庭先や道の横に転っている古い不動車についての考察。
Relics の意味については先日触れたが、今回は別の観点から Relics を捉えてみる。
自動車の使用歴史が長いアメリカにはクラッシックカーと呼ばれる不動の古い車体がこの広い土地の野原や納屋の隅に沢山眠っている。運のいい車体は引き上げられバラされ、錆と塗装を剥離され再び蘇える。或いは他車を生かす為に部品を提出する。しかし静かに朽ちていく車体は数多く存在する。それはただ単にスクラップ待ちの粗大ゴミなのだろうか?
物事は考え様、
庭先にある古く錆びた不動車を邪魔者扱いしないでやって欲しい。
なぜなら、それらはまだ、
活用出来る存在だからである!
Roadside Relics,
写真集である。
旧車は全て金を掛けて動かす努力をする必要はない。
静かに朽ちていく姿だって楽しんだらいい。
では、具体的にどの様な楽しみ方があるのでしょうかねぇ?
1、朽ちて行く姿を楽しむ。
時代を懐かしみ、新車当時を推測する。
2、庭の照明として活用。
旧車を庭の隅に置いておくだけではなくて車体の一部を活用する。
3、デコレーションやデスプレイに。
物置としても活用。
など、
動かなくても何らかの活用方法があるものです。
バラしてみたり、面白く色を塗ってみたりと...。
不動車とて話題を創造出来る存在である事に、
気付け!
古い不動車とて生活を豊かにする。
というメッセージです。
逆に夢中になっちゃったりして...、