ロクマルでいこう、60でGo!

" AS SLOW AS POSSIBLE AND AS FIRST AS NECESSARY "

基本的オフロードドライビングテクニックを習得する者が世界のオフロードを制する

2018年02月01日 | TOYOTA TRAIL

 先月書いた日記 FJ Cruiser Final and Next? の結論を持論で締めくくりたいと思う。そう思ったのは TLCA 2013年の冬号のToyota Trails の記事 A Dusty Trail of Memories by David Lee を再読して思う事があったからである。この記事が書かれた時にアメリカにおいては FJ Cruiser の販売が2014年を最後に終了する事が発表された時である。FJ Cruiser はハマーの雰囲気こそ持っているがジープラングラーに対抗する本格的なオフロード車であり、キュートとかレトロという車体の形状を形容する表現は本当は似合わないクルマである。発売当初 Trail Teams Program が結成され約3年間に渡ってその活動が話題となった。トレィルチームの指導には4x4 GOD (四駆の神)と称されている Bill Burke の様な優秀なオフロードドライバー達が集っていた。今という時はFJ が販売されていた時代を客観性を持って観ることが出来る。振り返って観ると結果、 FJ Cruiser Trail Team の存在はFJ Cruiser の販売促進の為の揮発材(広告)にすぎなかったのである。

 もしも、TOYOTA が本気で 次期 FJ Cruiser を世に出す時が来るとするとマーケッテングにおける展望に育てるという概念を強く置いて欲しいと思う。育てるという内容は安全と環境を分母にして基本的オフロードドライビングテクニックを習得してもらうというメーカー主体の取り組み姿勢である。そこには乗る、から乗りこなす、という四駆に対する意識の違いが生じてくる。良いクルマを造るだけで売れる時代は終了している。オフロード車と基本的オフロードドライビングテクニックはセットであるという本来ランドクルーザーが持っていた価値観を再認識する事が付加価値となる。そういう時代が将来やって来るのではなくて、既に今がそういう時代なのだと理解している。

 

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LAND CRUISER な時代

2016年07月17日 | TOYOTA TRAIL

 今年40周年を迎えたTLCA (1976-2016)が発行する この2016年夏号のToyota Trails 誌から最近の4WDに対するトレンドが観えてくる。FJクルーザーがアメリカ市場に存在していた2006年からの7年間はジープラングラーJKとも重なってロッククローイングが一つのトレンドであった。それは、トレイルチームが新しく市場に出てきたFJクルーザーを駈ってルビコントレールを走破する光景がイメージ的に重なっていた。FJクルーザーがアメリカの市場から消えた一つの理由は4WD=ロッククローイングの時代が消化されたとする理解も何となく腑に落ちるのである。そして今の4DWのトレンドはエクスぺデッションであるという感覚が最近のToyota Trails 等の媒介から感じるのである。つまり LAND CRUISER という名称そのものがトレンドなのである。

 

TLCAが臨月毎に発行する Toyota Tarilsの2016年の7,8月号

 アメリカにおいては Expedition (遠征)というテーマが充実して来た感があるが、その理由は3つ程ある。まずは山脈、砂漠、サバンナなどの広大な大自然を保有している国柄である事。そして、近年はそれらの土地に対してのマッピング(ルート紹介)が充実してきた事もあり、以前に比べてルートに対するより詳細な知識により安心感が高まった事もある。更に、市場には充実した装備やアウトフィッターな等のそれらの行為に対する準備が整っている。それらの理由により4WDのよる充実した体験が得られ易くなった時代であると感じている。

 Toyota Land Cruiser は車体に対する高い信頼性を備え。水とガソリンなどの搭載による重装備に対応出来る。ランドクルーザーは保有する事がステイタスなのではなくて、本来の実力を駆使する事が所有する事のステイタスであるという認識がこういったエクスペデッションの時代に評価されてこそ本命である。

 

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祝40年! TLCA

2016年01月16日 | TOYOTA TRAIL

 この2016年の一月で40年目を迎えた TLCA (Toyota Land Cruiser Assosiation)。今年もアメリカの多くの大自然の中や日常生活で歴代ランドクルーザーを始めとしたトヨタ製トラックが活用され、更に多くの体験を提示してくれるであろう。ランドクルーザーは日本人とアメリカ人の接点となるべき存在であると思っているので、アメリカにおいて長く組織的に愛され続ける事は日本人の僕にとって嬉しい事だ。今後も人と大自然を繋ぐ媒介体として新旧を問わずランドクルーザーが活用される事を望んでいる。今後更にランドクルーザーの活用が幅広い洞察力や冒険心を刺激し、家族や人を結び人間社会を豊かにする機会(機械)と成る事を願っている。

 

Toyota Trail 2016 Winter

祝! TLCA 40周年

 

 

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FJを巡る小さな愛の物語

2015年06月07日 | TOYOTA TRAIL

 

 For richer or poorer...

Those were our 25years ago when I married the girl I'd met in junior high school. Like new couples, we started our married life with on empty checking account. To save money, our wedding cake was made by a friend and our reception was a keg party with bratwurst and a bone fire. Our honeymoon was a trip to Wisconsin Dells ( in the off season) where we saved money by cooking meals in our hotel room using the crock pot we'd received as a wedding gift.

 25年前に中学生からの同級生だった彼女(今の奥さん)と結婚した。多くの若い新婚カップルがそうであるけど、僕らの銀行の口座の預金は空っぽで金なんて無かったよ。

 二人で結婚式を挙げたんだ、結婚式の食事はBBQパーティの様相でビールとホットドック。そして、待望のウェディングケーキは友達の手作りだった。

 ハネムーンはシーズンオフの地元の遊園地(ウィスコンシンデル)に行った。金欠だったんで、食事はホテルの部屋で結婚式にもらったばかりのクックポットでの自炊だった。

 

In the year since, I've never forgotten the sacrifices my wife Kim made to keep us out of debt when we were first marrid. So, twnty-four years later, I really began to feel the pressuer when I was planning our 25th anniversary celebration. I wanted to plan something spectacular to make up for that pitiful honemoon. I need on exotic location -maybe a trip Europe or Australia.

 その結婚式の事や当時の事は忘れられないよ。

 だって、彼女には本当に惨めな思いをさせてきた。申し訳ない気持ちがある。

 あの当時から24年が過ぎて来年には結婚25周年になる。25周年記念は過去のひもじい記憶を払拭するような豪華な記念旅行を彼女にプレゼントしょうと思っている。視野にはいっているのはヨーロッパやオーストラリアかな。

 

About seven months before our anniversary, I started to feel stressd. We still didn't have our passports and I didn't have a plan. Seeing my stress, my wife mercifully threw me a lifeline and said. "Why don't we go camping and backpacking in Grand Teton National Park?" At first I was shocked that she'd even consider spending her anniversary in a tent. However, from the moment she mantioned it. I thought it was a great idea. Our anniversary celebration would be a two week road trip to Wioming and Montana, Is there any doubt why I love this woman?

 25周年を迎える半年少し前になって計画に対してストレスを感じる様になってしまった。我々は未だに計画を詰めていないし、パスポートさえ取得していない。焦りと現実との葛藤で閉塞感がストレスとなって心を占領してしまっていた。そんなある日、彼女は俺の後姿をみてこう言ってくれたんだ。

 

『ねえ、25周年の記念旅行はグランドテトン国立公園に行ってキャンプをしながらバックパッキングっていうのはどう?』 

...それを聞いて最初は強烈なショックだった。

彼女は自分が迎える記念日をテントの中で迎える事を望んでいるなんて...。

 

 でも、しばらくしてそれはいい計画だと僕の気持ちは納得した。そして、我々の結婚25周年記念はワイオミング州とモンタナ州を車で2週間かけて廻る旅に計画も心も固まったんだ。

彼女って本当にいい妻だろ、愛して止まないね!

 

上記は2015年の5.6月号のTOYOTA TRAIL で紹介された Dave Aurzada 氏の文章の最初の一部(訳byおやじ)である。この文章の続きはAuzada夫婦の旅行記であり、結婚25周年は黄色いFJクルーザーを駆った記憶に残る旅となった。

 

FJを巡る愛の物語。人生には各自様々な課題があるが、多くの課題のその先には、その様相の背後にある深い愛にに気付かせようとする誘導がある。人生というのは何か新しい物を得る為にあるのではなくて、自分の中にあるものに気付かせるためにあるのだと思う。Auzada夫婦は当初の計画に挫折したのだが、結果、愛を深める事になった。そしてこの文章のサブタイトルは、For richer or poorer... 豊かさとは何か、その本質的な豊かさの為にFJクルーザーが活用されたなら、それは素晴らしい事だ。本質的な豊かさとは何か?は課題として考えるものではなくて、こういった物語があったという事ををそっと頭の隅において置くだけでいい。やがて誰でも自分の順番が廻ってきたら静かに気付くものなのだと思っている。

 

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Welcome to the Jungle

2015年05月19日 | TOYOTA TRAIL

 カナイマ国立公園(Canaima National Park)は南米のベネズエラに位置しユネスコの世界遺産に認定されている。公園内には世界最高の高さを誇る有名な Salto Angel (天使の滝)が存在し、その高さは979メートルと約一キロに及ぶ。

 

 

Salto Angel

 TLCAが発行する最新号のToyota Trail にはこのギニアのジャングルをベネズエラの首都Caracas からParaguaの町まで600マイル(960キロ)の距離を 1980 FJ40, 2005 FZJ71, 2007 FZJ71 の3台のランドクルーザーで走破した記録が紹介されている。そこはサバンナとジャングルの世界が展開する。

 

Canaima Lagoon

 ランドクルーザーでジャングルを走破するというのは連続的な水と泥の格闘であり、故障あり、掛橋あり、リカバリーあり、湿気、虫など多くの課題と付き合うという事である。

 

 

 

TLCA のホームページに乗っている編集されたその時の動画です。

ランドクルーザーとはどういうクルマであるのか、あるべきなのか、を示唆するような走りです。

 

実は...我々はランクルを間違って使っていないだろうか? 

本当はランクルをまだ知らないんじゃないだろうか?

 なんて思わされる。

 

...考え過ぎか?

 

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どうしちゃったの? TOYOTA

2015年03月10日 | TOYOTA TRAIL

 昨晩遅く帰宅した時に机の上に積まれた郵便物の中にTLCAが発行している2015年の TOYOTA TRAIL 春号があった。手にとってビニールを開けようとした時に裏表紙に目が釘付けになった。

 

おおおーっ!これは...ロクマル。

しかも、TOYOTA Let's Go Place

2015年のこの時代に80年代のロクマルがトヨタの広告に使われているとは...

写真はカリフォルニアのレッドウッドの森です。

...

TOYOTA、一体どうしちゃったの? 

作戦変更か? など、

と、考えてしまったのである。

 

 この広告を見て僕はもの凄く安心した気分になった。それは分かっている人がいるんだな、と感じたからである。TOYOTA TRAIL 誌の広告だからロクマルを活用したのかも知れないが、このロクマルの広告から感じるメッセージは新しいトヨタのトラックを買って欲しいとする意図よりも、君達の気持を我々は酌んでいるよ!という米国トヨタの本性を示している様だ。TOYOTA TRAIL 誌の内容を覗いてみると現在でもトヨタの古い4x4がおおいに支持されている事は明白である。米国においてランドクルーザーFJ60の存在はシンプルで丈夫な4x4実用車の原点として米国トヨタの中でその位置が成されているのかも知れない。

 

Escape the person you're pritending to be.

...

 

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CRUISER FEST 2014

2014年10月03日 | TOYOTA TRAIL

 

 今年もアメリカ最大のランドクルーザーのイベント、CRUISER FEST 2014 が先月の9月5日から7日にかけてユタ州のトーエレで開催された。クルーザーフェストのイベントは今年で6回目である。このイベントが象徴するのは北米のランドクルーザーの中心が北米大陸に南北に伸びる(グランドサークルを含む)ロッキー山脈の周辺と、その裾野に展開する中西部の広大な砂漠地帯であるという事である。

 このイベントには特別な一つの面白い企画がある。それはイベントが開催される9月5日を目指してロッキー山脈周辺の4箇所からそれぞれ10台から15台のランドクルーザー(FJクルーザーとトヨタトラックも含む)が隊列を組んで2泊のトレールコースを越えてトーエレの会場を目指してやって来るというものだ。これは会場に並ぶランドクルーザーがエクスペデッションの実用に十分耐える事を示し、ランドクルーザーと大自然の融合を感じされられる企画である。

 

 

EXPEDITIONS 7

 今年のクルーザーフェストの期間にもう一つの大きなサプライズ(驚き)が準備された。2012年の春に始まった世界の5大陸と両極をランドクルーザー78で走破するエクスペデッションズ 7 が 58,196マイル(約93,000キロ)を走破して出発地でありゴールでもあるこのトーエレの地に帰還を果たした。このエクスペデッションで使用されたランドクルーザーは今後 Miller Motorspors 内にある Landcruiser Heritage Museum に置かれる事になる。

  BEST! エクスペデッションビークルとしてのランドクルーザーが再認識された出来事でもあったと捉えてもいいのではないだろうか。

 

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Salar de Uyuni

2013年08月09日 | TOYOTA TRAIL

 南米のボリビアにある巨大な塩原 Salar de Uyuni では、今日も地元のガイド達がランドクルーザーを駆って観光客と物資を積み込んで往来を繰り返している。

 

 以下、Wiki より

ウユニ塩原(スペイン語: Salar de Uyuni)はボリビア中央西部のアルティプラーノにある塩の大地。標高約3,700mにある南北約100km、東西約250km、面積約10,582km²の広大な塩の固まり。塩原の中央付近で回りを見渡すと視界の限り真っ白の平地であり寒冷な気候もあって、雪原の直中にいるような錯覚をおこす。

なお本項目では学術的に正確な表現である「塩原(えんげん)」を用いているが、一般には「塩湖」と呼ばれることの方が多い。

 

 

乾期(7月頃〜10月頃)には塩原はほぼ乾いておりその上を自動車で簡単に走行できるが、雨期には若干の水が溜まり場所によっては自動車による走行ができないところも現れる。乾期でも塩を数cmから数十cm掘ると水がしみ出てくる。さらに塩原の周辺は細かな土の荒れた土地になっているので、塩原内の旅行は一般の自家用車では不可能と考えた方がよい。そもそも見渡す限り真っ白で目印は遠くに見える山と地元の人が何カ所かにつけたタイヤの道標くらいしかないので、地元観光業者の運転にまかせないと極めて危険である。

アンデス山脈が隆起した際に大量の海水がそのまま山の上に残されることとなった。さらにアルティプラーノは乾燥した気候であったこととウユニ塩原が流出する川を持たなかったことより、近隣の土壌に残された海水由来の塩分もウユニ塩原に集まって干上がることになった。こうして世界でも類を見ない広大な塩原が形成された。

 

 

この塩原は高低差が50センチしかないことが調査により判明しており、「世界でもっとも平らな場所」でもある。そのため、雨季に雨により冠水すると、その水が波も立たないほど薄く広がるため、水が蒸発するまでのわずかな期間に「天空の鏡」と形容される巨大な鏡が出現する。

以上、Wiki より、

 

 

 2008年の11・12月のToyota Trails の表紙。

 トヨタトレイルでも何度か紹介されているように、ランクル愛好家なら自らステアリングを握って走ってみたい場所である事は間違いない。その感覚はまさに空を飛んでいる様だ。

 

ヨーロッパからの観光客を乗せてユウ二を渡るランクルHJ60

まじで、方向感覚を失いそうです。

 

 

美しい大自然とランドクルーザー

大自然の体実感、

これこそランクルの醍醐味。

 

 

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TLCA 継続は力なり

2013年02月13日 | TOYOTA TRAIL

 今年も TLCA(トヨタ ランドクルーザー アソシエーション)から今年度のメンバー認定の手紙が届いた。メンバーには資格などは必要なく、申し込み用紙に必要事項を書き込み年会費の小切手を添えて申し込むだけである。現在は個人、ビジネス、小組織を合わせると3千を超える会員数だがこの数は決して少なくはない、Off-Highwayの4x4愛好家組織ではアメリカでは最大と言う声もある。

 

 1976年の1月にカリフォル二ア州ロサンゼルズの北側ベンチュラ郡でBob Garrett を中心に集まったクラブからTLCAの歴史は始まった。当時はランクル好きな仲間達が集まって郊外の野原や丘に出かけて行ってオフロード走行を楽しんでいた小さな組織でしかなかった。

 

 ベンチュラはロサンゼルスの北西にある地域であり太平洋に面している。その内陸(東側)にはサンフェルナンドの谷が存在する、そしてその中心にあるのがあのランクルパーツ専門店 SOR (スペクターオフロード)の存在である。

 

 TLCAの出発当初は主にアメリカ西海岸各地域のランクル愛好家達のコミュニケーションから始まった。クラブの出発は容易ではなかった、新聞で広告を出して呼かけた。

 

TLCAが出発して8年目、メンバーの数は100人に満たなかった。

そして13年後、300人

...

 

 TLCAは出発以来、経済的な試練は常に付きまとい、他の四駆クラブとの兼ね合いや運営の方針などに切磋琢磨し運営は決して平安ではなかった。今日のTLCAの存在は、創始者のBOBとその仲間達が諦めずに継続し努力した結果なのである。

 

 

今期号(1.2/2013年)の Toyota Trails

今期のこの会報誌の全てのページをめくってもTOYOTAの広告はない。

(以前はFJクルーザーやタコマの広告が載っていた時もある)

 

トヨタのトラックを扱っているからといって

トヨタの世話になっている訳ではない。

 

 会社組織でも30年間事業を継続させる事は難しい事である。たとえ継続したとしても内容は変化し続けるはずである。一つの雑誌を継続させる事はそ自体が奇跡の連続の様な物である。

 日本人として思う。ランドクルーザーはアメリカ人にとっては外国製のジープという存在である。その外国製のジープに対して情熱を注ぎ価値観を認めくれている彼らの存在には感謝というより尊敬心を抱く。

 

国境を越えるのはランドクルーザーでの旅だけではない。

 

TLCA とはその継続と努力の現象なのである。

 

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Metal-Tech 4X4

2012年11月30日 | TOYOTA TRAIL

 TLCA (Toyota Land Cruiser Association) が選んだビジネスメンバーオブ2012はオレゴン州に基盤を置くMetal-Tech が選ばれた。メタルテックば主にトヨタトラックの特殊バンパーやスライダー、そしてケージなどを製作している工房である。そしてより良い製品を開発するためにオーナーのMark Hawley氏自らオレンジ色に塗られた80やFJクルーザー、最近は4ランナーを駆って積極的に走行会などに参加し続けている。今回その業績が認められた形となったのである。

 

 

nov/dec 2012

 

TLCA Business Member of the Year — Metal-tech 4x4

by Butch Baker

I liked Metal-tech founder Mark Hawley from the moment I met him. Lone Star Land Cruisers had made our first trip to Cruise Moab and as fate would have it, our designated camping spots were right next to W's bunch from Washington. As we were looking over all the wild rigs W had built—some with no shackles, others with air bags and some of the most "out of the box" designs we had ever seen—there was one red FJ40 which was cleaner than the others—and had a unique roll cage. We noticed the bars hugged the contour of the dash and featured some nice grab handles. Little did we know that in a few years, this (soon to become Metal-tech) cage design would be seen at any gathering of Land Cruisers.

 

Mark hung out with us in camp and even went on a few of our "Outlaw" runs throughout that week. Around the campfire, he told us how the design had created lots of interest and he was considering making a few to sell. We also discussed the void in the market for a decent cage kit for FJ40s. It was not long before Metal-tech was born.
Since then, we have kept in touch with Mark and Lone Star Land Cruisers has a great number of rigs sporting his products. Metal-tech has also become one of the biggest supporters of our Roundup event, donating raffle items—and usually the big, late in the program items everyone lusts after. If you own any Roundup t-shirts, they probably have the Metal-tech logo on the sleeve. This is an exclusive deal for these great guys.

Over the years, we have listened to Mark tell stories about his boys and some of the things he does with them. We have even watched them grow up. Mark is always mindful to get three event t-shirts of the appropriate sizes to take home for his sons. I read somewhere that anyone can be a father but it takes someone special to be a Daddy. This fits Mark perfectly.
A few years ago, Mark had made the long trek to our event with his distinctive Toyota orange rig on a trailer. On the return trip, his truck was broken into and around $1,600 in cash was stolen. We got word of this and decided to see what LSLC could do. Before the sun set, we had donations from Land Cruiser people from all over to replace the lost cash—plus some. This in itself is probably the best testament to Mark's character.

 I have bought a lot of Metal-tech products over the years and one thing stands out: they always tweak the product. It seems as if every time I get something in, there are improvements. Whether it is something as simple as making the mounting holes a bit larger or the "MT" in the floor plates, they listen to feedback and implement improvements.

TLCA 会員誌 Toyota trail より

 

 メタルテックで製作される商品は硬派のプロテクターである。

これらの商品がトヨタ4X4の主にアメリカでの活躍に貢献してきた事は否定出来ない。現場(高い走破性が要求されるオフロードコース)は常に多くの機会に満ちている。机上での考察よりも現場での思考、アイデアの交流、そして完成した商品はやはり現場で試され宣伝される。メタルテックは現場での試行錯誤を進歩の糧としている姿勢が共感を生んだのだと思う。

夢を形に、現場でこそ生まれるメタルテックを応援して行きたい。

 

 

 

ところで、メタルテックのケージを装備したランクル40がボリビアを走る光景を覚えていますか?

BOLIVIA SPECIAL

 

トップギア、ボリビア死の路より、ビデオの一部です。

メタルテックのケージを装着した40は後半に登場します。

 

観てくれ!の雰囲気のプロテクターではなくて、

本物のハードギアを追い求めていると理解している。

 

車は壊れてもメタルテックは壊れないという程に...

 

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匠 

2012年09月12日 | TOYOTA TRAIL

 TLCA(Toyota Land CRuiser Association)が発行する Toyota Trails の今期号の記事の一部を紹介したい。

 

 匠 Takumi, (Japanese)n, highly skilled: artisan: master)

Toyota trails Sep/Oct 2012

 

 リンとクリスミラードは五月に開催されたToyotafest 2012年で、彼らが持ち込んだランドクルーザーFJ40がトラックとSUVの部門において最高のオリジナル車ベストレストレーションのアワードに輝いた。

 

1972年FJ40

おおよそ15年前にクリスとその父はこのFJ40をレストレーションするプロジェクトを始めた。

トヨタフェスタに会わせて最後の8ヶ月は特に集中して仕上げた、

このFJ40のレストアの為にかかった時間は

なんと、のべ2100時間 

 

内装も、

 

ボンネットの下も、

 

下回りも、

新車同様の仕上がり、

出来上がってからの走行距離はまだ9マイル(2012年5月)

 

しかも、

これをレストレーションしたのはその道のプロではありません。

 

彼(クリス)自信です。

しかも軒下で...

青空ペイント

レストアラー魂!ここに有り、

 

車に対するこういう熱意、大変だったであろうが、

最高の車道楽家の姿ではないだろうか。

 

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S. Bolander's FJ-25

2012年04月25日 | TOYOTA TRAIL

 1958-1961年の頃にアメリカに輸出された左ハンドルのFJ-25は、アメリカ最大のランクル愛好家団体のTLCAでさえその数を把握していないようである。ただ生存している車体の数は極めて少なく、この数さえ不明。故にコンデションの良いFJ-25を所有しているオーナーは愛好家達の仲間内では誰だか知られているのである。

 

2006年夏のTLCA 発行のToyota Trailsは30周年記念号であった。

そのページをめくると、

 

FJ-25の記述があります。

このワインレッドのFJ-25はTLCA メンバーのステーブ ボランダー氏の所有車です。

綺麗にレストレーションされたFJ-25はクラッシックカーのイベントにも参加します。

そして、オーナーのボランダー氏は16歳の時から青いFJ-25を乗り回し、その後多くのFJ-40を愛用してきました。そしてこのFJ-25は氏にとっては2台目の25です。

...

そして、とうとう この FJ-25が、

競売(E-BAY) に出されました。

1959 Toyota Landcruiser FJ-25, e-bay

 

Original Land Cruiser For sale By Owner.

This FJ-25 started it's life in the sunny islands of Hawaii.  Non-US import vehicle most likely was ordered from Toyota prior to Hawaii Statehood.  This particular rust-free FJ-25 retains virtually all of its original components, parts, F-engine, drive-train, and a slew of accessory rarities seldom seen today on any of the few surviving FJ-25s. Plus, the previous owners obviously had some respect for what they had, since there were no modifications or "garage" chops of any kind. Not to mention, the engine runs strong as ever and is a very reliable source of transportation. 

This FJ-25 had been nicely re-painted a dark burgundy color about 15 years ago.  Not an original Land Cruiser color, however, well-suited for this particular truck. Some re-painting here and there, and a substantial amount of buffing eventually brought out its underlying potential luster. (I guess you could say this was also the original "Black Cherry FJ. The actual build date of this FJ is October 1958. The VIN number indicates that this particular FJ-25 was likely the 4th Land Cruiser that Toyota manufactured.


First of all, some unique and very rare FJ-25 parts and accessories that somehow managed to survive this FJ’s 50+ year-old existence:

 

さて、このFJが幾らで、何処に嫁いで行くのかを見守りたいと思います。

おそらく、

TLCA 会員の目もこの行方を追っている事でしょう。

アメリカは広くとも、事、FJ-25に関してはかなり狭いかも。

 

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FJで走る陽の沈まない大地

2012年01月14日 | TOYOTA TRAIL

 Midnight Sun Expedition(白夜の旅)

 アメリカ合衆国最大の広さを誇るアラスカ と、カナダのパシフィック、ロッキーマウンテンの広大な土地において、昨年(2011)の夏に、アメリカの異なる州に住む3つの家族がそれぞれFJクルーザーのステアリングを握って、7週間をかけ10、500マイル(16、800キロ)の旅をした。

 

TLCA の発行するToyota Trails の今期号にその報告が載っている。

 

 日本から見ると太平洋の北東に位地する広大な台地、この地域にはまだ手付かずの大自然が多く残っている。ロッキーマウンテン、コーストマウンテン、ユーコン、北極海、まさにこの地域はランドクルーザーで走るのが最も適していると感じる。

 

 そう言えば...

ランドクルーザー200の小冊子の写真はこのエリアが舞台になっている。

ランクルには大自然が似合う、大自然にはランクルが似合う。

 

あの~、これは白いFJなんすけど...。

 視界が限られ、まして初めての未舗装な道を走る事は不安極まりない。この先何があるか分からない、そんな道に挑む時には車に対して何を求めるであろうか?

こういう時にこそFJは心強い。

 

 

 万全の装備で挑んだ旅であった。

多くのスペアパーツ、

2組のスペアタイヤ、

ミリタリーキャンピングトレーラー、

キャンピンググッズ、

水、食料、

そして、 ...ショットガン。

一日平均250マイルを走破する。結果FJはパンクなども一度もなく無事に日程を消化した。

 

...

 日本で生産されたFJが世界のラストフロンティアを走りその耐久性を提示してくれている。

さあ~て次は、我々日本人の番だ!

と、思うが...結構ハードルが高かったりする。

 

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TLCA

2011年02月09日 | TOYOTA TRAIL


Toyota Land Cruiser Association (TLCA),

 http://www.tlca.org/



 トヨタ ランドクルーザー アソシエーション

全米に60からなるランクル同好会を総合する会員制クラブ。




 僕もハチマル(LX450)を最初に手に入れた5年前からのメンバーだが特別に使命も規制もない。ただ情報を得るために会員制情報誌 Toyota Trails (年6回発行)には目を通している。それぞれの地域でのイベント、走行会、そして個人の旅行記、レストレーションおよび修理で構成されている50ページほどの雑誌。リーマンショック後には雑誌のコスト削減のためにより紙質は質素にこそなったがその姿勢は変わらない。



 ランドクルーザーに限らず、トヨタのトラック全般を乗せているが、40.60.80 の記事が多い。FJクルーザーはまだ主導権を得ていない気がする。FJクルーザーの愛好家は他で活躍しているのだろうか? いや、フィールドを旅したりロックをクロールするのにFJクルーザーは故障もなくスマートにこなしてしまうので話題性に欠けるのかも知れない。 古いヨンマルやロクマルの方がヒヤヒヤ、ドキドキして面白みが大きいのではないかな。おそらくメンバーの多くが年式のそんなに古くないトラックを普段は乗用しているはずだ。





 January/February 2011 号の表紙を飾る、アラスカ氷河と1981、BJ42

 現在のTLCA 会員数は個人とビジネスを合わせて3414。


 こういったアメリカにおけるランクル愛好家を総括する同好会が存在し、情報の集中化の媒介体がある事は凄いことなのだ。即ち自発的意思による団体の集合で、意欲的に会を支えていこうとする人々のみで構成されている。





 走行会の誘い、あなたも雄大なアメリカの荒野を楽しんで見ませんか?

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