい事を教えてあげよう。あなたはセールスと謳われた安い時期にパーツを買ったので、安く手に入れる事が出来たと、ただそれだけに満足していないだろうか?しかし、多くの場合、セールスの謳い文句は次の年や時期にも行われるものです。

 

パーツはそのプロジェクトを進めるために、

必要な物を必要な時に、

購入するように心がけましょう。

 

まだ使わないパーツは購入しない事。

 

...

 旧車となると、探している部品が市場に出てこない事は多いです。ですから、どーしても、部品が市場に存在する時に買って置いておきたいという衝動があります。その心理状態を観て、過去のレストアラー達が、それが失敗だったと言っているのです。プロジェクトが動いて入る時に必要な部品のみを買う事が大事だというアドバイスです。

私も買い置き部品が、幾つかたまってまー!す(汗)

 

 

 北米最大の旧ランドクルーザー部品取り車を並べるのは、コロラド州ロッキーマウンテンの山中に存在する、クラッシッククルーザーである。

 

 アメリカ東海岸は車に錆が生じやすい事もあり、結果、くたばる古いランドクルーザーも多い。しかし、ランドクルーザーはくたばっても終わりではない。 ランドクルーザーは解体され部品が必要な人々に放出される。世界にはまだ、実用に使う為に古いランドクルーザーを維持している人々も多く存在する。アメリカ北東部のニューイングランド地方にあるCruiserparts.net の入り口にあるLandcruiser Dr. の道路標識。

既に、何者かに盗まれたようであるが...(汗)

 

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レストレーション ミスティクス その5

2014年04月13日 | VINTAGE CARS

5. Not Checking References

Whether you're trusting a full restoration to a shop or just subbing out a few things. it's essential that you check references. Note the plural, as one reference is not enough.

There are three things to ask past customers: Did the shop perform quality work? Was it on budget? Was it on time?

If it wasn't quality work, walk away. If it wasn't on time or after all-but you'll want to plan for these curveballs.

The most important references are for the metalwork and paint. In these cases, you shoud not only talk to past customers, but attempt to see their cars. A little due diligence goes a long way here.

 

5、作業を依頼するショップの決め方

レストレーション作業の大小に限らず、必要とする作業をショップ(プロ)に依頼する場合は、必ず以前の仕事を参照とする事が大切です。

そして、その仕事の参照は以下の3つのポイントから評価する必要がある。

1、仕事の質

2、予算バランス

3、作業の時間枠

質の悪い作業(手抜きも含)を避ける事は意外と理解しやすい。しかし、作業の時間の延期や計画執行の延期などはレストレーションの計画が時間の経過と共に、カーブボールの様に徐々に狂ってくる事を覚えておこう。

一番重要な作業の参照は板金と塗装である。ショップが仕上げた仕事(質)の評価をそこでのお客さんに聞くだけではなくて、実際に見て触れて自分で確かめてほしい。その時(最初)の小さな行動が後には大きな結果の違いとなる。

 

 世界に2台、ゴールドカラーのトヨタ2000GTのレストレーションを完遂したのは吉川信氏。フェラーリレッドに塗られた2000GTはいつか火災を起こして吉川氏の工房に運び込まれた。塗装を剥離してビックリ!2000GTは生き物であり、本物のレストアラーに出会いたかったのである。

 

...

 アメリカでカーショーなどに出かけて行くと、綺麗にレストレーションされた60年、70年代のアメ車がずらずらずらっと置いてある。一台一台近くに寄るとボディの作業の質が分かる。見てくれ重視か?本質を大切にしているか?どれ程手間が掛かっているのか?パテの厚さを想像してみるなど、...意外と多いのがアメリ感(汗)です。

 

 

旧車を楽しむ、ロサンゼルスの人々。

休日の朝こそ、おやじ達は早起きだね。

 

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レストレーション ミスティクス その4

2014年04月13日 | VINTAGE CARS

4. Skimping on Metalwork and Paint

We just dropped a hint about this one. You can redo just about any mechanical job with a little time and a little cash, but redoing substandard bodywork is pretty much like starting over.

Bodywork is usually the most expensive part of the restoration, and too many people try to keep down costs by cutting corners.

It's a false economy-the only way to save on bodywok and paint is to start with a sold car and make sure the work is done properly. If you're not doing the work yourself, see our next point.

 

4.板金塗装にかかるお金をケチるな

メカニカルな工程はたとえ失敗(間違った作業)をしても、財布と相談しながら時間を作って、ぼちぼちと直していく事が出来ます。しかし、板金塗装においては、板金塗装をやり直すという事は大きな出費となります。

一般的に板金塗装というのは、車のレストレーションの過程でもっともお金がかかる工程です。よって多くの人々が、いかにしてコストを掛けないで安く仕上げる事が出来るか、と考えがちなのです。

結果的に板金塗装においては、安物買いの銭失いという表現があてはまります。板金のコストを安くするコツっていうのは、ズバリ、板金の必要の少ないベース車を最初に探す事です。

 

  ヨーロッパのトヨタミュージアムの依頼によって、SORのマーブスペクター氏が発掘さを手伝い、カリフォルニアにあるスタジオタイムカプセル(STC)吉川信氏によってレストレーションを受ける(た)ランドクルーザーFJ45LV。

尚、もしあなたが、自分で板金塗装の作業をしないのであれば、次の(その5)項目であるショップ選びを参照にして下さい。

 

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レストレーション ミスティクス その3

2014年04月11日 | VINTAGE CARS

3. Rebuilding the Engine Too Early

Our lule is simple: Don't rebuild the engine until it's time to put it back in. We've seen too many engines rebuilt early in the restoration only to sit and degrade in a dusty corner of the shop. Not only that, but an engine rebuils sucks a lot of money out of the budget. If that money gets spent early, it sometimes means cost-cutting in important areas, like paint and body. You can always paint a used engine, put in back in, and pull it for a rebuild later. Try redoing the budget bodywork because you spent too much too early on your engine.

 

 3、エンジンリビルトは急ぐ必要はない

エンジンを載せる態勢が整うまで、エンジンのリビルトには手を付けるな。というのが我々のルールである。

我々はレストレーションの段階で、組みあがったエンジンがガレージの隅で埃を被って待機させられている光景を沢山目にしてきた。

ただ、その光景の事だけを言っているのではない。

それは、エンジンのリビルトは決して安いものではなく、限られた予算の多くをそれに費やしてしまうからである。初期の段階で既に多くの予算を使ってしまったなら、継続する作業に対して予算を回すことが難しくなり、どこかで予算を削ろうと考えるからである。そしてそれが、板金塗装等の質などに影響を与える事になる。手順にもよるが、もしエンジンを積んだ状態で塗装をするならば、リビルトする以前に行った方がよい。

 

...

 この様に指摘しているという事は、初期の段階でエンジンリビルトに着手する人が多い事をうかがわさせられる。それはエンジンがうまく回転してくれる事によって、一つの安心感が生じる。その安心感を早く手に入れたいとする気持故に、多くの予算を初期の段階でつぎ込む事になるのかも知れない。

 

レストレーションの叡智は感情のコントロールにあるようだ。

このアドバイスはルールとして指摘されている事をお忘れなく。

 

 ランドクルーザー2Fエンジン、by Cruiser Soliutions

リビルドエンジンを車体に載せる前に、エンジンの調子を確認している風景です。

 

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レストレーション ミスティクス その2

2014年04月10日 | VINTAGE CARS

2. Not Driving It First

Most restorations start with a dream-an idealized view of what the final product will be. The problem is that most restorations , no matter how well executed, are still just old cars when they're done.

Compared to modern cars, most old cars don't run as well, stop as well, handle as well, or have the amenities we 've grown to love. Try to drive your car, or at least a similar example, before driving into the restoration. Find out if you don't fit, It's too hot, It's too slow, or the smells get you. Some of these things can be dealt with during the restoration, and you can budget time and money accordingly. Others may have you consider a different type of car. Ether way, waiting until It's over to find out you dont't like your car is a mistake you don't want make.

 

2、まずは乗ってみる事

美しく仕上がった旧車を前にすると、それだけで夢が膨らみますね。しかし、実際にその車に乗ってみる事が必要です。そして、その車が本当に自分が欲しい車なのかどうかを自分自身に問うてみる事です。

近年のモダンな車と比べると、旧車というのは総合的に性能が劣ります。加速もスピードも、また、ブレーキの効きやハンドル操作、そして乗り心地も現在の車に慣れていると違和感を感じる程です。

旧車のレストレーションという行為はお金も時間も掛かります。ですから、この大切なお金と時間を守る為に、最初に行うべき事はサンプル車、或いはそれに近い車に一度乗ってみる事をお奨めします。乗ってみて、これは過激過ぎる、のろーい、この感覚は好きじゃない。これっいいねー...こうして乗ってみて、気持ちが満足出来なかったら、それは貴方が本当に欲しい車ではない可能性があります。

外観だけを見て決めるのではなくて、乗ってみて決める事がそのプロジェクトを完遂させる為には必要な条件です。

 

レストレーションを始めようと思った時、

憧れの車に一度乗ってみる努力をする事。

 

...乗ったが故に虜になる事もありえよう。

 

1969 ダットサン 2000 , オリジナル オーナー車

e-bay motors blog より、

 

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