ロクマルでいこう、60でGo!

" AS SLOW AS POSSIBLE AND AS FIRST AS NECESSARY "

レストアラーは失敗から学ぶ

2014年04月07日 | VINTAGE CARS

You can never learn less;

you can only learn more

The reason I know so much

 is because I have

made so many mistakes.

- Bucminster Fuller -

 

なぜ私が色々知っているかって?

そりゃー、今までいっぱい失敗しまくったからだよ。

失敗から多くの事を学んできたんだわなぁ。

バックミンスター フラー

 

リチャード・バックミンスター・フラーRichard Buckminster Fuller, 1895年7月12日 - 1983年7月1日)は、アメリカのマサチューセッツ州出身の思想家、デザイナー、構造家、建築家、発明家、詩人。(Wikiより)

 

クルマのレストレーションの記述が上記のフレーズで始まる。

 The Perfect Restration (パーフェクトレストレーション)の為に Restoration Mistakes (レストレーションミスティク)を学ぶ。2014年5月号の Classic Motorsports 誌(米)では、レストラー達の過去の失敗を分析して、その教訓を今後レストレーションに挑戦する未来のレストアラーの為に生かそうとする試みが成されている。

 アメリカではクルマの修理やレストレーションはDIY (自分でやる) 文化を持っている。その理由は僕の感じる所では4つある。

 1、土地が広い。大都市を除いた地方では住宅の敷地が広い。

 2、クルマは庶民の楽しみ。特にアメリカの地方ではクルマ(バイク)をいじる以外に楽しみが無い。

 3、ショップのメカニックが信用出来ない。修理代が高い。

 4、パーツショップ(ネットも)が充実しており、多くの中古部品やアフターマーケット品が市場にある。

 

 個人でクルマを直す事は弊害もあるが、その行為は人生のストーリーでもある。完全なフィクションと妄想だが、おおかたこんな感じか?以下、箇条書きで不動の60年代のマスタングクーペを手に入れたおやじの短ストーリー。

 

 1、動く様にはなるが、きちんと直せない。結果、中途半端。また止まる。

 2、途中でカネが続かなくなり放置され、そのまま庭の粗大ゴミとなりつつある。

 3、古いアメ車は燃費も悪く壊れるという事で、燃費の良い近代車に乗り換える。

 4、...が、逆に静かで快適で面白くはない。でも便利。

 5、再び、古い70年代の車に乗りたいとモヤモヤしてくる。せめて週末だけでも。

 6、てもちぶたさ故に、いじれる車がいいなあ。と思う。

 9、いじれる車、そいつはラングラーか旧車か?という事になる。

 10、結果。自分に嘘を付いて生きるのは嫌だ!という事になり庭の隅に放置してあったマスタングの鍵を開ける。そして思う。...こいつをきちんと直す事にしよう

 

Restoration Mistakes

Avoid These

9 Common Pitfalls to

Nail Your Next Project

レストレーションにおいて、途中で地獄に落ちない為の9つの教訓。

 

今後この内容を紹介させて頂きます。

内容はジェネラルな基本事ですが、

レストアラーの叡智です。

 

コメント
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