ロクマルでいこう、60でGo!

" AS SLOW AS POSSIBLE AND AS FIRST AS NECESSARY "

樹木もランクルを利用する

2017年05月31日 | ロクマル日記

 雨に打たれるランドクルーザー60

 今日も雨。2週間以上前から連日曇り空と雨天を繰り返し5月の終わりにしては気温も低い。メモリアルディも終わり夏のプール開きは行われたがそんな雰囲気とはかけ離れている今年のニューヨーク。誰かが言った、今年の夏は短いかも。

 

雨が上がった。

雨と雨、雲と雲の合間に眩しい晴れがやってくる。

 

ランクルの窓から窓を伝ってボディの中に流れ込んだ水を少しでも落とそうとドアを雨閉めする。

 

周辺から植物の種子が飛んで来てワイパーに複雑にからまっている。

手で一つずつ取り除くしかない。

 

ボディの上にへばりついた種子も雪を払うかの様に拭き落とす。

 

 こうやって雨天後のケアを行います。

つまり、雨が続いているという事は、

こういった作業を繰り返している訳です。

...

それにしても、植物(ブナの広葉樹)は凄いなあ、と思う。

種子を少しでも多くランクルに乗せて遠くまで運んでもらい、新しい地に種子を落としたいという意志を持っているからだ。

ランクル60の表面積が広いうと言う事はそれだけ樹木達に貢献出来るのかも知れない。

 

...ブルーのランクル60は樹木の期待にしっかりと応えています。

 

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些細なる道具

2017年05月29日 | FIELD NOTE

 ニューヨーク州の北、カナダとの国境を分けるオンタリオ湖の周辺を廻って来ました。この辺りを走るピックアップトラックの多くは錆に侵食されて穴だらけです、そのトラックの有り方が長い冬を強いられる地域である事を知らせてくれます。冬が終わって暖かくなるとナイアガラの滝をはじめ豊富な水に恵まれるこの地域には多くの観光客や淡水魚を求めてフィッシャーマン達が集まります。夏の有り難さ、暖かい事の恵みを感じさせられる期間でした。

 

 今回の旅の帰路には Binghamton の街から南東に走る17号線を抜けました。ここは Roscoe の町を中心としたフライフィッシングで有名な地域(アメリカのフライフィッシングの発生の地)です。時は夕方の6時過ぎ17号線は山の渓谷に従って緩いカーブを描きなら走っています。走るクルマから川を眺めていると腰まで水に浸かったフィッシャーマン達が優雅にフライロッドを振っている光景を沢山目にする事が出来た。そういった光景を観ながら色々と感じる物があった。それは大自然との接点に人が振る一本の些細なロッドはまるで人と自然界を繋げるアンテナの様だと感じた。このロッドを川の中で振る事によって人間と自然に接点がもたらされる。行為は釣りだが本質は大自然との一体化を喜悦していると感じた。

 大自然と触れ合う時に用いる些細な道具。アウトドアで使用する道具というのは人が大自然と繋がる為の媒介物であり、道具のあるべき姿というのは人がそれを活用する事によって大自然(宇宙)に溶け込み一体となる。というのが道具の本来あるべき本質ではないかと思わされた。

 

そういった内容を頭の隅に置きつつ、

 Overland Expo West 2017, The Four Wheel Drive

四駆も道具です。

 

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Overland Expo West 2017

2017年05月21日 | OVERLANDERS

 5月12日から14日までの3日間アリゾナ州フラッグスタッフの郊外において Overland Expo West  2017 が無事に開催された。Expedition Potal の情報によると、今年は例年までのMormon Lake から Tall Pines という新しい場所に会場を移してより多くの来場者を受け入れる事が出来、昨年とは違って今年は好天に恵まれたとの事だ。そういった事からイベントは成功に終わっている。以下の写真は全て Expedition Potal から拾った写真。

 

このランクルは主催者の一人である Jonathan Hanson 氏の1974年FJ40。

最近ホイールをオリジナルな物に戻して自身はえらく気に入っている様子だ。彼のブログはこちらです。

 

  会場には沢山のキャンパーが集まってくる。往来のアメリカ的なトラーラーやキャンピングカーではなくて未舗装のリモートエリアに出かけるような冒険的なモディフィケーションが施さた車両達だ。こういった大小のキャンパーが集合する機会は殆ど無いので Expo は貴重な機会となる。

 

 オフロードを愛するバイク野郎達も集まってくる。最新の日本製デザートバイクは勿論、新旧のバイクが集い情報交換には非常に良い機会である。

 

  ファットバイクの活用なども今後盛んになるであろうと思われる。僕自身は今後ランドクルーザーとバイクを活用する事などによってアウトドアでの人と自然との接点が広がると感じている。

 OVERLANDER というテーマは今も拡大し把握しずらい所がある。このテーマを捕らえるのは乗り物(マシン)や道具(イクイップメント)だけではない。テーマを捕らえるのは冒険心、好奇心、DIY, といった発動の姿勢である。地球の自然に対して踏み倒すような征服ではなくて、かといって自然に従順に身を任せるだけでもない。自分は生かされている、目の前には神が与えた大自然がある。これをいかに取り組むかという様なテーマなのである。

 

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Alpine Hill Climb

2017年05月14日 | 日記

鮮緑に満ちた5月の広葉樹の森。

五月晴れの森の中に身を置くと呼吸はゆっくりとなり平和な気分となる。

なぜだろうか?

 

それは、自然界にある振動(波動)にある。

木々の葉は風で限りなく揺れ、

空の雲は一瞬たりとも動きを止める事はない、

それらが重なって地に降る太陽の光はゆれる。

水平な水面は一瞬たりと水平ではない。

よって自然界は波動に満ちており、この波動を感じる(共感する)時に人は安らぎを感じるのだ。

と、理解した。

 

ただ今、休憩中。

ニューヨークの郊外 Piremont にあるCafeでダブルエスプレッソを頂いています。

心を無にして新緑の中を全力で坂道を駆け上った後に感じる心地よいちょっとした疲れ。

 

5月になっても肌寒い事もあり薪火が提供されています。

炎の色、煙の臭い、音、見ていて飽きません。

一人で焚き火にあたっちゃってていいのかしら...なんて贅沢な気分なんだ!

 

僕が何時も自転車トレーニングをしているコースは来週開かれる自転車レース GFNY のコースの一部である。

道の脇にはスポンサーの垂れ幕が沢山かかっている。

 気分は、ツールドフランス?

現実は、けいりんのおっさん風。

 

本日のトレーニングのメインメニューはここ Alpine Hill です。

この川岸の駐車場から、

 

あの、見上げる岸壁の上まで

標高差444フィート(135メートル)

距離1.34マイル(2156メートル)

を、一気に駆け上がります。

 

苦楽しい!

ここを乗り越えた岡の上は高速コースとなります。

 

ロードレーサーだからといって舗装路ばかりを走っている訳ではありません。

Tallman Mountan State Park の森ではアンプレーブド(未舗装)地帯を駆け抜けます。

 

その森の中に、

多くの人がここで立ち止まって何かを考えるという聖なる場所があります。

森も色々な事を示唆してくれますなぁ。

 

世界は時代と共に変化して行きます。

しかし、時代が過ぎ去っても変わらない自然に大地の母を感じます。

 

...今日は葉々(母)の日です。

自然の波動の中にある母性に触れる故に、

人々は癒されるのかも知れない。

 

...さて、今度は下りを楽しもう!

 

Happy Mother's day!

 

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静かな期待

2017年05月13日 | ロクマル日記

 毎日の様に走る主要道路の脇の駐車場にランドクルーザーFJ62を見つけた。我が住まいから僅か2ブロックという近距離である。先週初めて見つけた時はここを訪れているゲストの車かと思っていたが駐車期間が長い事から住人の所有車に間違いないであろうと思う。近くでの確認は出来ないが錆が少なくフロントにはARBバンパーを備え付け車高も2インチ程上がっている。今後生活していくうえで路上ですれ違ったり、近くのスーパーマーケットでオーナーと会ったりする事があるんじゃないかと思うと嬉しい期待がある。

 

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Toyota Land Speed Cruiser 2

2017年05月11日 | LANDCRUISER

 昨年2016年のSEMAで公表されたToyota Land Speed Cruiser がSUVとしての最高スピードである230マイル/hを記録した。230マイルをキロに変換すると時速370キロ。スピードに耐える為に車体を補強し1950馬力のツインターボを搭載したとはいえこれは瞬間的な記録ではあるが驚異的な速さである。TRDチームによるランドクルーザー200改でのスピードへの挑戦であるが当初の予想を10マイル上回る記録となった。SUVによるスピード記録はランドクルーザー200のプロモーションではなくて米国トヨタのTRDチームの実力を示すプロジェクトであったと思う。

 

以下はFOUR WHEELER NETWORK からの引用記事、

The Land Speed Cruiser beat the former record holder by more than 19 mph, thanks to a 230.02-mph run by former NASCAR driver Carl Edwards at the Mojave Air and Space Port in Mojave, California.Using the facility’s 2.5-mile paved runway, test driver Craig Stanton gave the heavily modified Land Cruiser a warm-up run of 198 mph before turning it over to Carl Edwards. Thanks to the Land Speed Cruiser’s massive twin turbochargers, Edwards was able to hit 211 mph before running out of space to slow down.

Toyota engineers then cranked up the volleyball-sized turbochargers’ boost to about 30 psi, allowing Edwards to take the Cruiser to a GPS- and video-verified 230.02 mph. Toyota claims the Land Speed Cruiser’s Vmax beats out the prior record holder, the 211-mph Brabus GLK V12, by 19 mph. Toyota estimated the Land Speed Cruiser was making around 1,950 hp during the run, which took place at more than 2,700 feet above sea level.

The Land Speed Cruiser originally was estimated to have a top speed of 220 mph, according to Toyota. Eclipsing that goal by more than 10 mph was a surprise for the team.

 

Toyota Land Speed Cruiser

  

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上を向いて歩こう!

2017年05月09日 | 日記

肌寒い5月のマンハッタンの街を歩いていると、

チラッ、と視界のレーダーに何かがキャッチされました。

ん、んんーん!

 

おっ!

あれは...

 

ヨンマルではないか、

ワイパーとサイドランプからして1972年かな?

今年初めて40を見ました。

 

 探している車は何時も路上の上に有る訳ではない。横を見たり上を見たりしていると予期せぬ場所にあったりするものだ。そういった現象は毎日の生活や仕事においての悩み事解消のヒントや糸口になるのではないかと思った。アンテナだけは磨いて捕われない気持ちでいると答えは意外な所からやってくる。上を向いて歩こう!とはこの場合セレンディピティ (SERENDIPITY) の事なのである。

 

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ロクマルの付加価値

2017年05月07日 | ロクマル日記

 ガソリンスタンドに行けばめずらしがられ、どこかのモールの駐車場に停めれば声を掛けられる。ランクルロクマルは活用しているだけでその存在感が有ると感じる。最近の街を走っている車がおりこうさんな良く出来た車ばかりであるが故にランクルロクマルはアウトローな存在として目だってしまうのであろう。走っているとややガソリン臭い事もあり車に興味の無い人にとっては時代遅れなポンコツがのろのろ走っとるわい、として距離を置かれる。しかし、車に感心のあるドライバー達は現在のおりこうな車に混ざってロクマルが走っていると、おっ!と感じるらしく手でグッドサインをしてくれたり表情で挨拶をしてくれたりする。こういうのを期待外れのコミニケーションとでもいうのだろうか、これらはランクルロクマルを使う事での付加価値だと思っていいのだろう。

 

時々ラブレターなんかももらったりします。

...

 

勿論、私にではなくてロクマルにです。

このトラックが好きです!

手放す時には教えてね。

裏は当人の連絡先が記載されたビジネスカードです。

 

 生産が終了して30年のランクルロクマルの評価というものを数値で表す事はおそらく出来ないと思う。しかし、使用しているオーナーの立場から観るとランクルロクマルは注目を集める存在である事は確かである。投資の世界で株価は美人投票みたいなものだと聞くがランクルロクマルにも当てはまるのであろうか?僕自身は別の見方をしている。それは現在の自動車がおりこうさんになり理性的でスキが少なくエアロダイナミクスで省エネでコスト削減の実態であるが故に人々はそれに飽きてきてるんじゃないかなと思っている。よって、一昔のクルマは今のクルマに比べると非理性的、ヤボで野生的、そんな感覚が感性に働きかけて、おっ!と思うんじゃないかなとも思う。よって僕自身はランクルロクマルは人気があるとは思わない様にしている。むしろ内心では騙されないでね、と思ったりしているのだ。とは言うものの声をかけてくる人々には素直にVERY FUN!(おもしろいぞ!)と言いまくっている自分である。

 

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Nissan GT-R とは感性の実体であった

2017年05月02日 | 日記

 日本を代表する名車と言えば NISSAN GT-R, そのGT-Rの開発、企画のみならず生産、カタログ製作、撮影、収益、品質、販売等の全権を当時の日産の社長兼CEOであるカルロスゴーンから任されていたのが水野和敏さん(MR.GT-R)、英国のトップギア的に表現するならばMIZUNO-SAN である。日産のフラッグシップであるGT-Rという車種に対して全ての権限が一人の人物に委託されたという事は特殊な事であり、裏を返せばゴーン社長から相当な信頼を受けていたのである。水野さんに影響を与えたのは織田信長であるとも言われているが、それは本質思考の在り方とそれを実行する力を信長を題材にした歴史書から学んだと水野さん自ら語られた事による。

 富士スピードウェイを走る日産のレーシングカーに対する取り組みの発着も水野さんの本質思考を現している。レーシングカーを考える時に多くの人々は車体の軽量化と馬力のあるエンジンを組み合わせ最速な車に仕上げる事を目標とする。しかし、水野さんは異なる発着点を持っていた。サーキットを一周する内でアクセルを全開にして走る時間は全体の20%、残りの80%はアクセルを緩めて走っている。よって馬力や重量よりもコーナーでの立ち上がりを重視し、あえて低馬力のエンジンを採用しコーナーを曲がった後にフルスロットルが出来る事を重視した結果、数々のタイトルを獲得してきた。そこには多くの人が考えるようなレーシングマシーンはまず速さという概念は水野さんの発着ではなかった。

 

 GT-Rの開発において水野さんはまず車体の重量に注目した。GT-Rのタイヤの設置面積が決まってから、では何KGの車体を載せればスタート時、コーナーリング、ブレーキング時、に最高のグリップ力が発揮出来るかを逆算し車重を1700KGに決定したところから始まった。その思考と発着から世界最高水準の動力性能を持つNissan GT-R は生まれたのである。即ちGT-Rというスポーツカーには水野和敏さんの開発においての発想の発着という目には見えない思考がGT-Rの存在の価値として有るのである。街でGT-Rを見かける度に発想や思考の発着という原点をその時々の自身の課題に対して問わしてくれる機会を得る事になる。

 

以下は水野さんのブログからの引用です。

 
 ・やっと解りました何故か?……自分自身の謎のひとつが……

R35GT-Rには「水野スペシャル」と呼ばれているユニットやパーツがたくさんあります。

 ブレーキでは どうしても11年マイナーで 外径Φ390のローターを使いたいとの開発を依頼しましたが メーカーのブレンボからは「Φ380以上は理論的にできないし保証も出来ないので開発すら受けません」という返答が帰ってきました。

だけど簡単にできるんです。私の頭の中には「真っ赤な900℃のローターがキャリパーと一緒に歪みながら回っている姿と、一般道路できちんと全く歪みなく鳴きも出さずにガチッとパッドとローターが働いている画像」がだからこの様にすれば直ぐ出来るという図面も完成していたから依頼したのです。。

 すごく簡単なのにどうしてこのような答えが返ってくるのか?

 勿論直ぐブレンボに「この製品の全責任は私が持つ、製造だけは責任を持ってください」というお願いをし、了解が得られたので自身の手で開発をスタートし、私が ブレーキローターやキャリパーの詳細図面指示をしてから5か月後には、部品の修正手直し無く、サーキットや全ての実験をクリヤし 工場の生産ラインから市場に出荷されていきました。

 これはブレーキに限った事で無く、「カーボンとアルミダイキャスト、鋼板という3種類の複合材料を使ったモノコックボディーについても同様に車が走り出すと、外から車を見ているだけなのに「ボディーの微小な変形や全ての部位の動きや撓みなどが手に取るように頭の中で画像が見えてしまう」し、サーキットでピットからストレートを走って行く車を見ると「エンジンの中の炎が燃えている姿、ガソリンと空気が混ざってシリンダーの中に入っていく様子、オイルパンの中でオイルが暴れまわっている姿等 ありとあらゆる物、点火時期の火の付き方」までもが頭の中で見えてしまうし、トランスミッションの中のクラッチが0.1秒で繋がる瞬間のオイルの流れやプレートの歪みまでが見えてしまうのです。

これはタイヤ等でも ピットに戻ってきて タイヤに手を当てるだけで「何処のコーナーでアンダーステアが出て、何処でリヤが流れ ドライバーがどんな修正をしたのか」頭に画像が出てわかってしまうのです。たまに鈴木利男ドライバーには「じゃあなんで走ってテストするの、しなくたって解っているならいいのでは…」等と言われた事も何度かあります。

タイム計測も ピットから出て一コーナーを回った姿から帰って来た時の ラップタイムが解ってしまっていたのです。周囲には「〇〇秒で帰るよ」と言っていました。

 R90CPからR92CPまでのレーシングカーのカーボンモノコックや、サスペンション、カーボンブレーキ、トランスミッション そしてR35GT-Rの主要ユニットや部品の「水野スペシャル」と呼ばれているほとんどの開発は 解析や計算などの行為は全く無く、頭の中に出る画像の結果から開発しているものです

ですから 全てこの様な普通なら2~4年必要な開発が 数か月で生産ラインに乗ってしまったのです。⇒チームのメンバーは知っていますが…

 何故この様な事が出来るのか自分でも解らなかったし、周囲の人に言っても

「そうですね、素晴らしいですね」という会話しかなかったのです。

今年になり 素晴らしいことが起きました。

皆さんご存知の 「オセロ中島さん対応」で最近話題になっておられる 認知科学者で有名な 苫米地英人 先生と何回かお話をさせていただく機会が有り 先生にこれらの事を話し相談したところ 「人間にはもともとそういう事が出来る能力が備わっている。これは抽象度がすごく上がった状態でこれをできる人は殆んど居ない。アメリカではこれらの人は軍事開発の最先端に従事している」つまり 人間は言葉が生まれる遥か以前に生まれ、言葉が生まれるまでの間は 感性ですべてを感じ取ることが出来た。しかし言葉というコミュニケーションのツールが出来てからは 言葉の限界の中で思考をするように成った為 感性の能力が死んでしまった。

抽象度を上げるためには「夥しい数のデーターと、ケーススタディーをした結果と 目的や目標を明確に見える画像レベルまで上げた意識が必要」その結果抽象度はあげられる。

「水野さんは 数少ないそれらの人です。つまり GT-Rという車は 車では無く、水野さんの分身となっているから全てが診える」という事でした。「きっと水野さんはGT-Rについては どんなに小さいネジの一本まで解っているでしょう」という事もおっしゃられていました。

⇒この通りなのです。「先生に会えた事、そしてお話しできた事、そして自分が知りえた事」、全てが私にとって素晴らしかったし 何より話をしていてすごく安心でした。周りにこの様な話の安心感のある人は カルロスゴーンCEOと苫米地先生しかいません。

 GT-Rは水野さんの頭の中にあった画像から生まれたと言う事だ。これはいったい何を教えてくれているのであろうか?文章ではそれを感性の能力と表現している。誰かが言っていたが“ひらめき”ではじめた事は失敗しない、なぜならそれは神の力であるからだという事に近い。我々は仕事や生活の中で様々な活動を行っているが、これからのより良い未来を開く為には自身の中に眠っている感性の能力を導き出すという事を意識する事によって突破点が見つかるんじゃないかと思っている。

 

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