ロクマルでいこう、60でGo!

" AS SLOW AS POSSIBLE AND AS FIRST AS NECESSARY "

1995年型 TOYOTA 4RUNNER SR5 V6

2020年10月25日 | 4RUNNER

 1995年型の TOYOTA 4RUNNER 2ND GEN.(ハイラックスサーフ130系)SR5 V6 走行距離14万マイル超(22万キロ)を購入しこの赤い4ランナーオーナーとなりました。ニューヨークの街から車で30程フリーウェイを西に向かって走ったニュージャージー州の郊外で売りに出されていた2代目4ランンナーを見つけたのは先々週の事でした。初代と2代目の4ランナーに興味を持っていた僕は興味深々で実物を見て、あまりの汚さとボロさ、古い、大きな錆やへこみも有り、壊れた箇所も沢山ある(主に電装)課題を抱えたこの4ランナーに惚れてその場で購入しました。購入した理由は3つです。まずは値段がとても安かった事。これはこの売主がこの4ランナーを購入して直ぐに後悔し、苦悩から抜け出す為になるべく早く手放す事を願っていたからです。実際にこの売主は購入してから40マイル(60キロちょい)しか走っていませんでした。そして、この4ランナーはほぼオリジナルで、売りに出していた売主が非常に正直な方で問題箇所と課題を全て事隠さずに細かく伝えてくれたので、信頼出来ると感じ納得したからです。最後は自分の好みです。イメージが沸いて来て、この4ランナーを救ってやりたいと思いました。

 DMV(日本で言うところの陸運局)がコロナにより車両の登録サービスが限定的である故に、先週は12時間の行列に徹夜で並んで耐えてナンバープレートを取得しました。この古く汚く、錆も沢山有り凹んだ場所もあり、修理の課題を沢山抱えている2代目4ランナーは僕が4人目のオーナーとなりました。古くてボロカッコ好く、何より運転してみると(オートマチックですが)面白いです。ランドクルーザーとの違いも体感しています。その違いは性能スペックの違いだけではなく、車両の持つフィロソフィー(設計哲学)です。4ランナーが家族の一員となる事によって刺激と楽しみ、そして苦悩が追加された様です。

 

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icon FJ62

2020年10月23日 | LANDCRUISER

 2020年秋号の WHEELS AFIELD の表紙を飾るのは、元アメリカ軍特殊部隊の隊長で実際にフロントラインで実績を残した CARR氏が 愛用する ICON FJ62を紹介している。ロサンゼルスのICONによって製作されたこのステージ3のフルレストレーションが施された車体の心臓には、GMコルベットのハイパフォーマンスV8エンジンである430馬力6.2LS3が置かれている。外観のフロント角目ヘッドライトにはLEDライトが組み込まれており、FJ62の欠点と呼ばれていた暗いヘッドライトも明るさを確保。オリジナルのブラウンを基調とした内装は、ICONオリジナルデザインの茶色を基調とした品の好い新しいシートに造り変えられている。テールゲートにはCARR氏が手にしているライフル銃が収まる専用ケースが美しくデザインされている。外観はクラッシカルであるが古い拘りに囚われない新車なのである。今やICON はハリウッドの成功者達をも含むステータスシンボルの座を得る存在となった。ランドクルーザーの裏の歴史は本流から離れて水嵩も増しその流れは更に大きくなっている様である。

 

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YOTA 2020

2020年10月18日 | 日記

  今年もまたTREAD誌の企画誌である YOTAが発行された。2ヶ月毎に発行されるTREAD誌のサブタイトルは、GUIDE TO AUTOMOTIVE ADVENTURE & OUTDOOR LIFE STYLE である。このサブタイトルが現在の車を活用してアウトドアを楽しむという時代のトレンドをシンプルに表現している。YOTAの情報に目を通すとトレンドのキーワードはADVENTURE である。テーマはGEARED FOR ADVENTURE である。そのテーマに貢献するのが現行の TACOMA, TUNDRA, 4RUNNR であり、 今年のYOTA誌において取り上げられたランドクルーザーは表紙にある右ハンドルのLANDCRUISER78 のみである。以前はTRD OFFROADが主題になっていたが、今もそのグレードを持つこの3種が北米トヨタの主力オフロードモデルである事には変わりが無い。

 情報誌は多大にコマーシャル的要素で成り立つビジネスである。そこには時代のトレンドを受身的ではなくて先導的に導き出す姿勢が求められている。時代のトレンドを追う、追いかけるという存在姿勢ではなくて、トレンドを創出する、模索し新しい道を開く水先案内誌の存在となる事が四駆情報誌界のサバイバルでありアドベンチャーである。自らアドベンチャー誌と名乗るこのYOTA誌はその一環を背負っている様に感じる存在である。

 

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Palisades Interstate Park

2020年10月17日 | 日記

  

 コロナにおける外出規制は長期化すると考え、それに対する覚悟と自制心を持つ事が必要な時世である。先の事は全く分らないが、アメリカのある研究所の予測では少なくとも後2年はこの生活状況が続くという見解である。この10月に入ってから周辺の街々でコロナの陽性者が増えてきている事から、秋から冬に掛けての第二波到来への警戒が高まってきている。

 今年は遠方へ出かけて行く機会が少なかった御蔭もあり、自分の住む地元にあるPalisades Interstate Parkというハドソン河に面した東西20キロ幅1キロの険しい起伏のある自然公園をより深く知る機会に恵まれた。今まで遠方を睨んでいた視線を自分が暮らしている街の近辺に集中する状況になった。その結果、州立公園内のほぼ全てのハイキングトレイルを走破するに至り、今まで知らなかった岩場や滝や植物の群生、或いは多数の展望地と避暑場を頭にインプットした結果、公園はもはや他所ではなくて我が庭に変貌した感覚がある。これからもこの自然公園とのお付き合いは暫く続く予定であるが、季節と共に変わり行く自然の変化が楽しい。コロナが無ければ知る事が無かったニューヨーク郊外の自然の美しさである。これから寒い季節になると森を訪れる人も減るであろうが、そうなれば益々森は俺のものになるのである。

 

 

 

 

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CAFE RACER

2020年10月13日 | CAFE RACER

 CAFE RACER(カフェレーサー)というカテゴリーを追加しました。カフェレーサーとはオートバイにおける改造思想という事であるが、僕の場合は自転車のロードレーサーで体力維持の為のトレーニングで汗を流し、折り返し地点のカフェで自転車を降りて夏は冷たいコーク、秋から春に掛けては熱いエスプレッソコーヒーを楽しむという行為を示している。クルマではスピードを出すという行為が苦手なのであるが、事自転車においてはより速くを目指している。レーサーという横文字よりも暴走という雰囲気が合い、暴走族という集団ではなく暴走独である。時々仲間や家族と一緒に走るが一人で走る事も好きだ。一人で走って風になって季節感を味わい、無になって瞑想の世界を彷徨い自身の中に潜む自己とのたわいのない会話を楽しむ。

 先週のある日の午後、3時間半程の往復の時間に右ハンドルの日本車を6台目撃した。トヨタのハイエース、スバルのインプレッサそして日産スカイライン(全て8代目)である。スカイラインは3台がつるんで走っていたのともう一台はこの折り返しのカフェに入ってきたシルバーの4ドアスカイラインである。運転していたのは20台の若者でスカイラインの紺色のTシャツを着ていた。声を掛けると1990年型だとの事でGTRではないがエンジンに手を加え、運転する度に高悦感を感じるとの事でアドレナインが高めであった。こういった現象からアメリカにおける準日本車の存在感が高まってきている事を感じた。そんな現象に足をそろえる様にアメリカにおける日本の旧車価格は既に高まっている。日本の古い車は安いという価値観は既に崩壊した。アメリカで右ハンドルの旧日本車は存在感が異次元で、かっけー!という驚嘆は刺激となり車好きな人々の心を既に捉えている様子である。

 

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秋はこれから深まる

2020年10月07日 | ロクマル日記

 一日の昼と夜の長さが暗のモードに入り日暮れが早くなった事に寂しさを感じている。道端の雑草が枯色となり木々の一部では紅葉が始まっている。森の中のトレールを走る(ジョギング)と季節を感じるというよりも季節そのものを堪能する事が出来る実感がある。今年はリスが実に多い、木の上にも落ち葉の下にも、そして路上にも沢山飛び出してくるが、その忙しい行動力には逞しさを感じる。鹿の家族達にも毎回遭遇する。鹿は物凄い瞬発力とジャンプ力を持っている。45度以上の山のブッシュの斜面を白いおしりを見せ付けながら軽々と登ってゆく姿には驚嘆し興奮する。鹿は人間がどんなに鍛えても真似が出来ない姿を見せつけるのである。そして、日が暮れる頃には鈴虫の柔らかい鳴き声を楽しむ事が出来る。しかし、この鈴虫の鳴き声とは不思議なもので、ある日の夕方は大合唱であるが、別の日には鳴く声が全く聞こえてこない。同じ様な晴れの日で同じような気温で、同じ様な時間で同じトレールコースであるにも関わらず、鈴虫達が互いの意思を合わせているのはなぜなのであろうか?陽が落ち、走り終えて路肩に停めたランクルに戻ってくると気持ちがほっとする。夕暮れ時の寂しさの中で一人(台)で主人の帰りをじっと待ってくれている従順な僕の様でもある。秋はこれから深まり、僕とランクルとの関係も更に深まるのであった。

 

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