ロクマルでいこう、60でGo!

" AS SLOW AS POSSIBLE AND AS FIRST AS NECESSARY "

ランドクルーザーで鯉のぼりを泳がせる

2019年04月27日 | ロクマル日記

 車の窓を開けて車内に風を通しながら走るのが気持ちの好い季節となった。車の運転を楽しんでいるのだが、主観をずらすと風を楽しむ為に車の窓を開けて運転するのである。その風を楽しむ事の延長にあるのがランクルに乗って鯉のぼりを泳がすという事だが、やはり季節性もあって、この季節が一番相応しい。

 

 ランドクルーザーのボンネットの横のアンテナに小さな鯉のぼりを引っ掛けて走る。一度やってみると分かるが、とても楽しい行為である。走りながら鯉のぼりは風を受けて泳ぎ出す。非常に目立つ行為であり、他の車が何か?と目を凝らす。また、道の横を歩いている子供は指を指してくる。スピードは時速40キロから60キロ位が按配がいいと鯉のぼりは伝えてくる。自足80キロを越えると、途端に居心地が悪くなり不安になるので、止めておいた方がよい。

 

 

 風は目に見えないもので感じるものであるが、鯉のぼりはその風を見せてくれる。風は鯉のぼりに生命を注ぎ込み空中を泳ぎ出す。車にはいろんなカーアクセサリーが存在するが、この一つの鯉のぼり程運転を楽しませてくれるアイテムは存在しないのではないかと思う。ただし、付けっぱなしは好くない、天候と気分、そして道に合わせて付け外しするのが好い。また、男の子が乗る時は青、女の子が乗る時は赤い鯉のぼりを掛ける。一人で乗る時は車体の色に合わせてブルーにしている。鯉のぼりは期間限定で来週いっぱいまでである。鯉のぼりを付けて走るのは楽しい、他人が観ても楽しいと思うのであろうか?アメリカでロクマルに鯉のぼりは、なかなかいけると感じている。

 

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来年はサウジアラビアで開催

2019年04月25日 | 日記

 

 Four Wheeler Network のニュースによると、来年2020年のダカールラリーは5年間に及ぶ交渉の末に中東のサウジアラビアで開催される事が決定した。

During a joint press conference held with representatives from the Saudi government in Al-Qiddiya, the ASO announced the 2020 Dakar Rally will be held in Saudi Arabia. The route will start in Jeddah on January 5, 2020. Jeddah is the second largest city in the country. Twelve stages later the route will end in Al-Qiddiya. The Dakar Rally is expected to be just over 5,500 miles. Officials are planning a rest day in Riyadh on January 11

 2009年から舞台を南米に移して展開してきたダカールラリーがまた新たな展開を迎える。不景気な時代で経済格差からデモが継続したとしても、ノートルダム大聖堂が燃え落ちたとしても、それでも砂煙を揚げてマシーンを走らす事は止めない。そんな情勢から人類はまだまだ行けるんじゃないかと勝手に思っている。衣食住が足りたとしても夢がなくては生きて行けないのが人類の現実なのである。

 

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懐中電灯の乾電池における実験結果

2019年04月23日 | FIELD NOTE

 地元の小学校に通う息子がこの春休みに懐中電灯を使用して乾電池の耐久比較なる実験を行い、その結果が実用に役立つと思われるので紹介する。懐中電灯はキャンプ等のアウトドアでは必要なアイテムであり、災害時等には必需品となります。海中電灯の実験から導きだされた結果が今後の海中電灯の使用に役立てば嬉しく思います。

 実験は春先のニューヨークの気温で大体10℃から20℃位の常温の中です。新しい懐中電灯(LED)を4つ購入し、ブランド名の違う単三乾電池を4種類購入しました。海中電灯の中にはそれぞれ2個の乾電池が納まります。2つの乾電池はアメリカでは良く知れたブランド品です。その他の2つは非ブランド品で値段も安い物です。材料は全て同じ店で同時に購入して来ました。夜の12時に ”せーの” で新しい電池を入れて懐中電灯のスイッチを入ます。どの電池が一番長く持つかという耐久実験の開始です。光力は同じです。めんどくさいのは常時この4つの懐中電灯から目が放せないという事です、出かける時はバックパックに入れて携帯し、夜も気になって眠れないという事で家族中が実験に巻き込まれました。その結果は以下となりました。

 

RA 電池、非ブランド品 59時間 18分 (47時間)

EN 電池 ブランド品 91時間 28分 (72時間)

DU 電池 ブランド品 91時間 35分 (72時間)

EV 電池 非ブランド品 120時間 51分 (96時間)

 

 上記の結果は電池の消滅した時間です。そして、各電池は消滅前に光力を失い弱い光となります、その時間帯は消滅までの20%の時間帯として概算し、懐中電灯として充分な明るさを保持して使える時間幅がカッコ内に記された時間です。予想外の面白い結果となりました。この結果から導き出される結果はこんな感じです。

 

*ブランド品の乾電池は数値が近いです、ブランド品の乾電池は点灯したまま3日間、72時間持ちます。即ちブランド品の乾電池は3日間持つ様にデザインされているという事が分かりました。

*非ブランド品(安く売られている)電池にはバラツキがありますが。2日間、約48時間持ちます。即ち非ブランド品の乾電池は2日間持つ様にデザインされています。

*同時に非ブランド品の安い電池にはブランド品に勝る耐久性を持っているものもあり4日間、96時間持つ物もありました。

*非ブランド品の電池を購入する時は、ブランド品の電池が一本100円ならば66円で同じ価値、それ以下ならお買い得、それ以上ならば割高と見る目安を持つ事が出来る。

*47時間、72時間、96時間、単三電池のデザインには懐中電灯での使用を想定した日数、2日、3日、4日という時間を電池の容量としてデザインされている?という勝手な解釈が当てはまってしまった。

 

 最近の懐中電灯の耐久性には驚いてしまった。最初は24時間から48時間程で終了する実験だと予想していたが、見事に裏切られた。時々ランドクルーザーのボンネットの中や下回り、あるいは夜中に懐中電灯で手元を照らしながら作業をする事があるが、電池がもったいないからといって細かくスイッチをオンオフにする必要は無いのである。電池が新しいかどうか、新しい電池を携帯しているかどうか、がポイントなのであった。実験内容が参考になれば幸いである。

 

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アメリカン ブレックファースト

2019年04月21日 | OVERLAND CAFE

 今朝はBendiex Diner に朝食を食べに出かけて来た。このレストランはトヨタの新型タコマのコマーシャルに登場した場所であり、それに登場するのが映画バックトゥザフューチャーの主人公であるMichael J. FoxChristopher Lloyd であった。彼らが見たであろう光景を眺めながら、店の雰囲気や食事を楽しんだ。

 

タコマのコマーシャルの一場面。

彼らはアフタヌーンティーを楽しんでいる。

 

それに近い席に座る事が出来ました。

 

 

メニューの表紙には、The famous (有名)と書いてあります。

 

内部のカウンター、常連客が沢山存在する様子です。

 

オムレツにホームメイドポテト、これぞアメリカンブレックファースト

 日本でいうと昭和を感じる場所である。店のレジの機械をはじめトイレの造りインテリアや内部の素材など全てがここでは時代が今から30年以上昔に止まっている。テクノロジーを感じる事がないアナログな店である。メニューも、ここで使われ続けている所々が欠けた食器も 店が出来た当時からそれ程変わっていないであろうと感じさせられた。店の中の調度品には年季が感じられるが、それがウィンテージな波動を出している様に感じた。フリーリィフィールのコーヒーを大量に流し込みパンにはバターとジャムをたっぷりと盛ってカロリーの高い朝食を楽しんだ。我々が食事を終える頃、駐車場は車で埋まり店に人が流れ込んできた。食事をしながら感じた事は、ここは有名になったから人が来る様になったのではなくて、もともといいお店だったから有名になったのであろうと思った。

 

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エ ン ス ト

2019年04月17日 | ロクマル日記

 交差点のど真ん中でランクルがエンストしました。アクセルを踏んでも動力に繋がらずエンジンが止まってしました。深呼吸をしてイグニッションを戻し再びイグニッションを回しました。電気は大丈夫、スターターも回ります。ガソリンも充分に入っています。エンジンの温度も問題有りません。3回程イグニッションを戻してはエンジンを掛けるを繰り返していたら、ブス、ブス、ブス...、とエンジンが始動し始めました。6個あるピストンの内、一つか2つしか動いていない感覚です。しかし、その内エンジンは始動してランクルは動き出し、最悪の事態を脱する事が出来ました。交差点で止まっている内はとにかくカッコ悪く、更に恥ずかしく無様な姿で焦ります。そのままメカニックの所に向かいトラブルの修理を依頼しました。

 メカニックと言えども直ぐに問題が解明出来る訳ではないので、とりあえず原因が分かるまで預かってもらう事になりました。次の日にメカニックから電話があり、エンストの原因がスパークプラグであった事を聞かされました。

 

 古いプラグは真っ黒で先端にはカーボンが付着していました。車が動いている内はパーツの交換時期というものに気が付きにくいものです。プラグにおいては消耗品である故に走行距離と期間によって交換しなければならないパーツの一つでありました。一般人の車のメカニックやメインテナンスに対する理解や知識というのは車の箇所が一つ一つ故障する事によって蓄積されてゆく様な気がします。一つ壊れて一つ勉強って形です。故障する事は時として苦悩ですが学習の機会となります。そうやって学び続けるのがランドクルーザー60を維持してゆくという事なのだと思っています。

 

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ニューヨークの都会に住む旧車乗りの言い訳

2019年04月13日 | NEW YORK

都会から抜け出した、フォード アーリー ブロンコ

 通勤に車は必要ない。買い物も食事も近くのグロッサリーやレストランで済ませるが歩いてゆける距離だ。ちょっとした用事で少し遠くに出かける時は地下鉄やタクシーを使う。生活において車の必要性はない。でも、僕は車を持っている。車を運転することが好きで気分転換になるからだ。そんなニューヨーカーが保有する車に求める要素とは燃費や経済性よりも、走る事の実感や車を駆ってワインディングを滑らす時の車体の征服感であったりする。彼らは運転中に携帯に触れる事はしない。携帯は仕舞い込んで運転そのものに集中する。運転に集中しなければならない車でなければ面白くないという価値観を表現するしないは別として持ち合わせている。ドライブ、ドライビングとは何か?の答えを持っており、それを実感する為に車を保有しているのである。

 

 

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320,000.0 マイル

2019年04月12日 | ロクマル日記

 走行距離を示すメーターの節目をキチンと確認する事は意外と難しい。もう少しで節目だと知っていても忘れてしまったり、走行中で節目時にキチンと止まって写真を撮る機会に恵まれない事もある。今朝、オドメーターが32万マイル(51万5千キロ)を通過した。ロクマルライフの節目の様な感じであり、一つの時代が終わり次の時代の幕開けの様で、新たなステージの幕が揚がった。そこには予期せぬ試練が待ち受けているのであった。

 

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サイクリングの醍醐味

2019年04月09日 | 日記

 先週末は晴れた良い天気であった。ニューヨークのマンハッタン島の脇を流れるハドソン河の上流の方に用事があって家内と一緒に出かけた。用事を済ませた後、僕は持参したロードレーサーを車から降ろし、ジャージーを着込んで自宅での再会を約束して家内と別れてペダルに足を乗せた。春の風はまだ暖かいとは言えないが、それでも春を迎えた事で気分は開放される。

 

遥か遠方がニューヨークの街です。

 いつものトレーニングコースとは違って道が正確に分からないという 弊害はあったが、河を左手にして南に向かって走るという確信だけは持っていた。途中2つ程小さな町を抜けた。最初の町の中心街ではスプリングフェステバルが開催されており渋滞の中を走り抜ける結果となったが、多くの場所は閑静な住宅街が続いていた。桜のピンクやレンギョウの黄色、モクレンの紫などが、赤く淡い黄緑の木々に解けて春を演出している。川沿いにある小さな家の前に一台のピンッガウアーを見つけた。庭の真ん中に停まって、現在も使われている70年代の錆びたフォードトラック。初期型のデスカバリーなど普段目にする機会がない車の個体を目撃する事が出来た。春の清清しい空気の中を息を切らせて走り抜けると、時々喉に溜まった花粉が外に出たがる。季節と景色、そして心肺運動。今週もがんばろうという気持ちが起こってくる。これこそがサイクリングの醍醐味である。

 

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シャーシーブラック

2019年04月07日 | ロクマル日記

 ランドクルーザーのボディの下にシャーシーブラックを吹きつけました。時間とスペースに余裕があればブラシで汚れを落して洗浄してから行うのが好いのかも知れないが、時間もスペースにも限りがあり、ブラシとウェスのみを使って可能な限り汚れや錆を落とした上での吹きつけとなりました。ランドクルーザーのラダーフレームは箱になっており上部はボディに近いのでスプレーは届きません。また、駆動部やサスペンション周辺は多様なパーツが肩を並べているので様々な角度から吹き付ける必要があります。クルマというのは細かく丁寧に作業すれば幾らでも時間が掛かってしまうものですが、実用で使うランドクルーザーという存在故にそれ程時間を掛けずに作業を遂行しました。シャーシーブラックには油性と水性がありますが今回は水性を使いました。ランドクルーザーのフレームをこすっていると、後どれ位もつのか、などランクルの寿命を感じたりしますので、ランクルの健康状態が何となくわかる様な気もしました。一本のスプレーを使い切って完了です。後でランクルを明るい空の下に出してみると塗装にはかなりのムラがありました。錆が気になったり、ムラが気になったり、ランクルの維持には課題が尽きる事はないようです。

 

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錆から聞こえるランクルの声

2019年04月04日 | ロクマル日記

 道路に融雪剤が撒かれなくなり、朝夕の気温が氷点下にならなくなったこの季節は冬の緊張感が解けてホッとする季節である。一息入れた所で気持ちを落ち着かせて現実を直視すると、冬を越える事によって増殖した我がランドクルーザーの錆が目に付く。寒い冬の期間は見ていても見えなかった錆の実態が気温の上昇と共に意識する様になるのは、錆に対するメインテンスの依頼を希望するロクマルからの声である。もし、僕が錆に対して無関心で放置的な姿勢をとるならば、このロクマルからの声を聞くことは出来ないであろう。理想的なのは直ぐに行動する事である。様々なエクスキューズを並べて作業を先延ばしにしてしまうとロクマルは声を発する事を止めてしまい互いの関係に亀裂が入ってしまう。全然関係ないと思われるかも知れないが、ランドクルーザーで何処に出かけても必ず家に帰って来る事が出来る。そういうストーリーというのは、意外と些細な日頃からの関係が積み重なって出来る事なんじゃないかと感じている。今週末はランドクルーザーの錆に向き合う予定である。

 

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車を見る目

2019年04月01日 | 日記

 オートレースなんか、あんなうるさいものどうしてやるんだって、年寄り連中は非難する。事実、一般大衆は故障もなくちゃんと走れば、別にレースに優勝した車種を求める必要もないだろう。

 ところが、若い世代、あるいはスピードに興味を持つ人たちとなると、そうじゃないんだ。自動車競走に勝った車に乗りたくてしょうがないんだな。『 ホンダの車は技術が優れているからレースに勝った。その車に俺は乗っているんだ 』というプライドがある。その車を買う事によって、自分に誇りが与えられるんです。一般の人も、だんだんと目が肥えてくれば、必ずそうなりますよ。

本田宗一郎

 本田宗一郎が生前に語った彼の観点であり、ホンダのブランドにおける定義の様に感じる。現在もF-1等に参戦続けるホンダの根底には、誇りを持ってホンダの車に乗って欲しいとする意図が存在し、その為にメーカーは挑戦する事を継続している。写真は最新のClassic Motorsports 誌の表紙。この誌を手にした時に本田宗一郎の声が聞こえてきた。この文章を少し訂正するならば、年寄り連中が現在の若者達となり、若い世代は一昔の世代、となる。時代や世代が移行する事によってクルマに対する価値観も変化するのは仕方がない事ではあるが、それでもどんなクルマに乗るのか、という問いに対しては与えられた誇りを感じるクルマに乗りたい。とするのが腑に落ちる応えなのである。

 

 

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