ロクマルでいこう、60でGo!

" AS SLOW AS POSSIBLE AND AS FIRST AS NECESSARY "

夏のニューヨークシティドライブ紀行

2011年06月30日 | ランクル ドライブ

 ニューヨークシティをどーしてもクルマで走り抜けないといけない用事が出来てしまった。

 時計は午後7時過ぎ、愛車のロクマルに乗り込んだ、運転席のドアを開けると溜まっていた夏の熱気がもあ~っと襲ってくる、全ての窓を全開して熱気を開放する。目指すはニューヨーク市、ブルックリン地区である。さーてそろそろ渋滞も緩和されたかな?

 

 ニュージャージーからマンハッタンへハドソン河の下を走るリンカーントンネルを抜ける。このトンネルをくぐる時にになぜか運転する事への緊張感が高まってくる、まるで別世界へのゲートをくぐる感じかな。暑くても極力クーラーを使用しないので各窓は開いたまま、トンネル内の汚れたなま暖かい不気味な空気が車内に入ってくる、あまり大きく呼吸をしたくないので少し酸欠気味か。(笑)

 

トンネルを抜けるとそこは、やはり別世界。

 ニューヨークの街中はアメリカでも特別な環境、人とクルマの多さに圧倒される。ニューヨーク街の運転が好きではないのはその波動にある。クルマはイェローキャブと呼ばれるタクシーが圧倒的に多い、タクシーの運転手も乗客も先を急ぐ人が多いのは解るが譲る事をしない、割り込み、過剰なクラクション、急停止などは当たり前、我良し的な運転を展開してくれる。余裕のない運転、こういった交通の波動が実はこのニューヨーク街そのものを表している。

 

 街を彷徨う群集、いろんな思いを持って歩いている人々。この街が重圧に感じるのはこの人々の想念が集まって交差しているからだと感じる。

 

 街にはこういったオープンカフェ、レストランが多い。開放感のあるこの季節は客入りも良い、これが本当の外食か? タバコは吸えないが排気ガスなら...。

 

  マンハッタンを抜けてやっとブルックリンブリッジに差し掛かる、この短い橋を渡ると少しは交通も穏やかになるだろう...と、ほっとするが、帰り道にまたマンハッタンを抜けないといけないと思うと少し憂鬱な気持ちになる。

 

 用事を済ませて帰路を急ぐ、夜のニューヨークシティは意外と空いているが今度はここぞとばかりに皆スピードオーバー気味か? 狭いニューヨークそんなに急いでどこへ行くと詠いたいが良く考えて見ると僕がいつものようにゆっくり気味に走っている事を知る。

 夜景を横目で眺めながら夜のニューヨーク街を流して見れば、この街にも涼しい風が吹いていた。

 ああー早く帰って入浴シティだな。

 

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オイルチェンジはオイルチェンジだけにあらず

2011年06月29日 | ロクマル日記

 地元の行きつけの店でオイルチェンジをお願いした。

 まずは情報交換、最近の客足や状況を雑談する。実はこの雑談を愉しむ事が出来るのがいい店の条件かも知れない?クルマは整備に、人は雑談しに訪れるのか? 整備士の腕がいいのは勿論だが同時にクルマについて1つ2つ勉強させてもらっている。一緒にクルマを下から見上げながら(一般的な店は安全の為この行為は禁止されている)、あーだこーだと錆の進行具合を観ながらのQ&Aの時間。

 

 

 クルマ(愛車)は定期的に下から見ておく事が大切だと思う、普段は容易に下から覗けないがクルマの下は上のボデーとは違う別次元の世界、上の世界と下の世界を同時に認識しておく事が好ましい事だと思う。

 

 錆や各オイルの漏れ染みを指差しながら具体的にこれは大丈夫とか、これはまずいね~とか、そうする事により今後の整備の計画も立てやすい。

 実は秘密なのだが...いや、別にそういう訳ではないが、たまには別の店で別の整備士にも同じように見てもらっている。そうするとまた別の視点があるので、あちらではこれでいいといっていたものがこちらではダメだったりする、またその逆もある。要は複数に観てもらった方が立体的な見方にもなるという事かな。しかし意見が多すぎるのは混乱の元でもあるのでまず信頼出来る整備士とQ&Aの関係を持つ事が大切かな。

 

 今回はエアバルブの根元の劣化を発見、その場で交換する。気が付かなければ走行中に急にはじけて事故に繋がる可能性もある。その他にもいろいろと気を配って観ていただく。

 たかがオイル交換の作業だがこうやって車の下、ボンネットの中にプロの目を入れる事によって想定外が想定内になる。オイル交換の機会はオイル交換にあらずという事だ。

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Dodge M37

2011年06月28日 | VINTAGE CARS

 いつも前を通り過ぎる近所の車屋に新鮮なクルマが入庫した。

 ダッジ M37、ピックアップトラック 

 説明によると、1952製のこのM37の歴史は朝鮮動乱時に韓半島に渡って使用されたトラックであるとの事、その後アメリカに戻ってきて実用車として使用され続けてきた。

 全体に補修の手が加えられてはいるが大きな部品の欠損はない。これがオリジナルペイントのままであったらもっと良かった…。贅沢な欲望?

 

 60年前のピックアップトラック、価格は7000ドル台との事。店員いわく、『こんなの売るの初めてなんだ…。』

さーて、売りに出されたこのトラック、買い手は見つかるかな。

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GWB

2011年06月27日 | NEW YORK

 北カリフォルニアの都市サンフランシスコと東の大都市ニューヨークを東西に結ぶインタースティツ80(80号線)、このジョージワシントンブリッジが東の果てである。 大陸と島(マンハッタン)を結ぶ橋でもある。 365/24時間交通が途切れることはない。

 

 見ていると豪快なノイズと共に揺れまで伝わってきそうだ。 ニュージャージーからニューヨークへハドソン河を越える。 同時に大陸とニューイングランド地方を結ぶ中継点でもある。

 

 我々が見ている前で一台の緑色のレンジローバーが止まってしまった。 故障かな?大渋滞が始まる! 橋にも毎日いろんなドラマがあるようだ。

 

 遠くから眺めれば美しい橋である。

 この橋も今年で80歳(1931~)、大恐慌の後の世界大戦も911も眺めてきた、長く生きれば多くの情勢を目にしてきた事だろう。今日も多くの人々を様々な思いと一緒に無言で繋げてくれている。 東から西へ、島から大陸へ、そして過去から未来へ。

 

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ファーストレーンの快悦

2011年06月26日 | ランクル ドライブ

 晴れた日の夏の朝はまだ涼しい空気が漂っている。明るい日差しと涼しい風、思いっきりいただきます。味わなきゃもったいないな。

 

 4枚の窓を完全に開けるといつもの車ながら世界が変わる。

 

 いつもちんたらちんたら走っているが、時にはハイウェイのファーストレーンを飛ばしてみる。(もちろん窓は全開)たまにはクルマにストレスをかけ、少し緊張してアクセルを踏み込む。

 スピードはそんなに出ているわけではないが、サーキットの直線でポルシェを追い抜くハコスカの感覚? 舞い込む風を意識するとそれはクラッシックな英国製ライトウエイトスポーツカーの感覚に憑依される様だ。(凝った表現だな...)

 

 

 スピードを出すと感じるりジッドサスペンションの踏ん張り感と個性、これはたまらない感覚である。リジッドの快悦感。

 クルマが古いからといって運転する喜び、楽しみ、快悦感も古くなる訳ではない、むしろ逆だと言える。またトラックだからといってスピードを楽しめない訳ではない。古いランドクルーザーが後ろからぐいぐいと迫ってくる姿は感動的ではないだろうか?...妄想?

 

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路傍の花

2011年06月25日 | ロクマル日記

 いつもランクルを泊めるめる道端の隅に静かに咲いた一輪の花。

 この小さな花に心が留まった、生命力を感じたからだ。中学の卒業時の色紙にある先生が書いた、踏まれても立ち上がれ! の言葉が頭をよぎる。偉大な歴史に残る革命家や勇士なる人物も路傍の花から静かな励ましを受けなかったであろうか? 

 こうして花を咲かせたのはあなたに気付かせるためだったと...そう花は僕に優しく語りかけた。

 ランクルを泊めなければ気付かなかった小さな花。こんな花達が今日も世界中で人々に何かを静かに語りかけている。

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(E)クルマが似合う男

2011年06月24日 | 日記

 

 フォード リンカーンの売り上げがよろしくないので...本腰を入れて、てこ入れを始めるようだ。売れなくなった(人気がなくなった)理由は推測できる。一つは個性がなくなったからだろう、最近の高級車は似たり寄ったりで高い金を出しても欲しい!とする渇望が湧かない。今の時代に良いものを作る(売れるもの)のは簡単な事ではない、最近のメーカーの流れは復興モデルか?過去に成功した車種を現在の技術と規制の中で再現、しかしそれは過去の栄華にすがる姿勢にもなる。クルマの開発の難しさは技術的な事は勿論だが、新車の位地付けや、捕らわれ方に対する配慮でもあったりもする。

 ...しかし、何でいちいちこれからの事を記事にするのか?が解らない。世間の反応を伺っているのだろうか?いちいち公表せずに秘密裏にやればいいのにとも思うが...。

 

 フォードには既に実績がある、過去の人気車種の面影を残した今日のマスタング、新しいマスタングは全てにおいて過去のマスタングとは異なる、新しいマスタングは実用車、現在の使用環境に適応出来る。そして過去のマスタングは崇拝するアンシスター(先祖)となりやがて神となった。(笑)

 

 映画 "ブリッツ" でサンフランシスコを舞台に派手なカーチェースを展開したステーブマックイーン。 

 このマスタングが伝説となり、世界中のマスタングファンの脳中から片時も離れる事はない。彼らはマスタングのステアリングを握る度にマックイーンの意識と同調する。(言い過ぎか?)この男にこのクルマは良く似合っていると思う。

 スクリーンの中のいい男には常に(E)クルマがよく似合う、なんでだろ?

 男にとってクルマとは即ち自分自身かも知れない?自分を表現する為の媒介ではなかろうか、だからこそ背伸びもしたいし、かっこ良く乗りたい。そのための努力を惜しまない。

 ランドクルーザーロクマルは僕自身、ランクルの似合う男だな? 

 その通り、錆やヤレが似合っていると思う。

 

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郊外のちょっとリッチな住宅街で

2011年06月23日 | 日記

 昨日はニューヨークの郊外にある知人宅を訪れた。

 

 世界中の田舎者が集まる(笑)ニューヨークを後にする。

 

 30分も走れば静かな住宅街が広がる。人々はこの辺りを高級住宅街と呼ぶ。

 

 高級住宅街という呼び方はふさわしくないだろう、森林街がふさわしい。夏期は深い樹木の森に覆われて建物である家は路上からは見えにくい。東海岸の裕福な人々の住む地域は良く整備された森の中である。茂みの隙間にちらちらと見える "FOR SALE" の売家のサインが最近増えたように感じるが...。

 この豊かな住宅街を走る度に思う事がある。

 それは貧富の差、格差である。

 アメリカ合衆国は現在3億人以上の人口を抱える大国であるが、いわゆる生活保護(フードスタンプ)を政府からもらって食いつないでいる人々の数は4500万人もいる。これは成人した大人の数なので実体は5人に1人は政府から生命を養ってもらっている概算になる。

 これが資本主義社会の姿の一面である。

 そして...。

 高級住宅を走る度にランドクルーザーFJ60は高級住宅街ににあうなぁ、と勝手に妄想する。(静笑)

 (住民の皆さん大変申し訳ありませんでした。)

 

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クルマの先にあるもの...

2011年06月22日 | 日記

 クルマという存在が生活の目的ではなく、生活の為の手段である事の方が生き方としてはかっこいいのではないかと感じている。

 このような問いがある、あなたにとって大切なのは仕事か家族か?

 僕自身はこの質問に対してこの質問は鶏が先か卵が先か?の質問に類似していると思っている。結果、仕事の向かう先には必ず人が存在し同時に家族が存在する、多数の幸せと自分の家族の幸せ、そしてそれは自分自身の喜び、になるのが理想なのだろう。

 

 クルマの行き先も人かな?道具として割り切ってしまう足の延長だとおそらくクルマ文化や自動車マガジンなどはこの世に存在しなかった。クルマに情熱をかける輩もやがては多様に人と結び付いてゆく。

 ではなぜ人と人との関係にランドクルーザーなのか?

 美味しいコーヒーならばどんな容器で頂いても同じ味だ、ご飯を食べた後の茶碗に注いでもいいかも知れないし、戸棚に仕舞い込んだちょっとカビ臭い高級陶磁器でもいいかも知れない。しかしどうせ美味しいコーヒーを頂くには販売機の紙カップよりもシンプルな陶磁器の方が良いだろう、しかも落ち着いた良い環境の中でいい音楽と一緒にね。

 人の移動手段もこの感覚に似ている。ちょっとそこまで移動する事にこだわりと個性をみせる、少しでも楽しく一瞬の時の空間に自分を、他人を置こうとする、その手段が僕の場合ランドクルーザーであるという事だ。

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クルマに乗らない日

2011年06月21日 | 日記

『今日から夏ですよ。』と朝のニュースキャスターが喋っている。季節の変わり目に節を付ける意味で夏宣言はあったほうが良いのかも知れない。しかしこの季節の変化は優しい変化である。なぜか?それはいつも(毎年)予測と期待の中で起こる変化に過ぎないからだ。

 

 花は種を撒いて条件さえ満たされれば美しい花を咲かせるようにプログラムがなされている。原因と結果の因果関係をはっきり示してくれているように感じる存在である。

 正確な自然の四季の変化や星の運行に比べて世の中の(人間社会の)変化はどう説明したらよいのであろうか?

 飢餓、維新、革命、戦争、恐慌、バブル、天災、これらはいつの時代にも起った。人はどの時代に生まれてきたとしても必ず一つや二つは経験するように仕組まれているように思われてならない。人間は試練を受ける事を条件にこの世に生まれ出る存在なのだろうな、きっと。

 ギリシャを初めとするユーロ危機、アメリカの国債問題、中東の紛争、そして日本の災害原発の課題、世の中はいつでもどこでも、どの時代でも『やばい!やばい!』ばかりだな。会社や事業も同じかな?家庭は?お陰で本は売れますが...。(笑)

 

 多くの出来事に対して唯一の答えなどない、そんな時はただ自分の心の中のみを見つめて見るに限る。しかしそれは意外と難しかったりする...が、良い方法がある。

 自然(物)を見つめて見る(観察)事だ。

 そこには問いに対する答えはないかも知れない。ただそれらはいつも音のない声を語っているがその声は耳で聞くものではなく、心で感じる声であり、決して万民に語ることはなく、常にあなただけに語ってくれている。

 自然と共に生きる、とか自然を大事にする、という事の本質は実はこういうことなのだろうと思う。

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ランクルはヨンマルに近い程おもしろい!

2011年06月20日 | OVERLAND CAFE

 子供の学校のイベントで、でかくて分厚い本が手に入った。昔の百科事典のような豪華な本、1981年製、30年前の物だ、当時僕はまだガキだったが彼の本の存在は知っていた、あこがれていたからだ。ひと月のおこずかいが2千円だった時代に何と3千5百円の高値であった。本の出会いも縁だと思っているがあれから30年後に僕の手元にやってきた、しかもここはアメリカ合衆国だぞ、本をめぐるロマンの旅を感じるなあ。しかも僕はこの本の存在を忘れかけていたのであった...のに。

 

もっと広く!開高健/水村孝 

 巨魚の写真集には生命力を感じる。そんな魚を追いかけ格闘し現地で食す、南米アマゾンはおもしろさに満ちている、写真も文章も彼らの感動を裾分けする程度なのだろうがなかなかのボリュームがある。

 

 

 国民一人に牛2頭/年の国アルゼンチンでの小話。

 アサド(焼肉)パーティーの肉は岩塩とコショウをまぶしただけ。 …そこにはオンナが一人もいない、女をまじえないというのはしきたり?なのだそうだ、女をいれるとたちまち男に緊張が生じ、自由が消え、味覚が損なわれ、肉と小話、両方の味が一度におちてしまうというのである。これは女を軽視してではなく、むしろ女の実力を認めればこそなのである。恋と美食は両立しないという認識である。(と、の事。また逆もあろうが...)

 

氏の後ろにさりげなくあるのはランドクルーザー50系

 

アルゼンチンの格言: 肉は骨に近いほど旨い!

開高氏の半句: 食事は大地に近いほど旨い!

ロクマルおやじの半句: ランクルはヨンマルに近い程おもしろい!

 

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ランクルが好き、でも趣味じゃない...では?

2011年06月19日 | ロクマル日記

 僕はランクルが好きだ。しかしそれは趣味ですか?と問われるといや違うと思っている。では趣味ではなく愛好家?そう、それは間違いない、しかしまだこの感覚をしっかりと形容した表現として消化できていない感覚であった。ただ少し古いクルマ好きで、世の中の流れに流されたくない(つっぱり)面をもったおやじななのだが...。

 

 趣味は老人のものだ…村上龍の表現である。

 …基本的に趣味は老人のものだ。好きで好きでたまらない何かに没頭する子供や若者は、いずれ自然にプロを目指すだろう。

 なぜ氏は老人と表現したのか?

 老人は…自分の世界を意図的に、また無謀に拡大して不慣れな環境や他者と遭遇する事を避ける傾向がある。

 現在まわりに溢れている『趣味』は、かならずその人が属す共同体の内部にあり、極めて完全なものだ。だから趣味の世界には、自分を驚かすものがない代わりに、人生を揺るがすような出会いも発見もない。心を震わせ、精神をエクスパンドするような、失望も歓喜も興奮もない。真の達成感や充実感は、多大なコストとリスクと危機感を伴った作業の中にあり、常に失意や絶望と隣り合わせに存在している。つまり、それらはわたしたちの『仕事』の中にしかない。

 以上、氏の著書『無趣味のすすめ』から引用。氏の洞察力と無駄のない文章でした。

 

 生き方に影響を及ぼし、車によって出会いもある。心を揺さぶる歓喜や時には失望もあるならばロクマルライフは『仕事』となる。

 まだしっくりとは消化できてないけど、自分が趣味ではないと思っているのだから次の的確な表現が見つかるまでは仕事として捕らえてみようと思っている。ただやはり趣味ですか?と聞かれた時に、いえ仕事なんですよ。と答えたら長~い説明を加えなければいけなくなるだろうな。

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サマータイム

2011年06月18日 | ランクル ドライブ

 夏至が近い事もあり晴れた日は9:00PM頃にやっと辺りが暗くなる、一年で最も明るい時間が長いこの季節には早くから自宅でくつろぐよりも積極的に外に出て刺激を求めたいと願う気持ちがある。

 

 

 アフター5:00の都心は交通渋滞の運転最悪環境、どうせ走るなら気持ちよくね。FJクルーザーがロクマルの前に割り込む、これは挨拶か?運転してたのはおばちゃんだったけど...。

 

成り行きで高速に入る。そして考える、さてどこにいこうか?(笑)

しまった!??? 窓を全開にしときゃよかった...普通は高速で窓を閉めるが今日は風を感じて走りたい気分なのだ。

 

 スカイライン ドライブ。 ランドクルーザー ドライブに次ぐ?快適な山の尾根を実際に走るコースだ、フェルメーターが低いので今日は辞めとくか...ランクルで走るにはちと辛いコースなのだ、ワインディングとエンジンブレーキの連続で走るが、ロクマルの後には後続車がびっしりと続きますので...。(笑)

 

 ガソリン価格が気になる。僕が北米を一周した昨年の秋よりも1ドルは高い、僅か半年間で...。半年前も高いと感じていたのにね。路上にあふれ走る車を見ながら、皆よくやっているよ、とエールを送りたくなる。

 

 

 結局ガソリンを入れて帰って来る。地元の子供たちの間で有名なフェイスハウス(顔に見える家)を通り過ぎる。これはアイリッシュバーであるがなかなかかわいい。

 2時間ほどガソリンを消化して手ぶらで帰宅。

 さーてこれからメシ作りが待っている。...何作ろうか?

 

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OVERLAND

2011年06月17日 | EXPEDITION

 バーンズアンドノーブルというアメリカで一番大きな書店のチェーン店。そこのトランスポーテーションのコーナー。ざっと見ても150冊以上の自動車、バイク関係の雑誌が並んでいる。毎週一度はここに来て進行するトレンドを追いかけてる。アメリカの雑誌だけではない英語圏の英国の書籍も多い、クルマの世界というのはとても広くそして深い。一般ニュースで伝えられるエコカーなどに注目が集まっているとはいえ全体の中の一部のカテゴリーである事が分かる。

 

 ほんの数冊の本を購入するのに1時間ほどかかる、気になる雑誌を手にとって気ままにめくり、目が止まったら数行読むを繰り返す。この時間にクルマ好きな方々がこの場にやってきて同じ行為をする。私よりもずっと年配の方の方が車には興味あるのかな?

 レジに並んでお金を払う時に多くのアメリカ人のお客さんは店員とのたわいのない短い会話を楽しんでいるようだ。挨拶から始まって、この服は~で買ったとか、評判のレストランとか、時には悪口も...。この短い会話に付き合う事がお客の満足に繋がるのかな?インターネットでの買い物にはない会話という行為。

 

 今年で(まだ)3回目のオーバーランドエクスポがアリゾナ州で開催されたようだ、このスタイルの楽しみ方が今後どのように伸びて行くかは楽しみである。

 

 

 このタンドラを見るとランドクルーザーを凌駕しているようにも感じてしまう。トヨタの敵はトヨタかな?

 

 パリダカなどで活躍するカミオンを想像してしまうトラックだが、こういった大型トラック4X4キャンパーをアメリカの道で見かけるようになる日は近いのかも知れない、でもこれがルビコンやモアべにその姿を現したらドキモを抜くのは間違いない。

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路上に置Man's長者

2011年06月16日 | 日記

 クールだな。ストリートを飾るトヨタ ランドクルーザー ボロクマルと、フォード エクスボロラー(笑)、共通点はよく窓を開けたまま止まっていることかな。これは安全の象徴かも?

 ここを通り過ぎていく人々に、あー今日もぼろいクルマが止まっているなーとして安心感を感じていただければと思っている。(???)

 エクスボローラーのオーナーは僕を仲間だと感じているらしい、そして道行く人々は似たような奴が住んでいるなーと感じているのかな?

 

 1997年の少し古い著書の中で億万長者が好む車種はいったい何か?が具体的に書かれている。(以下引用)

 億万長者の10人に1人はフォードF-150トラックを、4人に一人はフォードエクスプローラーを運転する。

...車であなたの価値が決まる訳ではない、彼らはお金の心配をしないですむことのほうが、世間体を取り繕うよりもずっと大切だと考える。(引用終り)

 

 あーなぐさめられるなー、この本によって...(涙)

 

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