ロクマルでいこう、60でGo!

" AS SLOW AS POSSIBLE AND AS FIRST AS NECESSARY "

SEMA 2012 

2012年10月29日 | PICKUP TRUCKS & 4X4

 エクスペデッションポータルより明日10月30日からネバダ州ラスベガスで始まるSEMA (Specialty Equipment Market Association) 2012のプリレポートが紹介された。

SEMA 2012 SUNDAY

SEMA 2012 EPIC VEHICLES

SEMA 2012 JEEP

 

SEMAの香りを先立って嗅げるのは嬉しい事だ。

 

 

 フォッグランプに注目して欲しい(フロント及びルーフ)。これはLED LIGHT BARSと呼ばれており、多くのデモジープが採用している事から今後のフォッグランプの主流になる可能性がある。

 

今年のSEMA4x4関連はジープラングラーに主導権がありそうだ。

 点(・)を集めて線(-)となり、線を引いて立体を表現する様に、あちこちからジープラングラーの情報をランダムに頭の中に入れてみる。ラングラーについての思考の背骨は既に頭の中にあった。それはラングラーはコンスーマー(消費者)レポートの評価が飛びぬけて低いという事。そしてラングラーは売り上げを伸ばし続けているという事実。そしてドレスアップの巾がとても広く、アメリカのアイコン的な4x4である事だ。

 

そしてこれらを総合的に考えてみると、

 

何故ラングラーが今日のアメリカで良く売れているのかが分った。

 それは最高の街乗り車なのだ!

 

...ろう!

 

 つまりオフ用にドレスアップしたラングラーを街で使用する事が一つのトレンドでもある。ラングラーの設計はオフロードを意識し、各パーツの交換性も考慮したものだ。クライスラーはその点は譲ってはいない。

 

...ニューヨークの街中では(E)ラングラーが多い。

 

 

 本格的にオフを走る人はトヨタを選ぶ

と、思ったら、そうでもないか...。

 

いや、車種は関係なさそうだな。

 

 ラングラーが良く売れているからといってモアブの岩場が渋滞している訳ではない。都会で使う車に求める人々の感性がエアロダイナミックスに飽きてきたという事は考えられないだろうか?

 

 TLC ICON BRONCO も一年目を迎えた。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Sunday の次は Sandy 

2012年10月29日 | 日記

  今朝は風が強く秋の枯れ葉が乱雑に舞っている。家の窓から眺めるいつもは穏やかな表情のハドソンリバーの流れは白波を立てており通常ではない。耳の横を通り過ぎる風のうねりが警戒を告げてくれる。目の前の道はいつも以上の静けさで人の気配はない。


 

ハリケーン「サンディ」、米東部に接近 各地で警戒 10月29日

AFP=時事】

大型のハリケーン・サンディ(Sandy)が米東部に接近し、各地で警戒が高まっている。

キューバやハイチなどカリブ海諸国で66人の生命を奪ったサンディは、現地時間29日夜から30日朝にかけて米国のニュージャージー(NewJersey)、デラウェア(Delaware)州の沿岸部に上陸し、その後、カナダから下りてきた寒冷前線とぶつかって進路を北に変えるとみられている。寒冷前線とぶつかることによって、米東部諸州やオハイオ(Ohio)州などの内陸部で洪水や強風、大雪になる恐れがある。

ニューヨーク(New York)州当局は、ニューヨーク市(New York City)の37万5000人など低地に暮らす住民数十万人に避難命令を出した。ニューヨーク湾(New York Harbor)とロングアイランド湾(Long Island Sound)では、海面が通常よりも3.35メートル高くなると予想されている。

アンドリュー・クオモ(Andrew Cuomo)ニューヨーク州知事は28日夜から地下鉄、バス、列車を運休させるよう命じた。米東部各地の拠点空港では5000便以上が欠航した。沿岸を走る列車とバスを運行しているアムトラック(Amtrak)も、週明けの29日は全便を運休する方針を決めた。

29日は、政府職員もどうしても必要がある場合を除いて出勤しないよう指示されているほか、ワシントンD.C.(Washington D.C.)からボストン(Boston)にわたる地域では公立学校も休校になる。

バラク・オバマ(Barack Obama)米大統領は28日、米連邦緊急事態管理庁(Federal Emergency Management Agency、FEMA)から報告を受けた後、ハリケーンの進路にあたる地域の住民に警戒して地元当局の指示に従うよう求めるとともに、サンディの速度が遅いため天候の回復には時間がかかる恐れがあると注意を呼びかけた。

サンディの進路にあたるとみられる地域には約5000万人が暮らしている。広い範囲で停電や洪水などの被害が予想されているため、住民らは電池や水などの非常用物資を蓄えてハリケーンに備えている。気象予報士らは、サンディは、2011年に米東海岸に上陸し、前年に死者47人、推定150億ドル(約1兆2000億円)の被害を出したアイリーン(Irene)よりも大型で、より大きな被害を出す恐れがあると警告している。

 11月6日の米大統領選に向けて最終盤の選挙戦を繰り広げているオバマ大統領と共和党のミット・ロムニー(Mitt Romney)候補はいずれも選挙運動の予定を変更した。サンディは投票日まで9日となった選挙戦にも影響を与えている。

 

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ランドクルーザー コマーシャル

2012年10月29日 | LANDCRUISER

 1970年にアメリカで放映されたランドクルーザーのコマーシャル。そのオフロードでの走破性の高さを誇示している。一方高速道路でのクルージングが85マイル/時(135キロ/時)はちょっと無理があるのではないか?と思うのだが...(笑)。 

 

 そして中東の2013年のランドクルーザー200のコマーシャル。

ドバイかサウジアラビア?

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Nice! Firestone CM

2012年10月29日 | LANDCRUISER

ランクルFJ62が登場するファイアーストンのコマーシャルです。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

KILLING a TOYOTA

2012年10月28日 | PICKUP TRUCKS & 4X4

永遠の名作になりそうな気配!がする英国BBCのトップギアで放映された、

 

 KILLING A TOYOTA

くたばれトヨタ!

 

 以前このブログでも少しだけ紹介したが、このドキュメントは何度見ても面白い。今日まで約270万回再生されているこの永遠の名作は観るだけでトヨタトラックが世界でどの様に評価されているのか表現されている。

 

その1

 

 その2

 

 その3

 

英国人にとっては実に悔しい存在なのかも知れんな?

トヨタのトラックというのは...。

 

コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

HIBACHI JAPANESE STEAK

2012年10月27日 | OVERLAND CAFE

行って来ました。

ここは日本!

 

 

...レストランです。

 

ニューヨークの街中から車で一時間程走った山の裾野にその場所はあった。

えぇっ!ここアメリカ!?

 

と感嘆させられる。 

 

玄関である鳥居をくぐると、しばらくはこの景色が続く、

この先に何があるのかちょっと不安...しかし、かなりの期待!

 

ヘアピンカーブを3つほど曲がって山道を登り詰めるとそこには、

 

瓦屋根が...

 

 

鉄板焼き日本レストラン

 

この山の中に...

 

 

アメリカでは火鉢レストランとも呼ばれている。

これは僕が撮影したものではないが、(ユーチューブで見つけた)まさにこんな感じです。

 

小さい秋見つけた。

 

 

...ではなくて、

凄いものを見つけたという感じだ。

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Top Truck Champions' Challenge

2012年10月26日 | PICKUP TRUCKS & 4X4

 今年で20回目を迎えた トップ トラック チャンピオンズ チャレンジ (TTCCあるいはTTC)がカリフォル二ア州のHollister Hills (6月11日ー15日)開催された。アメリカのオフローダーに人気の競技イベントである。この競技に参加する競技車の基本はDo it yourself で仕上げた改造車であったり、バギーあったりするのだが個人とはいえマシーンの製作や改造費に一千万円のコストがかかっていたりするのだ。

 

 このイベントの主催者Four Wheeler マガジン

 

ではこのTTCCというイベントはどういうものなのか?

それを,理解する為にイベントのプログラムを紹介しょう。

(動画をリンクしておきました)

 

1. The Tow Test 

2. The frame twister  

3. The mud pit

4. The obstacle course 

5. The Hill clime

6. The mini Rubicon

7, The tank trap

 

 

コンクリートミキサーを牽く、the tow test

...

これらの行事を2人で一台のマシーンを使って全て消化する。

DVDも既にある様です。

 

即ちTTCCは,

4x4の運動会。

 

ただ...長距離マラソンだけは無い。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

町を走っている車の半分はランクルだと...

2012年10月24日 | LANDCRUISER

ジョナサン ハンソン 氏 のアフリカからのレポートである。

LAND CRUISER OF BAHARIA EGYPT

The oasis of Baharia, about five hours south of Cairo, is the gateway to the Western Deserts and a major hub for expedition services and vehicles.

 エジプトのカイロから車で5時間程南へ走った所にあるオアシスの町バハリア、そこはWestem砂漠の玄関であり遠征旅行の為の各種サービスを提供している。

These photos were taken in just one day plus part of a morning, not even a full 8 hours in the town during daylight. There were hundreds—literally half the vehicles in town were Land Cruisers. Almost all the images are snapshots, taken out the window as we drove or shot quickly while walking. I included a couple of interesting non-Toyota shots

 

 この町を走っている車の半分はランドクルーザーである

 

 つまりその、

ランドクルーザーの楽園、だ!

 

などと悠長な事を言っている場合ではなく、

現地の人々にしてみれば生活がかかっているのだ。

命も...

 

町を走っている車の半分がランドクルーザー。

過酷な砂漠の環境の中で生きて行く為の必需品である。

そして、 

凄いのはそれだけではない、

 

There were plenty of new, expensive examples, but there were many custom amalgamations that sometimes boggled the mind. Apparently, to avoid the high import duties on any vehicle (new or used), canny Egyptian mechanics in Baharia started bringing in cut-up halves and quarters of Land Cruisers from neighboring countries, and then welding them back together after arrival—voila, a duty-free Land Cruiser.

 エジプトでは新、中古に限らず外国からの車の輸入には高い関税がかかる。そこでエジプトのメカニック達は考えた。車をぶった切って1/4にしちゃってパーツとして持ち込む。そして後で持ち込んだ各部を溶接して仕上げれば...

ぬあんと!

 関税ゼロ(0)って事さ、

 

これこそが、砂漠で生きる為の知恵か!?

 

ランクルを運ぶというのはこういう事なのか...

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

西高東低

2012年10月23日 | 日記

 ニューヨークのロングアイランドから眺める晴れた日の大西洋。

 濃い青と薄い青が一本の線を引いている。その線の遥か先にはヨーロッパがアフリカ大陸がそしてブラジルが存在する。4x4に絞れば氷と火山のアイスランドがアフリカのサハラがそして南米のアタカマ砂漠も存在する。

 

 今までアメリカ西部ばかりを見つめていたが、見方を変えればこの海の向こう(東側)にも4x4の舞台が存在するのである。

ああっー、たまに海を見ると開放感があって気持ちいいなぁー!

妄想するのが愉しい。

 

カモメは海を眺めて何を考えているのであろうか?

いや、俺の前に居座って俺の関心を引こうとしているのかな?

 

餌、もってないぞ、

...うんこすんなよ!

 

大西洋のゆっくりとしたうねりに圧力を感じる。

まずは関心を東にも向けてゆきたい。

 

4x4の愉しみ関心を、西高東低から西高東高へ(も)、 

 

...この海を越える日が来るのだろうか?

杭を残すな、という事か!

 

おっ、そろそろ行かなきゃ、 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

西尊東卑

2012年10月23日 | 日記

紅葉が日々深まってゆく、アメリカ東海岸の秋の風景。

 ニューヨークに住んでいながらいつも関心はコロラド以西の自然環境だ。そこには起伏に富んだ山々や大渓谷、そして砂漠がありアメリカ国立公園が肩を並べている。

 そして、その地域をランドクルーザーで走って走って走りまくりたいという渇望を抱き続けている。その気持ちはまるで風呂場のタブに栓をしないでバケツで水を汲んで流し込んでいる様で消して満たされる事はないであろう。

...これこそ中毒なのであろう!

 

 仕事の合間に整備された森に足を踏み入れる。カサカサした落ち葉を踏みつけてちょうどいい具合のベンチの端っこに腰掛けてみる。

 

寒さも感じられず、爽やかな秋の午後か、

誰もいないし、ちょっと横になって昼寝でも...

と、思ったが目の前の紅葉が美しいかったので止めた。

 

手には7-11で買ったコーヒー持っているし...。

 

四季があるっていいなあって思った。

そういえば、アメリカの西海岸には四季があるにはあるが鮮烈ではない。

それも悪くないが...

 

ここ、東海岸は四季がハッキリとしている。

ついこの前まで汗だらだらだったのにな、

 

もっと近くまで紅葉を観にいこう、よ!

北米の東海岸では有名なモントリオールの郊外からジョージア州まで真っ赤に染まっていく。

 長い冬が訪れる前に一瞬森が燃えるように輝く。

 

土と落ち葉のいい香りがする。

そしてその香りから声が聞こえてくる。

『どうだ、アメリカ東海岸を好きになっただろっ!?』

 

笑、

 

『なったよ!』

 

そういってまた西を走りたいとする思いがフワフワと湧いてくる。

 

いつもと同じ思考のパターンだな。

家の中でも外でも(笑)

 

おっ、そろそろ行かなきゃ、

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

The Great Escape

2012年10月22日 | PICKUP TRUCKS & 4X4

2013年のダカールラリーは1月の5日ー20日まで南米大陸において開催予定。

2012年のダカールラリーのベスト映像が紹介されている。

これを観てまずはウオーミングアップといきたい。

Best of Dacar Rally 2012

エクスペデッションポータルより、

 

ダカールラリーは思っているよりも過酷だ! 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

1969 アストン マーティン

2012年10月21日 | VINTAGE CARS

 世界で最も美しいクーペは80年代のBMW6シリーズであると聞く。日本ではソアラが人気であったのを覚えている。現在の自動車メーカーは収益や実用性からクーペを遠慮している様だに感じる、しかし最近のアメリカではマスタング、カマロ、チャージャーなどのクーペが復活してその勇姿をフリーウエイの追い越しラインでよく目撃するようになった。

 ニューヨークのロングアイランドから e-bay に出品された一台のクーペを見つけた。

1969 ASTON MARTIN

 

美しいクーペとはいったいどういった車なのか?

こういうのではないかと思う。

 

当初英国で使用されていたものなので右ハンドル。

 

この角度からの眺めが好きだ。

セリカ、マスタングに通じる感がある。

エンジンは6気筒

 

 美しさはディテールもそうだがそのバランスにあると思う。規正にあまり左右されないで思いを形に出来た時代だったのかも知れない。材料もプラスチックの使用を最小限、大量生産ではなく職人の手による過程が多かった。

気になる値段は7200ドル(570万円)

 

美しいクーペは存在する事によって気持ちを高ぶらせてくれる。

 

観るだけでも...

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

あのFJ25は何処へ

2012年10月20日 | ロクマル日記

 今年の2月にある掲示板で1958年式のランドクルーザーFJ25 を売りますとの書き込みを見つけた。値段は確か$5800ドル位(46万円)場所はカリフォル二ア州、迷うも何もなく、興味があるから連絡を下さいのメールを (2回も) 送った。

 

...しかしオーナーからの返信は無った。

 

その時保管した写真。

 オリジナル車だ、

 50年前のトヨタが現在も動いている、使われている。という気配が冷静に考える余裕を失わさせる。とにかくまず、手に入れてみたい!という衝撃を感じたのだった。

 結局先方からは連絡がない事から、誰かもっと興味のある人がいてオーナーを口説いたに違いない。自分にはFJ25を所有する縁が無ったのだと諦めた。そして、時が過ぎてその存在すら忘れていた。

 

 ところが、

 

あのFJ25が、こんな所に

 あった!

 

 

 Land Cruiser Heritage Museum

 

俺の所に来て路上駐車の運命よりも遥かに良かった。

 

永久保存か?

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

TOYOTA BANDEIRANTE

2012年10月19日 | DATABASE

 39年と言う長期に渡ってブラジルトヨタによって生産され続けたトヨタ バンデランテはランドクルーザーの歴史の中でどの様な位置付けを持つのであろうか?

 

1962 - 2001

生産終了!最後のバンデランテ

 

会報『ブラジル特報』 20117月号掲載

日系企業シリーズ第13ブラジルトヨタの歴史

 

中西 俊一(TOYOTA do Brasil LTDA 社長)

 

 

 ブラジルトヨタの歴史は、1958年まで遡ります。当時ブラジルはクビチェック大統領が「50年を5年で」計画を実施し、リオデジャネイロからブラジリアに遷都する計画を推進していました。

 当時を振り返り豊田章一郎名誉会長は、ブラジル進出はトヨタの海外戦略の第一歩であり、いざとなったら日本のトヨタを支えてもらいたいという強い想いがあったと申しております。かくして58年に弊社は設立され、試行錯誤を繰り返した翌59年にトヨタ海外生産第1号となるランドクルーザーFJ25L(バンデランテの前身)が完成しました。62年にはサンベルナルド工場が完成し、バンデランテとして2001年まで延べ10万台を生産しました。62年の自動車総市場は19万台、2010年は350万台ですから、先代方の先見の明とチャレンジ精神には敬服しております。

 

 

 64年にはブラジルに軍事政権が誕生し、67年には1000分の1デノミが実施されました。弊社は政治・経済の荒波を乗り越えながら、お客様のニーズにお答えできるよう、ハードトップ、ソフトトップ、ピックアップ等バンデランテの車型の充実を図るとともに、エンジンのパワーアップ等改善に取組みました。

 70年代にはオイルショックがありましたが、自動車市場は50万台から100万台まで成長をとげ、バンデランテはお客様にご好評を頂き、79年には年産4,000台にまで至りました。


 80年代はいわゆる『失われた10年』であり、経済低迷にともない自動車市場が58万台まで減少し、弊社の生産も半減。全国的にストライキが多発し社会的不安定が続きましたが、弊社はバンデランテの品質改良を続けました。

 90年に入り、コーロルプランという新工業政策が始まりました。これにより通貨変更(クルザード・ノーボクルゼイロ)、輸入車解禁などが発表され、弊社は92年からカローラ、ハイラックスSW4、カムリの完成車輸入を開始しました。

 93年には自動車市場が139万台に達しますが、インフレが約2,500%を記録し、1000分の1デノミが実施されました。ブラジル政府は翌年にコーロルプランに代わり、レアルプランを導入。2750分の1デノミを実施し、通貨はクルゼイロからレアルへ変更しました。

 このような激動を切り抜けながら、94年から、弊社はメルコスール協定に基づいたブラジル、アルゼンチン相互補完事業展開に着手しました。具体的には、ブラジルで生産したカローラをアルゼンチンへ輸出、アルゼンチンで生産したハイラックスをブラジルへ輸出するというものです。

 96年にブラジルにてカローラのCKDComplete KnockDown:部品を輸送し、組立てを行う生産方式)事業を発表し、98年インダイアツーバ工場にてカローラ現地生産を開始しました。ほぼ同時期の97年にはアルゼンチンのサラテ工場が完成し、生産したハイラックスをブラジルへ輸出開始しました。これにより、弊社はメルコスール協定に沿った相互補完事業を開始しました。

 2001年になり、弊社の原点であり、お客様にご好評頂いていたバンデランテの生産を断腸の思いで中止いたしました。排気規制をなんとかクリアできないか検討・実験を重ねたのですが、残念ながら規制をクリアできず、生産終了に至りました。しかしながら、今でも様々な場所で、バンデランテがお客様のお役に立っている様子を目にいたします。お客様には大切にお乗り頂き大変感謝しております。

 07年には、ブラジルのエタノール政策に適応したカローラのFFVFlex Fuel Vehicle:ガソリンとエタノールなど1種類以上の燃料を任意の比率で混合しても走行可能な自動車)バージョンを導入。このFFV開発は、トヨタにない新技術でしたので、日本の本社と協力して試行錯誤を繰り返した末に開発を終え、無事生産・販売することが出来ました。

 08年に弊社は50周年を迎えることが出来、お客様、デーラー、サプライヤー、従業員、関係者の皆様に大変感謝をしております。来年の後半には、弊社長年の夢であった小型車生産がソロカバ新工場にて始まります。

お客様に良品廉価の商品をお届けできるように引続きお客様の声に耳を傾けて、ブラジルの発展に貢献できるよう努力していく所存です。

 

 

 4つのモデルが存在した。

 

 角目のヨンマルともいえなくもないが...。

ランドクルーザー或いはFJの名称は与えられなかった。

なぜか?

 

 

Bandeirante Engines:


1961-1973 Mercedes Benz OM 324
1973-1990 Mercedes-Benz OM 314
1990-1994 Mercedes-Benz OM 364
1994-2001 Toyota 14B (1HZ)

それは登載されたエンジンに関係があるのであろう!?

ヨンマルにメルセデスのディーゼルの組み合わせ。

つまりこれは、

ベンタ、メルタ、か?

 

ブラジルの大地で実用を果たす為に当時のベストな選択だったと思われる。

 

シンプルで 実用重視

 

 

 プレスされた名称で、ランクルとの差別化か。

 

  IH8MUD,COM

バンデランテはポルトガル語で開拓者を意味する。

開拓の時代が終ってハイラックスの時代になったのか?

 

ブラジルって、ナナマル系はないんだなぁ...?

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

1969, NISSAN PATROL L60

2012年10月18日 | VINTAGE CARS

見た感じオリジナルなパトロール、

当時は和製ランドローバーとも呼ばれていたと聞く。

 

 1969, Nissan Patrol L60,  by ebay

オリジナルに近く綺麗なパトロールは希少である。

 

 1969 Nissan L60 Patrol
We have owned the truck for almost two years.  It was from Texas originally. 

 

テキサスで使用されていた物だが、 

ニューイングランドのマサチューセッツで2年間使用された。

 

走行距離:68000マイル(約11万キロ)

We used this truck as a daily driver around town only, as top speed is only about 45 mph.  The previous owner had a custom vintage heating and cooling system installed that works great.  The rear end was replaced this summer after the rear axle was sheared.  The rear end from a 1975 Toyota FJ was fitted in which entailed altering the drive shaft.  Included with the replacement was new brake lines, shoes cylinders etc.  The top comes off with little work and the engine can be started manually with the hand crank found behind the rear seat.  All in all the truck drives as well as a 40+ year old truck should (noisily and smelly).  Included in the sale are many parts that I have accumulated including window seals, shift boots,  spare distributor caps, wires, points oil filter and seal, and coveted sliding rear window seals, the original rear end, and original waterproof distributor with wires.  Also included are an original owners manual, original service manual as well as copies of electrical and engine diagrams, plans and blueprints, and all of my service records. 

The body is fair.  There is some surface rust in the normal Patrol spots: behind the spare tire and around the floor vents.  Nothing that is not uncommon in a Nissan Patrol.

These trucks are becoming harder and harder to come by in decent condition.  They were only available in the US from 1962-69 with limited quantities.
      Because of lack of finances and time we are forced to sell the patrol.
 

 

オリジナル、直6エンジン、 

 

最高時速45マイル(約70キロ/時)、3速かな?

 

パッと見た感じ、定員7名。

 

当時のドキュメントもしっかりと保管してあります。

 

オーナーによって大切にされていたのが分かります、

経済的な理由で手放す事になったようです。

...

希望売却値は7250ドル、(約57万円)

 

理解ある人に引き継がれたら嬉しいな。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする